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夜は弱いので夜に走るのはあまり好きではありませんが、朝は暗くても好きなのです。
というのも朝焼けが好きだからです。
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一日と同じ日はなく毎日少しづつ違う色で、光と色のグラデーションが少しづつ変わってくるのがたまらなく好きなのです。

ともあれそんな朝焼け前の時間から走るとなると必要になるのがライトです。
ライトは男のロマン??(※謎)です。

先日の千葉半ライドの際から導入した新アイテムがGVOLT70です。
こいつがまた、、、GVOLTを使ってみるとVOLT800 の弱点が見えてきました。

ということで今回は、CATEYE VOLT200、VOLT800の弱点からみた GVOLT70の存在とは!?そんなお話です。

と、本題に入る前に、今でも現役バリバリのライト、VOLT200・800双方の弱点のお話をしてみようと思います。
▶VOLT200の弱点とは!?
残念ながらDNFとなってしまった1回目の千葉半チャレンジの際はVOLT200をサブライトとして使用していました。
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※ボルト800の隣にVOLT200を正方向に取り付けて使用しました。

久しぶりにVOLT200を使ってみた思いました。
VOLT200は軽量ですし明るく見やすく、本当に素晴らしいライトです。
何が良いかと言うと、その配光です。
光の中心の明るさ、そして足元も広く広がりものすごく見やすいです。
VOLT200
しかしそんなVOLT200にも弱点があります。
ハイでは優秀な明るさがありますが、ローだとやはり暗いです。
ということは暗闇2時間以内の距離のライドであれば問題はありませんが、それ以上となるとどうしてもお役不足です。

またサイコンマウントの下部取り付けるとなると、逆さまになります。
VOLT200は逆さま取り付けではその配光の良さをすべて無駄にしてしまうようなものです。
ですので200は取り付けは正方向で取り付け運用したほうが良いです。


▶VOLT800の弱点とは!?
重量は少々重いです。
しかし個人的な使い方からみる意見ではありますが、はっきり言って数十グラム何ぞ全く気になりません。夜間の走行では重量よりも見やすさのほうが遥かに重要です。
それではVOLT800の決定的な弱点とは!?ということですが2つあります。
VOLT800

①ランタイム

ハイはかなり明るく安心感を持って走れます。
しかし2時間で電池切れともなると、実質あまり実用的ではありません。
例えばです。朝暗い時間を1時間ちょっと走るとなると、もう半分以上バッテリーを消費してしまうことになります。
ですので通常ミドルモードの400lmの3.5時間で走ることが多いです。(ミドルでもかなり明るいです)
日が昇る前の真っ暗な時間帯、ローでは少々暗くてお役不足です。

ということは実質暗い時間でのランタイムは3.5時間ということになります。
プラスで日中はデイライトとしてロー、もしくはデイタイムハイパーコンスタント(※以下DHC)の8時間ぐらいとなります。
もう日中でも当たり前のように常時点灯をデイライトとして使う、そんなことを考えるとどうしてもランタイムの短さが目立ってしまいます。
なので昼間に使うとなると点滅モードというのが現実的な使い方かと思われます。

②配光
VOLT800の配光は、残念な要素の1つです。
その明るさはさることながら、配光は広くとても見やすいです。

しかしです。
もちろん取り付け角度にもよりますが対抗からみるとかなり眩しく、800lmとか目潰し状態です。
暗いCRなどはすれ違いざまに歩行者の方が手で目を覆ったりするのをみると、申し訳ない気持ちになってしまいます。
また自分が真っ暗な時間にすれ違うスポーツ系の自転車の方がいるのですが、ハンドルバーにマウントしているライトが眩しいのなんのって、、、真っ暗な道路でのすれ違いで眩しすぎるライトを使用されると数秒視界が悪くなり非常に怖い思いをします。
ですので効果があるのか無いのか微妙な違いだとは思いますが、VOLT800にはシェードのようなものを付けて使っています。
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▶GVOLT70
そこでGVOLT70デス。
①周囲への眩しさに配慮
GVOLT70の売りはと言うと、周囲への眩しさに配慮し上側の光をカットした、逆付け専用のモデルです。その配光は独特な矢印のような形ですが、レビューを見ても意見が別れているようです。
GVOLT
確かに画像や公式ページのビームチャートを見ても微妙といえば微妙な気も。。。

②ランタイムの長さ
そしてもう一つはランタイムの長さです。
ハイの260lmで7時間、ミドル200lmで9.5時間、ローとDHCでは40と25時間とランタイムがすごいです。
ハイモードでのランタイムが7時間も使えるキャットアイのライトは他にはありません。(少々暗いライトは除き)

あくまでもサブライトとしての使い方と考えていたので、とにかく購入して見ました。
こちらです。
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メインで使っているVOLT800との比較です。
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ハイモードでは800lmと260lmとその差は歴然です。
実質一番使うことが多いと思しきGVOLTのハイとVOLT800のミドルモードでも260lmと400lm、数値的にはVOLT800の圧勝と思われます。

しかし今回はあくまでも800のサブライト、補助として購入したの良いのです。


▶GVOLT70を使ってみた
(激安)マウントをもう一つ用意して800の横に配置しました。(※詳細はページ下部)
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まずは800のミドルモードです。
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安定の明るさです。
本当はもう少し上向きに取り付けたいところなのですが、対向の方のことを考えるとこのぐらいが限界と思われます。

続いてGVOLT70です。
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かなり明るいです。
イメージ的には光が散らからずに見たいところがしっかりと明るいです。

公式ページもそうですし、こうして撮った画像などでは矢印のように見えますが、実際にはバットマンのような、両刃の斧のような光の形をしています。

現在、日の出が遅くなってきて朝練ではほぼ毎日真っ暗な時間帯に走っておりますので、ライトは必須です。そんなワタクシの素直な感想です。

VOLT800かGVOLT70か、どっちかしか使えないとしたら、、、
間違いなくGVOLT70を選びます。

実際に使ってみるまえは数字だけみて、かなり見くびっていたのかもしれません。しかし使ってみるとこれがまた見やすいのです。とにかく狙った中心が明るいのです。


▶GVOLTの難点
しかし嬉しいことだけではありません。
もちろんそんなかなりお気に入りのGVOLT70ですが、難点もあります。

①取付角度の調整

周りから眩しくない様に上カットの配光というのは、照射角が狭いということにもなります。
VOLT800はざっくりと適当につけてもそれなりに明るく広い範囲を照らしてくれますが、このGVOLT70は範囲が狭いため(横方向には十分なぐらい広い)、取り付けの角度をしっかりと調整してあげる必要があります。
この角度の調整がいまいちだとはっきり言ってかなり見にくく、このGVOLTの良さを全く引き出せません。

このベストな取付角度は何で決めるかというと、速度域だと思います。
速度によってどのぐらい先を見たいかが決まってきますので、普段の走る状況(速度)に合わせて角度を細かく調整する必要はあると感じました。

②足元(手元、手前)が暗い
先の方は確かに明るいですが、足元(近い部分)が少々暗いです。
上方向もカットされますが、下方向も光が弱い傾向にあります。
ワタクシが取り付けを結構前方にしているからかもしれませんが、それこそ足元はVOLT200のほうが明るいぐらいです。
もう少し足元が明るいと本当に非の打ち所のない、完璧なモデルとなれたと思います。

③ローモード50lmとは

ローモードの50lmの想像以上に暗く、使い道が、、、本当にバッテリー切れギリギリで走る時ぐらいでしょうか。。。
昼間であればDHCが良いと思います。

▶まとめ
これは実際に走行する速度との関係もあると思いますが、ゆっくり走る場合は視線も近くなりますので、どちらかと言うと足元がしっかりと明るいほうが見やすく感じたり、安全性が高いと感じると思います。それこそ800や400の照射の広さはとても良いと思います。

一方のGVOLTの良さはコンセプト通り、よく言えばVOLT800よりも光がまとまっているところ、悪く言えば照射角が狭いところです。しかし光の中心の明るさは非常に明るく見やすいです。
なんというか、焦点距離がVOLT800よりもGVOLTのほうが遠いイメージです。
つまりGVOLTは遠くまで鋭く照らせるところが良いところです。

せっかく遠くまで光がまとまって飛ばせるのに、逆に足元の明かりが欲しく下向きにつけてしまうことは、この照射角の狭いGVOLTではせっかくの良さをすべて消してしまうことにもなり得ると感じました。

ある程度速度が上がってくると、タイヤの近くを見ると言うよりも、もう少し先のほうが見えたほうが走りやすく感じます。ですのである程度出す場合、しっかりと角度を調整されたGVOLTが役に立つのではないか感じました。
※乗り方や視線の送り方にもよって差は出ると思います。


ということなんですが、結論的にはGVOLT70で前方を照らし、足元はVOLT800(のローでも十分)、そんな使い方が一番見やすいです。
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ともあれやはり夜間は、暗い時間はリスクも高いので、そこまでスピードを出すことなく安全に楽しめる範囲での走行が良いと思います。

ということで今回はCATEYE VOLT200、VOLT800の弱点からみた GVOLT70の存在とは!?ですが、良くも悪くもコンセプト通りに周囲への眩しさに配慮した上カット配光、そしてランタイムの長さは超優秀!それこそがGVOLTの存在意義、そんなお話でした。
おそらくアマゾン最安のGopro用のマウントです。ちょっと重くて精度が悪いですが今の所普通に使えています。
GVOLTはこれにGPブラケットを付けて使用しています。



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