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今回も画像からです。

BHのG7 PROです。
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やっぱりイケメン!かっこいいです。

cervéloのR5です。
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注目すべき点はシートチューブのボトルケージ位置です。

そしてBMCのSLRです。
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あぁどれもイケメンすぎます。。。ではなくて(笑

最近ではシートチューブ側のボトルケージを低めに、それに合わせてダウンチューブ側のボトルケージの位置を決めているモデルが多いように思えます。
特にBHのG7はごっついBB周りのギリギリまで下方にボトルケージが来ます。

比べてSLRはシートチューブのボトルケージ位置が結構高めなのです。
そこでシートチューブ側のボトルケージの位置を少しだけ下げたいと考えたわけです。


▶ボトルケージの位置によるメリット・デメリット
①重心が下る!?
シートチューブ側のボトルケージの位置を下げることで(ボトルを2本使う場合は)、微妙な差ですが低重心化が望めるかもしれません。
しかしボトルを1本しか使わない場合は通常ダウンチューブ側を使うことが多いですので、その場合はシートチューブ側の位置はあまり関係ありません。

②ボトルの問題
ボトルの出し入れを考えると、シートチューブ側のボトルケージは低いほうが長いボトルを使えます。
逆にスローピングがきついフレームなどでは長さ的には収まっていても、出し入れが非常にきつくなってしまうことも考えられます。
特にフレームサイズが小さい場合は、できるだけ両方とも下方にないとロングボトルは厳しい場合もあります。

SLRの場合は、シートチューブ側ではエリートの950mlロングボトルの場合は使えないわけではありませんが、若干引っかかりを感じないわけではありません。ギリギリだと思います。

③ボトルまでの距離
双方下方にあるデメリットとしてはボトルまでの距離が長くなってしまうので、若干手が届きづらくなります。
ロングボトルを取りやすく感じるのは、ボトルまでの距離がハンドルから近いから、と言うこともあります。


▶Shimano SM-BA01とは!?
ボトルケージの移動と言えば、Shimanoの製品でSM-BA01というものがあります。
SM-BA01を検索すると、ボトルケージの位置を下げること。でよく使われているようですが、本来の使い方はと言うと、逆の使い方でボトルケージの位置を上げるための製品です。
BA01
ではなぜにボトルケージの位置を上げるのかと言うと、Di2を外装使用で組む際に、外装用バッテリー(ちっちゃい弁当箱タイプ)を取り付ける際にボトルケージ台座(穴)の位置によっては(弁当箱の)スペースが取れずに、つけられない場合があります。
その際にボトルケージをずらし(主に上方向)外装バッテリーを設置するための製品です。

しかし今となっては、フレーム側がDi2の内装に対応しているものが多く、外装で組む場合が減ってきているので、メインの使い方ではないDi2のバッテリーは関係なくボトルケージを移動するだけに使われる様になってきたパーツということです。

ということなんですが、ボトルケージの位置を調整できるなんて、とても便利なものです。



▶SLRに取り付けてみた
ということで早速。
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こちらです。

とりあえず台座をなんとなく付けてみました。
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※裏表が逆のような気が、、、後に戻しました。
嫌な予感がします。

とりあえず仮で一番シンプルな方法(カバーは付けずに)で、ボトルケージを付けてみました。
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アッ、、、
( д) ゚ ゚アボーン


ダウンチューブ側のボトルが最後まで入らない状態です。
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これでは、、、ちょっと。

元の状態です。
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もとの設計がかなりギリギリなんですね。
このぴったり感は最近のモデルではよくあることのようです。
ということで駄目っぽいという結論でした。

▶まとめ
SM-BA01は(本来の目的とは少々違いますが)ボトルケージの位置を手軽に移動できる、とても便利な製品です。
しかしこの様に2つのボトルケージの位置関係がギリギリの場合は、取り付け後にイマイチなこともあるということです。
厳密に言えばつかないわけではありませんが、運用上少々問題があるかと思われます。

要はボトルケージの取り付け位置を移動するために、SM-BA01の厚みの分だけボトルケージ自体が前方に出てしまいます。そしてダウンチューブ側のボトルと干渉してしまう、ということでした。

結論
つかない場合もある!

SM-BA01お蔵入りが決定致しました。

ということことで、ボトルケージの位置を移動する!SM-BA01で失敗した話でした。
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