1回目の千葉半ライドは見事なまでの2回目のパンクでぐうの音も出ず、リタイヤを余儀なくされたのは記憶が新しいところです。
と、パンクをした時のことです。
そうだ!ロードサービスがあるじゃないか。
ということで、初めての経験ですが、加入しているAuのロードサービスを使おうとしたのですが、結局の所使わないことになりました。
ではなぜ使わなかったのか?
何が悪かったのか?
そんなときに使えないAuのロードサービスって使い道は?
そんなお話にしてみようと思います。
▶Auのロードサービスを使わなかった理由
要点だけをまとめて書きます。
①50km以内の搬送は可能
②人は絶対に運べない(コロナの影響もあって)
これは前回も書いたお話です。
これ以外で気になったのが、、、
③50km以上の場合の料金は不明(運ぶ業者によって差がある)
④搬送先、搬送後の受け取り等も業者次第
ということでした。
これらについてもう少し詳しく、考えてみようと思います。
▶自転車ロードサービスの問題点を考える
50km以内の搬送は可能、これは規定通りで何も問題はありません。
50km以内に自宅がある場合、もしくは自転車屋がある場合はそこまで運んでもらうのが目的となると思います。
しかしです。
ここにも問題があります。
②の絶対に人は運べないということを言われました。
Au損保のコールセンターの人との話の中でもありましたが、人間に関しては運ぶことできないので、
タクシーで後ろを付いてくる、もしくは電車等で帰って(目的地まで行って)ください。
ということでした。
基本的に車の任意保険付属のロードサービスでも道路運送法等の問題から人を乗せることはできないそうです。自転車も同様です。
しかしです。
場所によってはとんでもない山の中とか、タクシーを呼ぶのもかなり大変かと思います。
またタクシーを読んだとしてレッカーの後ろを走るぐらいであれば、ロードバイクであればばらして(必要があれば輪行袋等で包み)自転車をタクシーに積ませてもらうとか、それこそ輪行袋があれば電車で帰ると言う選択肢も無いわけではありません。
最寄りのチューブや輪行袋が売っている自転車屋まで、と言うこともあるかと思いますが(場所にはよりますが)とにかく人は運ばれないので、タクシーもセットで呼ぶ必要があるということです。
まさか何十kmも歩くわけにもいきませんので。。。
これってロードサービスの話では常識的なことなのかも知れませんが、普段から車でもロードサービスは使ったことがありませんでしたので、あまり深く考えていなかったのかも知れません。
しかし個人的にはロードサービスで自転車運びます!とか親切いっぱいに書くのであれば、人間は運べませんとか、わかりやすく書いてほしかったというのは、本音です。
③50km以上の場合の料金は不明
そして50km以上の距離となった場合、どうなるのかというとその時に実際に運ぶことになったレッカー業者次第で料金はAuのコールセンタースタッフもわからないそうです。
話した感じでは、おそらく前例が殆どないのではないかと思います。
料金の目処もわからないのに、頼むかどうかも決めるのもなかなか悩んでしまいます。
※後に調べたところでは、車でJAFの場合は720円/1km、一般レッカー業者では差があり880円/1kmというものもあるようです。
例えばですが、今回のレッカーを頼んで50kmをこえて70kmだった場合は、ざっくり計算で安くても+15,000円かかることになります。
④搬送先、搬送後の受け取り等も業者次第
搬送先もどこにするか、考えなければいけません。
今回は70kmの距離でしたので、コールセンターに電話をするまでは50km運んでもらって、自宅から20km位は車で迎えに来てもらう、ということを考えていました。70km先の初めてのところにピックアップを頼むよりも自宅近くの知れた道20km位のほうが、運転に不慣れな妻にも頼みやすいですし土地勘もあるので良いはず、と考えたからです。
しかし前述のように、基本的に自転車と人間は切り離して考えなければいけませんでした。それこそ50kmレッカーをお願いしてタクシーでついていくのであれば、レッカーを呼ばずにゴミ袋買ってタクシーに積んでもそこまで変わらないと思いました。
また搬送先が自宅であればわかりやすいと思います。
自宅に誰か家族が入れば受け渡しは可能だと思います。
しかし一人暮らしや、家族がいない場合どうすればよいのか?というとサービスセンターの方に聞きましたが、業者と相談してくれ、とのことでした。
業者によっては、(電車やバスで帰ってくる)依頼者の到着を待ってくれるかもしれないが、それは確約はできないので業者次第、ということでした。
これもAu損保のコールセンターは不明ということでした。
▶まとめ
これらを考えるとやはりと言えばやはりですが、ロードバイク等スポーツ的な乗り方というよりも、あくまでも主にママチャリやサイクリング向けのサービスであり、ロードバイクはある意味特殊な分類っぽいということです。
例えばですが、出先でパンクして運んでもらっても鍵さえかけておけば、庭に止めておいてもらったりも便利かと思います。(※受け取りの証明・サインが必要か否かは別として。)
また自宅から1km離れていれば要請できるのでそれこそ、パンクをして自転車屋さんまで運んでもらって、自転車屋まではバスで向かう等の選択肢はありだと思います。それでも歩いて向かうのであればよほど重くなければ押して歩けば、、、と考えてしまいます。
しかしロードバイクともなるとすこし勝手が変わります。
今回の様に自宅から50km以上離れているところを走ることは極めてよくあることです。
それととともにロードバイクは分解が用意で、輪行袋で持ち運びも可能です。
ママチャリではそう簡単には行かないと思います。
これらのことを総合的に考えると、ロードバイクのサービスとして利用するにはかなり限られた状況でしか使えないのでは?という結論でした。
現にワタクシも今回は、熟考した結果使うことはありませんでした。
公式ページに書いてあるようなほど便利なことだけではなく、あくまでも万能ではない、ということです。
お客様の声で良いことはたくさん書いてありますが、実際に人はどうしたのか?ということを明確にしてもらいたいものです。
逆に公式ページの4名の体験談があります。
この中でも事故の後、自転車を警察署から自宅まで運んでもらった、これは非常に便利な使い方だと思いました。
それ以外に関しては、ある意味タクシー案件とでも言いますか。。。
ということで、今回は使い方を理解していなかっただけなのかもしれませんが、自転車用のロードサービスはどうだったのかというと、ロードバイク用としては意外な穴が多く過信は禁物、ということでした。
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コメント
コメント一覧 (2)
ロング系の装備がスピード系と自ずと異なるのは、最悪の想定とセルフリカバーが前提となっているから。痛い目に合っていると、装備が増えてゆく…振動脱落でLEDヘッドランプが谷底にすっ飛んで行ったりとかね..。ライトが一個だと夜間山中なら一発で走行不能。
SPDでも15kmも歩けません~😅
まさに!なんだかんだでライトも2個づつ、ウェアも明るい色でとブルベの様な装備こそロングに最適ということなのかと思っております。