ミドルエイジとはおよそ35歳位~ということのようで、中年となると40歳ぐらいからということが多いようです。しかし肉体年齢に関しては個人差もかなりありますので、言葉よりかは少し巻き戻っておおよそ30歳を過ぎてぐらいから、、、というお話にしてみようと思います。

ロードバイクのサイクリングは中年から始めるのにも適している趣味だと考えております。
と言うのも、ロードバイクといえばママチャリなどと比べてかなりお金のかかる趣味ですし、若いうちはそこまで健康のための運動とか、あまり気にしなかった若者時代を過ごしてきました。
また目的地があれば、わざわざ大変な自転車でいかなくても車やオートバイで、ということもあるのかもしませんが、そこには乗った人にしかわからない達成感や何かがあるのかもしません。

以前聞いたお話で、歳を重ねるごとに自分を褒められることがなくなってくる。自分で自分を褒めてあげる、認めるために。そんなこともあるようです。

ということは前置きとして、今回は中年 ミドルエイジ世代のロードバイクの嗜み方の8つのポイント、そんなお話です。
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①現実を知る
基本的に加齢だけでも体力は落ちる傾向にありますし、それに重ねて生活習慣も体力を落とす要因になると言われています。
具体的な話では柔軟性、瞬発力、最大心拍数(Vo2MAX)等も低下するというお話です。

しかしです。加齢と友に、逆に増加するものもあります。
あぁ悲しいかな、それは脂肪です。
脂肪はつきやすく、落ちにくくなるもので残念すぎます。

ロードバイクでサイクリングと言う趣味は体への負担をかけにくく、脂肪を燃焼しやすいという反面、ご飯が3倍ぐらい美味しく感じてしまうという恐ろしい面もあります。
最初のうちは体重がスッと落ちてもその後あまり変わらない、と言うのもお腹がすいてたくさん食べてしまう、と言うお話は少ないことではありません。


②休息をしっかりと取る
休息は重要です。
体が成長するはトレーニング中ではありません。休息中に体はより強くなるものです。

しかしです。歳を重ねるごとに1日で治っていた筋肉痛は何日も治らず、というかむしろ次の日にはピンピンで2~3日後に動けないなんてことも。。。

ともあれ若い頃のように無茶をするとしっかりと何倍にもなったつけが回ってきてしまいます。無茶はせずにしっかりと休息を取り、メリハリのある運動習慣をつけると良いと思います。
充実した練習の後の食事、そして睡眠は最高に気持ちの良い瞬間です。


③若者と同じとはできない
若者と同じことはできない、としっかりと理解することはとても大切なことです。

加齢と共に身体能力は確実に落ちます。
若い頃はのりと勢いで多少の無茶をしたとしても、数日、早ければ一晩でも寝ればスッキリ!というのは若さゆえの回復力です。

ロードバイクを初めて買ってすぐ悪友に連れられていきなり100km走った。なんて話を笑いながら語れるのは若者だけ。そんなことをやろうものなら数日間寝込んで、それこそ新車のロードバイクは即査定に出されてしまうかもしれません。

いきなりあまりにも無茶なことはしない、ということは大切なことです。

ただしです。
年をとったからと言っても成長ができないわけではありません。
世界的なレース等の結果をみてもそうです。
しっかりと練習をすればいくつになっても成長することは出来るはずです。


④練習の習慣をつける
若い頃よりも有利なこと、それはある程度自分の時間が作れる様になってくる年頃かもしれません。
何かと手がかかりすぎていた家庭内はある程度落ち着いたり、朝から晩まで忙しすぎた仕事は部下に押し付けて任せられるようになったりです。(笑)

今こそ、練習の習慣を作りやすくなる時です。

休日にまとめてがっつりたっぷり乗りすぎて辛くなることはよくあることです。
休日にしっかりと楽しむためには、平日も少しの時間活用し、基礎的な体力を高めておくことです。

それは休日のサイクリングだけではなく、健康という面でも良い影響を与えてくれるはずです。

忙しい平日は1日に何時間も取る必要はありません。1日30分でもサドルの上で過ごすようにする。このようなちょい乗りの習慣をつけるだけでも健康面でもかなり良い影響があるはずです。

そして習慣がしっかりと根付く頃には体力の変化、そして見た目的な変化も起きている、、、かもしれません。


⑤財力を発揮する
若い頃よりもある有利になることは他にもあります。
それは財力です。
ある程度、若い頃よりも時間だけではなく、自由になるお金も持てるようになってくる場合もあると思います。

豊富な財力を遺憾なく発揮し、105よりもULTEGRA、ULTEGRAよりもDURA-ACE、ハイエンドの軽量カーボンフレーム、ハイエンドのカーボンホイールと基本パーツはカーボン中心でまとめて6kg台のバイクを作ります。
下手したらセカンドグレードぐらいのものを買っても、少ししたらまたすぐにもっと良いものが欲しくなってしまうかもしれません。それならばいっそのこと、ドカンと決めてしまうのも良いです。

もちろん機材だけではありません。
回復のためのサプリメント、スポーツ整体等にも遺憾なく財力を発揮させられます。


⑥結果を焦らない
1週間で-@kg!即効ダイエット!のようなキャッチャーなお話ではありません。
そもそもそんなに数ヶ月がもりもり速くなったり、激的にマッチョメンになったりする可能性があるのは、初心者の方、もしくはポテンシャルが高い方、そして若者ぐらいなものです。

ミドルエイジ、中年のオジサマが突然劇的に変わるのは、、、残念ながらかなり厳しいです。

目標を持ったり、結果を求めること自体は悪いことではありません。
しかし結果を焦りすぎたり、高すぎる目標というのは良いことではありません。

明日明後日の話ではなく、来年、再来年と安全に長く続けることを何よりの目標とすることが良いと思います。
そうして何年も続けていくうちに素晴らしいスキルや体力を身につけられているはずです。

⑦スキルを磨く
スキルというのは一中一夜で身につくようなものではないと思います。

ロードバイクのスキルというのは、例えばスタンディングやウィリー的なお話だけではありません。
効率よく自転車を前にすすめるペダリングであったり、安全なコーナーリング・ブレーキングなども実走をする上ではとても大切なスキルです。

これらのスキルを磨くというのは、パワーのトレーニングとはちょっと違うのことです。
長い年月をかけて、体で覚えた自転車の進ませ方、ロードバイクの操り方、これは体に染み込んだとても貴重なスキルの積み重ねになるはずです。
焦らずに長い趣味として、向き合っていくのが良いと思います。


⑧目的を見定める
サイクリングには目的が分かれていることがよくあります。
早く走るだけがロードバイクに乗る目的ではないと思います。

例えばですが、
1つ目はサイクリング、ゴールや目的地を決めてそこへの行き帰りでサイクリングを楽しむの場合。
2つ目はトレーニング、ゴールはなく走ること自体がメインとなるガチ系のトレーニングライドです。

目的を見極めることでグループを選んだり、することが大切です。

健康のために、また美味しいご飯を食べに行きたいサイクリングをしたい場合には、間違ってもガチ系の練習会に飛び込まないように要注意です。




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※アレハンドロ・バルベルデ選手は41歳です。

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