雪、積もってしまいました。
本日は朝少し寝坊からのZwift、そして雪かきからスタートでした。というか雪がタイヤで踏みしめられてしまってアイスバーン剥がしでした。。。腕がパンパンです
そんな寒い冬の間の危険なことと言えば路面の凍結です。
その凍結を防止するために路面に撒かれているもの、それが凍結防止剤です。
オートバイや車ではよく聞くことだとは思いますが、ロードバイクにも同じように凍結防止剤の影響があります。
ということで今回は凍結防止剤/融雪剤のロードバイクへの影響を考える、そんなお話です。

▶本題の前に「凍結注意」
「この先、凍結注意」
この標識や看板がある場合、実際に凍結している場合があります。
ワタクシの経験上、何も適当に設置されているわけではなく、実際に路面が凍りやすい箇所の手前に立ててあるようです。
それは路面が濡れていたり、雪が積もっているときだけではありません。特に今までの路面が濡れていなくても、その場所は流れ出る水などの影響で凍る場合もあります。
また最近では大きなトラックが通る道も注意が必要です。
というのも雪をたくさん乗せたまま走っている車から段差や風での落雪が道路に溜まっているときもあります。注意が必要です。
もしも万が一そういった路面の凍結や滑りやすい状況に当たってしまった場合は、まずは止まって降りて押すなりすることをおすすめ致します。アイスバーンをロードバイクで走行するのはほぼ不可能です。万が一止まれない場合、減速が間に合わない場合はと言うと、できるだけ車体をまっすぐに減速、加速をせずにそっと神様に祈りながらやり過ごすしかありません。もうそれしかありません。
くれぐれもご注意ください。
▶凍結防止剤とは
本題です。
特に今の時期は路面が凍らないように、凍結防止剤/融雪剤が撒かれている場合もあります。路面の凍結は車でも非常に危険な状態です。
前述の「路面凍結注意」の看板のあとに路面に白いつぶつぶが撒かれていることがありますが、それが凍結防止剤です。路面に撒かれる前の状態だと、20~25kg位の大袋に入ったものが橋の道路脇などに置いてある場合もあります。
凍結防止剤は基本的に塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどの場合が多く、簡単に言うと塩のようなものです。
凍結防止剤単体、溶ける前であればただのつぶつぶですが、雪や水分と混ざっている状態のところを走ると、水分は巻き上がって車体に付着します。
前述のように凍結防止剤は塩ですし、水分と混ざれば塩水です。塩水は金属に付着したままだと「錆び」が発生してしまいやすくなります。
カーボン製のバイクだったら安心!?ではありません。
コンポーネントは基本的に金属が使われているものが多いです。またフレームの小物パーツ類、例えばグロメットを止めるボルトなどはもろにダメージを受けます。特に要注意なのがBB下の付近に位置するパーツ類です。
BB下のカバーのボルトでよく見かけますが、ひどくなるとナット・台座ごと腐食してボロっと取れてしまうものもあります。BB後方のブレーキなども要注意です。
▶走行後のメンテナンス
冬の間の雪解け水やあまりにもひどい道を走ったり。巻き上げでビショビショになった場合は基本的に塩水がかかったと考えて良いと思います。
帰宅後は洗車が理想ではありますが、要所要所に防錆剤目的として注油をしたり、あとは水無洗車でも良いと思います。凍結防止剤の塩分を付着させたまま放置しないということです。
とは言っても基本的に外部からの水分の影響を受けやすい部分はグリスを入れたり、ラスペネなどで防錆処理をしたりしておくことでちょっとやちょっとぐらいでは錆びないようにもできます。
日常的なメンテナンスでは例えばボルト等にシュッと一吹き、余分なものは拭き取っておくぐらいでも全然違います。
ということで今回は凍結防止剤/融雪剤のロードバイクへの影響を考える、凍結防止剤による錆にはご注意ください。そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(一人運営のため整備中、接客中等 電話を受けれない場合もございます。その際はお時間を開けて再度ご連絡を頂ますようお願い申し上げます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
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本日は朝少し寝坊からのZwift、そして雪かきからスタートでした。というか雪がタイヤで踏みしめられてしまってアイスバーン剥がしでした。。。腕がパンパンです
そんな寒い冬の間の危険なことと言えば路面の凍結です。
その凍結を防止するために路面に撒かれているもの、それが凍結防止剤です。
オートバイや車ではよく聞くことだとは思いますが、ロードバイクにも同じように凍結防止剤の影響があります。
ということで今回は凍結防止剤/融雪剤のロードバイクへの影響を考える、そんなお話です。

▶本題の前に「凍結注意」
「この先、凍結注意」
この標識や看板がある場合、実際に凍結している場合があります。
ワタクシの経験上、何も適当に設置されているわけではなく、実際に路面が凍りやすい箇所の手前に立ててあるようです。
それは路面が濡れていたり、雪が積もっているときだけではありません。特に今までの路面が濡れていなくても、その場所は流れ出る水などの影響で凍る場合もあります。
また最近では大きなトラックが通る道も注意が必要です。
というのも雪をたくさん乗せたまま走っている車から段差や風での落雪が道路に溜まっているときもあります。注意が必要です。
もしも万が一そういった路面の凍結や滑りやすい状況に当たってしまった場合は、まずは止まって降りて押すなりすることをおすすめ致します。アイスバーンをロードバイクで走行するのはほぼ不可能です。万が一止まれない場合、減速が間に合わない場合はと言うと、できるだけ車体をまっすぐに減速、加速をせずにそっと神様に祈りながらやり過ごすしかありません。もうそれしかありません。
くれぐれもご注意ください。
▶凍結防止剤とは
本題です。
特に今の時期は路面が凍らないように、凍結防止剤/融雪剤が撒かれている場合もあります。路面の凍結は車でも非常に危険な状態です。
前述の「路面凍結注意」の看板のあとに路面に白いつぶつぶが撒かれていることがありますが、それが凍結防止剤です。路面に撒かれる前の状態だと、20~25kg位の大袋に入ったものが橋の道路脇などに置いてある場合もあります。
凍結防止剤は基本的に塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどの場合が多く、簡単に言うと塩のようなものです。
凍結防止剤単体、溶ける前であればただのつぶつぶですが、雪や水分と混ざっている状態のところを走ると、水分は巻き上がって車体に付着します。
前述のように凍結防止剤は塩ですし、水分と混ざれば塩水です。塩水は金属に付着したままだと「錆び」が発生してしまいやすくなります。
カーボン製のバイクだったら安心!?ではありません。
コンポーネントは基本的に金属が使われているものが多いです。またフレームの小物パーツ類、例えばグロメットを止めるボルトなどはもろにダメージを受けます。特に要注意なのがBB下の付近に位置するパーツ類です。
BB下のカバーのボルトでよく見かけますが、ひどくなるとナット・台座ごと腐食してボロっと取れてしまうものもあります。BB後方のブレーキなども要注意です。
▶走行後のメンテナンス
冬の間の雪解け水やあまりにもひどい道を走ったり。巻き上げでビショビショになった場合は基本的に塩水がかかったと考えて良いと思います。
帰宅後は洗車が理想ではありますが、要所要所に防錆剤目的として注油をしたり、あとは水無洗車でも良いと思います。凍結防止剤の塩分を付着させたまま放置しないということです。
とは言っても基本的に外部からの水分の影響を受けやすい部分はグリスを入れたり、ラスペネなどで防錆処理をしたりしておくことでちょっとやちょっとぐらいでは錆びないようにもできます。
日常的なメンテナンスでは例えばボルト等にシュッと一吹き、余分なものは拭き取っておくぐらいでも全然違います。
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