今季、昨年12月から本当に厳しい寒さが続いております。
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からの極寒-6℃!万全の準備を期して望んだ極寒ライドはこちらからどうぞ↓↓↓


昨日もかなり強めの寒気にすっぽりと覆われているようで、天気予報では-1℃という気温が出ておりました。
以前の記事にも書きましたが、肝心なのは最高気温ではなく最低気温です。
基本的には最低気温の時間に走ることになりますので、最高気温がいくら高くても最低気温に合わせないと何も意味がなくなってしまいます。
ということで、最低気温-1℃予報のライドはどうなのか?ということなのですが、もう表題にあるように-9℃まで下がりました。という極寒のライドのお話です。
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▶ウェア類について
最近はまた例のごとく日々のウェアの洗濯物を減らしたいため、装備を少々変えております。
本当は重ね着をして、脱げるようにしておくのが教科書的なお話ではあるのですが、実際には暖かくなる時間の前にササッと帰ってきてしまいます。こうなると、もう洗濯が楽になるように枚数を減らしたほうが楽なのでは、、、的な傾向にあります(笑)

ということで当日のウェアです。
・Shimano EVOLVE ウインドジャケット(防風素材ジャケット)
・アンダーアーマー コールドギア
・謎ロングレーパン(非防風素材、冬用裏起毛)
最近はこの組み合わせです。
そう、上は2枚、下は1枚という超簡易的な装備で洗濯が楽々です(笑)
シマノのエボルブジャケットは本当に温かくて良いです。

その他の小物類は以前と変わらず、
・トゥカバー×2重(カイロ)
・グローブ(夏用・冬用2重)
・バフ
ぐらいなものです。
と言う装備で出発です。


▶出発
出発は5時15分ぐらいでした。
市街地を抜けるまでは-2℃ぐらい、このぐらいの気温であればいつもどおりか、いつもよりもちょっと低いぐらいです。
もう最近は寒いことにも慣れてきたのか、-2℃ぐらいであれば普通に強度の高いインターバルとか踏めるぐらいの気温です(笑)
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美しい朝焼けです。

市街地を抜け、緑が多い土地に入ると一気に気温が下がります。
ちなみに前回は市街地を抜けてスコンと気温が下がり-6℃を記録しておりました。

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※-7℃!記録更新!と思って写真を撮ったあとに、まだまだ下がりました(笑)

今回はと言うと、、、-8℃!.';・(;゚;ж;゚; )ブッ .';・

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-8℃まで一気に下がり、どころどころ-9℃を記録しながら行ったり来たり、(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッ!!
この日は最低の1時間平均は-8℃でした。
ちなみに冷蔵庫って2~5℃ぐらいだそうです。ということ冷蔵庫に入れば十分なぐらい温かい、冷蔵庫で十分に暖を取れるぐらいの気温です(笑)

ワタクシの経験上のお話ですが、
-5℃位を下回るとガクッと進まなくなる気がしております。
空気が一気に重たくなり、筋肉の動きが極端に悪くなる感じがします。
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冬は自転車が進まない!はホントだった|ふじいのりあきのロードバイク研究所より

科学的??にもこの様になっているようです。(難しい事はよくわかりませんが)
40km/hの必要パワーは、20℃のときと比べて-5℃のときは+26Wもパワーが必要とか。。。

と、これだけではありません。
筋肉の問題です。
寒ければ寒いほうがパワーを掛けたときの脚がパンパンになるような疲労感が溜まりやすく、高出力の持続時間が減るように感じております。
もちろんウェアの空気抵抗増加の影響もあると思います。

兎にも角にも冬は数値以上に辛いってということのようです。

本題に戻り、うぐいすライン(アップダウンのある道)を下って行ったのですが、とにかく寒かったです。特に下りがすごかったです。
バフの凍り方が尋常じゃないぐらい硬く凍ってしまって、へし折りながら巻いても呼吸をほとんど通してくれません。。。バフをするといつもよりも大幅に苦しいですし、だからと言って下りはしないと寒いと言うか顔が痛い、というジレンマで。。。
凍り方も以前の-6℃のときよりも更に硬くバッキバキです。

ということは想定済み!(笑)
あまり気にせずに進みます。

すると、、、
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この時点で7割ぐらい凍っています。
凍結対策として、マルトデキストリン(糖)をいつもの1.5倍ぐらい入れてきたのですが、駄目でした。
ここまで凍ってしまうと飲み口から飲むことはほぼ無理です。

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バフもバッキバキです。
ちなみに鼻を拭いたグローブの指先もバッキバキに凍っております。(画像はありませんが(笑))

何度か下り区間を超えますが、とにかく顔が痛い!しかしバフはバキバキで苦しいと、、、
そこで考えました。

゜∀゜!!
バフを横向きに回転させます。
凍っていない部分を前にすればオケー!です。
我ながら素晴らしいアイデア!
・・・というのを3回ほど回したら360°凍りました(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッ!!

とそんなこんな楽しく楽しく、路面も凍りまくっていますのでできるだけ広い通りを走るようにして、そのまま特に止まることもなく100km手前ぐらいまで進み2000kjを超えましたので、コンビニで補給しました。
走っている時はそこまで気にならないのですが、止まってみると顔がヒリヒリ痛くなってきましたが、一時的なものだったようで、ホッとしました。ε-(´∀`*)ホッ

そこまできてようやく持って0℃まで上がりました。
0℃ぐらいまで上がってくれると、体的には非常に楽になります。
ちなみに100km地点までの平均気温は-5℃でした。.。。
-5℃に3時間以上いれば、、、
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凍結は更にすすみ、完全に凍ります。
この時点でもう95%位凍っています。
コレはもやはドリンクではなく、約1kgの重りという名の鈍器です(笑)

ここからがきつかったです。
というのもボトルは凍りすぎてて全く飲めません。
3時間以上経って水分が取れないのは辛いです。
致し方がありませんので、コンビニでいつものように缶コーヒーをいただきました。温まりました。

そして出発後はこの時期特有の北風、
なぜかはわかりませんが、夜明け前はおとなしい風も、夜が明けてから強くなることが多いような気がします。
つまり行きの追い風は大して楽ではないのに、帰りの向かい風が異常にきついという悲しい現象です。

結局ボトルが溶けはじめてからは、信号待ちでがっしゃがっしゃと振りまくってみたり、温めてみたり、、、飲めるようになったのが、出発後4時間を超えてからでした。
それでも飲み口付近は未だにバッキバキ、仕方がなくボトルの蓋を開けて飲んでいたため、糖分でボトルはベタつき不快感が満載でした。

それにしても寒すぎたこと、水分が十分に取れなかったこと、そして帰りの北風、この相乗効果も相まって帰路は特に数値以上の疲労を感じました。

しまいには家に帰ってみたら、人差し指のど真ん中が水ぶくれのように。。。
なんか挟んでしまったような痛みだったのですが、後々調べてたらひどいものではありませんが軽い凍傷だったみたいです。手は寒さに強いと思っていたのですが、少々過酷すぎたようです。
お風呂やお湯での手洗いが非常に滲みます。。。

▶まとめ
教訓
・ボトルの水はかなり糖度を上げてもしっかりと凍る(対策を考えないと)
・コールドギアは本当に(インナーとして)優秀
・対策をすれば走れなくはないけど、パワーもスピードも出ない
・凍傷に注意が必要な気温(-4℃以下で要注意とのお話も)
・無理は禁物

昨年の2月はと言うと、、、2月上旬には半パンで走っていた日があったようです。
2月の下旬ともなれば、夏用ジャージ+インナーの画像が残っております。
それにしても今年は寒すぎです。。。

春が待ち遠しいです。
ということで今回は記録更新 極寒の-9℃のライドの話でした。



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