タイヤを選ぶときに何を重視して選んでいるでしょうか。

最近ではタイヤの性能の一つの指標となる、転がり抵抗は数値化されています。
すごい世の中になったものです。
しかしその数値だけでタイヤのすべての性能を測ることはできないと思います。

ではそれ以外では、どのようなところを重視して選んでいるのかということで、まったくもって個人的な好みのお話ではありますが、ワタクシが考えるタイヤ選びで重視すること、重視しないこととは!?そんなお話にしてみようと思います。

※あくまでもワタクシ自身の乗り方に合わせた独断と偏見が入り混じったお話でございますm(_ _)m。

▶さほど重視していないところ
もちろん無いよりはあったほうが良いと思います。
それは間違い有りませんが、重要度は、、、と言うとそこまで高くない項目のお話からです。

①転がり抵抗
いきなりですが(笑)
転がり抵抗はタイヤによってもちろん差が出ると思いますが、ワタクシ自信 様々なタイヤを試しておりますが、実際に乗ってみての転がり抵抗に関しての差はというと、、、あまり良くわかっておりません。

というのもこちらの記事にも書いてありました。

実際に乗ってみてもタイヤ事による違いはよくわかりませんでした。

それでも実際に乗ってみて転がりをよく感じるのはタイヤの種類よりも、何故か新しいタイヤにした時です。
しかし通常、摩耗をすると転がり抵抗は低くなるというのは車のタイヤのお話です。
ということなのですが、やはり新しいタイヤは一踏み目から気持ちがよく感じるのは、気持ち的な問題かもしれません。
(個人レベルでは調べるのはほぼ不可能なぐらいのお話です。しかし頭の中で考えられることとしては摩耗したタイヤの変形量は少ないといいうことですが、新しいタイヤはグリップ力もよく路面への食いつきがよくパワー伝達のロスが少なかったり、硬化も全くしておらず柔らかく動いてくれることで軽く感じるのか、、と色々と要因を脳内で考えてはみますが、難しいところです。どうなんでしょうか。)
こう言ったロードバイクで人間が体で感じるの主観的なお話は(フレームの劣化のお話でもありましたが)、機械では全く計測のできない部分を感じ取っている、というのはよく聞くお話です。
そこに楽しさであったり、不思議を感じるのも楽しいのではないかと思います。

お話を戻して、某タイヤ屋さんとお話をさせていただいたときも、そもそも何をもっての転がり抵抗?というようなすこし面白いお話をさせてもらったりもしました。


②乗り心地
乗り心地に関してももちろんタイヤの性能差もあると思いますが、タイヤの太さ、そして空気圧の影響がかなり大きいと思われます。

ではこのタイヤの適正な空気圧は、というのは一概にこれ!と決めるのは非常に難しいです。
というのも体重や乗り方、実際に走る速度域というだけではなく、走るコースによっては変わってくると考えております。

全く個人的な意見ですが、フレームやホイールが硬くてもタイヤがヨレヨレであると意味がなくなってしまう気がします。
速度が上がれば上がるだけ、タイヤに掛かる負担は大きくなり、パワーが上がれば上がるだけタイヤのコシが必要になるのでは無いかと思います。

要はサイクリングのようにのんびりと乗るときと、レースのような強度で踏むときに同じ空気圧で良いのかと言われるとおそらく違うと思います。
正確な空気圧の管理はとても重要だと思います。

最近ではチューブレスもそうですし、クリンチャーでもラテックスチューブや超軽量チューブも従来の分厚いブチルチューブよりも減圧が早い傾向にあります。
基本的に乗車前は空気圧の管理をしっかりとする必要があります。

空気圧は低いほうが乗り心地はよいですが、低すぎればリム打ちパンクをしますし、バン!と、またグイグイパワーをかけて踏んだときにヨレてしまう場合もあります。

使い方に合わせた適正な空気圧を自分なりに探るのが良いと思います。


③重量
重量に関しても最近そこまで重視しておりません。
ヒルクライムレースであれば少しでも軽くしたいと思いますが、普段使いでは重量はかなり蔑ろです。
重量よりももっと大切なことがたくさんあると思っておりますので、多少重くてもOK、軽かったらラッキーぐらいの位置づけです。

ですのでワタクシ場合ですが、シーラントをケチってギリギリの量で入れることはなく、多少多めに入れ運用しておりおます。
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▶タイヤ選びで重視しているところ

逆にタイヤ選びでこれは外せない!という項目です。

①コスト

これは意外と重要視しております。
というのもタイヤは下手したら2kmでも100mだとしても、だめになることがあります。
ワタクシの最短記録は1時間半、40kmの寿命でした。



パンクは、”運”次第、神様のいたずらのようなものです。
多少の傷であれば修理をしてなんとかならないことも有りませんが、大きなサイドカットや異物穿孔もひどければ一発アウトです。
駄目ならば交換しか有りません。

またタイヤは確実に消耗品です。
高いタイヤをケチって使うのであればグレードを落としてでも新しいタイヤのほうがグリップも良いですし、パンクもしづらいですし良いと考えております。

もちろん個々のお財布事情にもよるかとは思いますが、あまりにも高すぎるタイヤはおいそれと導入しづらいところがあります。


②耐久性・耐摩耗性
これは意外と重要度は高いと思われます。
というのも、上のお話と相反するところはありますが、タイヤの美味しいところが長いほうが安全性が高いからです。
摩耗が進むことで、グリップ力は確実に落ちるというお話です。

転がり抵抗が低いほうが少ない力ですすむ、いわゆる燃費が良いタイヤというようなお話もあるようですが、摩耗によってグリップ力は落ち安全性が損なわれるのはちょっと考えものです。

またいくら走行距離少なくて、摩耗が進んでいなかったとしても劣化は進みますのであまり長い時間が経過したものはお勧めできません。

③耐パンク性能
これはかなり重要です。
というのも理由は簡単です。
どんなに優秀なタイヤ、軽くて転がり抵抗が低いタイヤでもたった一回のパンクで、もう取り戻せないぐらいの差が付いてしまうからです。
ワタクシがチューブレスを使用している理由でもあります。

田舎の道を走っていれば多少荒れた道、場合によっては砂利が散乱していたりもします。ちょっとやちょっとでパンクをしてしまうようでは実用的では有りません。

そしてウエット路面でのパンクのしづらさ、これも超重要です。
通常ウエット状態ではパンクの確率は上がりますので、ウエットの路面でこその耐パンク性を重視しております。
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※チューブレスのパンクに気がつくのは帰ってきてからがほとんどです。

④ウエット時のグリップ力
はっきり言ってレースでもない限り、ドライ時のグリップ力の違いがわかるほどギリギリを攻めたりすることはありません。公道でそんなことはやっていては命がいくつあっても足りません。
というかワタクシの場合は例えレースでもタイヤを使い切るほど、カチッカチまで攻めるほどうまく有りません。。。

ワタクシの経験上のお話ですが、はっきり言って最近のハイエンド~ミドルぐらいのモデルのタイヤであれば路面がドライであればグリップ力に不安のあるものは有りませんでした。

しかしです。
ウエットとなると路面のグリップ性能は顕著に落ち、タイヤの性能というか個性が出てきます。
もちろん雨天やウエット路面の公道でゴリゴリ走ることは有りませんが、それでも雨が降ってしまっても寒くなければ走りますし、最近では雨のあとの染み出し流れる水等はよくあることです。
転ぶか転ばないかは腕ももちろんのこと、最後はタイヤ次第です。

ウエット時のグリップ力はタイヤによって差があるような気がしております。
そして何よりも古いタイヤのグリップ力は低いです。

ですので、やはりタイヤをギリギリまで使うのはエコではなく、安全性を犠牲にするということです。
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▶まとめ
今回はワタクシの個人的な趣味嗜好でタイヤ選びのお話でしたが、実際にタイヤ選びで重要なのは、タイヤに何を求めるか、ロードバイクの使い方にもよって変わってきます。

雨が降ったら絶対に走らん!輪行だ!という場合はウエット性能の優先度は低くなるかと思いますし、きれいな路面で平地オンリーであればまたタイヤの選択は変わってくると思います。

またサイクリングは乗り心地命!と言う場合もあると思います。

ご自身の使い方に合わせたタイヤを選択するのが良いと思います。
もちろんどんなタイヤが良いのか?と言うところからお店に相談しに行くのも、良いと思います。
ということで今回はタイヤ選びで重視すること、重視しないこととは!?そんなお話でした。


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