SCHWALBEのPRO ONEのチューブレス(レディ)タイヤです。

TLEというのはTL(Tubeless)E(Easy)、チューブレスイージーということです。

開発コンセプト的にはチューブラーのようなしなやかな走り心地を目指した、ということです。
※詳細はページ最下部に外部リンクを貼りました。

PRO ONEの実測重量はというと、25cで実測248g(画像撮り忘れて、、、m(_ _)m)チューブレスとしては良い感じな軽量です。勝手なイメージですが、210~220gは軽すぎて不安、250g前後は妥当、300g~はちと重い、そんなイメージです。

今まで使用していたタイヤは
フロント:Vittoria Corsa Speed(240g)
リア:Vittoria Corsa(300g)
双方25cでTLRタイヤです。
重量的には有利になるはずです。。。

が、そのお値段がぶっ飛びで、なんと強気の12,100円込です。
お値段もかなりのものですし、メーカーの力の入れようも、、、使用前から期待値がかなり高かったのです。


ということで早速。
▶組付け
DSC_9554
いきなり組み付け後の画像になりますが、組付けは簡単ではありませんでした。
チューブレスイージーなのに。。。(笑)

ビードをリムにはめるのはそこまで苦労をしませんでした。普通のチューブレスぐらいでした。触った感じとしては他社のタイヤよりもビードは柔らかめでしなやかです。(Vittoriaのビードは特に重く硬く感じます。)
しかしです。その後の組み付けに苦労をしたのは、下記の2点です。

①ビードが上がりきらない
ビードが上がりにくいということはありません。
普通にコンプレッサーを使えば一発で上がるのですが、上がりきらない(リムラインが出ない)部分が目立ちます。
コンプレッサーである程度まで空気を入れて、その後フロアポンプで所定の空気圧まであげます。通常であれば推奨圧ぐらいまで上げるとパパンとビードがきれいに上がるものが多いのですが、いつまで経っても上がりきりません。。。
もちろんビードワックスの代わりにベジタレックスを使用したのですが、結局きれいにいくことはありませんでした。

結果的には手で無理やりあげたのですが、リムラインはOKでしたが、内部でビードがきれいに上がりきっているかは不明でした。
というのも、、、下へ

②ビードとリムのロックがあまい
空気圧が下がるとビードが自然にボコンと落ちてしまいます。
DSC_9690

これはビードが上がりきっていないためか、もともとの嵌合が悪いのかは不明ですが、推測するにおそらく前者です。CTでも取れば確認はできますが、一個人には無理です。
通常安全のためには、ビードはリムにしっかりとロックをされていないと危険だと考えられます。
というのも、パンクをして空気圧が下がったらビードが落ちていては、リムで走ることになったり、それこそ最悪タイヤが外れてしまうことも考えられます。

リムのロックはされなくても空気が抜け切る前に止まれば良い、ということがあるのかもしれませんが、傷が大きなパンクなどの際にはすぐに抜けてしまう場合があります。
また通常他社製のタイヤでもビードがそんなに簡単に落ちるものはほぼありません。

ではタイヤではなくて、TOKENのリムが悪いのか?ということも考えられなくはありませんが、Hutchinson、Vittoriaでは減圧でビードが落ちることはありません。IRCではバッチバチに硬くはずれないぐらいです。

というのがリアだけ、、、なのです。


▶実走へ
走りは軽いようにも感じます。
とは言っても重量的に軽くなっていることが有利なのかは不明です。それにしても全然悪くありません。コルスピの様に接地感が薄くなるほどの軽さはありませんが、それなりに軽いと思われ何も不満はありません。

乗り心地も普通に良いです。
しなやかさ、という点ではHutchinsonのGALACTIKをもう少し硬くしたよう(パフォーマンスぐらい??)で、IRCのS-Lightよりも少し柔らかいようなイメージです。
速度を出した時の”コシ”と言う意味では全然不満はありませんでした。

続いて、コーナーリングです。
やはりTTの決戦用のタイヤ(コルスピ)と比べては、、、多分だめですが、かなり安定しています。(コルスピは軽すぎ。。。)もちろん限界まで攻めることはありませんので滑るとか滑りやすいとかは不明ですが、とにかくコーナーリングの際に安定感はあります。ウエット時のグリップ力も問題ありません。
しかし対象をIRCのS-Lightと比較すると、そこまで大きな感動はありませんでした。S-Lightの下りの安定感は思わずつぶやいたぐらいでした。

▶弱点
走行距離は1,200kmぐらいでした。
それはわかるのですが残念ながら、耐パンク性能が非常に悪いと感じました。(特にリア)
もちろんパンクは運、というところもあります。それでもリアタイヤはウエットを走るたびにパンクをしていました。

そんな投稿も。。。
シーラントで、ビッタビタです。

これ以外にもこちらです。
DSC_9684
どちらも走行できないほどの傷ではありませんが、パンク頻発です。

DSC_9692
カットも、穿孔も双方強くはなさそうです。

当然ドライコンディションに比べて、雨の日、また路面がウエットの状態であればパンクはしやすいです。こればかりは致し方がないことです。
それを考慮しても、ウエット路面で走るたびにパンクをしていてはどうしようもありません。
何千kmも使ってきたVittoriaのCorsaではこんなにパンクをしませんでした。コルサもカットはあるのですが、穴が開かずにパンクになりません。

耐パンクでいうと、S-Lightもウエットのパンクは多かったです。


▶それ以外の不満点
シーラント、ベジタレックスとの相性があまり良くありませんでした。
もちろんタイヤとリムだけではなく、タイヤとシーラントの相性というものは間違いなくありますし、理解はしていますので大きな問題ではありません。

しかしです。
不思議なことに、前輪はベジタレックスでもOK、後輪はNG、これはタイヤの個体差??(ですので上のパンクの画像はカフェラテックスが入っていました。お気づきの方はかなりマニアック!です。)
使用していけばそのうち前輪でも同じ現象が起こるのかもしれませんが、これは現在では不明です。

ビードの件も考慮してもタイヤの個体差が大きいのかもしれません。

フロントでは今の所大きな不具合はありませんので、もう少し様子を見ながら使ってみようと思います。


▶まとめ
ロードバイクのチューブレス自体はまだまだ歴史が浅く、ノウハウの蓄積が浅いのではないか、と考えております。一部メーカーを除いては、各メーカーTLRタイヤをメインの商品として、発売したのもつい最近の話です。

現在のロード用チューブレスタイヤはまだまだ改善点は多くあり、導入の足かせとなってしまっている製品も少なくないと思います。
今回も出てきましたが、相性と言う言葉で片付けてしまえば便利な一言ですが、これも本当はそんなことがあること自体、良くないことだと思います。

これはタイヤだけではなく、リムもそうです。

しかしチューブレスタイヤを頭の中で考えれば、安全性は確実に高いです。
タイヤは安全に走ることはもちろんのこと、最後は命を守る砦のような存在でもあります。
だからこそ今後に期待をし、より良い製品になることを願っております。
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