Garminはとても便利な機能が盛り沢山です。
その中でも特に便利なのがトレーニングの結果を客観的に見ることができる機能です。その機能は心拍計だけではなく、パワーメーターも組み合わせることでさらに多くのデータを集めることができ、そのデータを元に様々な情報を数値化して見ることができます。
そして更に便利なのは特に難しいことをすることもなく、基本的な情報を入力してセンサーを接続して走るだけで、どんなトレーニング効果があって、どんなトレーニングが足りてないよ、そんなことまでトレーニングステータスとして、教えてくれるのです。
それこそがGarminの凄いところです。

しかしです。
そんなGarminさんも最近鬼のように辛口なのです。
左側が結構頑張った練習の記録です。
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そして右側はというと、練習がヌルいぞ、コレじゃ成長何ぞ見込めんぞ!と言わんばかりのデータです。(記事内に詳細説明)ちなみに2月に入ってからは少しづつ強度を上げ始めています。
それでこれって、、、いくらなんでも辛口すぎる気が。

ということで今回なんかおかしい気が、Garminさんが超辛口なのでトレーニングステータスの意味を調べた。そんなお話です。

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まずはGarminのトレーニング系の言葉の意味がわからないと、何がおかしいのか、おかしくないのかがわかりませんので、まずは基本的なことから調べてみることにしました。
※なんだかトレーニング用語って難しいので、できるだけ簡単な説明になるようにさせていただきます。

▶トレーニングステータス
・Vo2MAXとトレーニング負荷(EPOCの推定値 ※TSSではない)を元に、トレーニングの効果を表す
※EPOC値(運動後過剰酸素消費量):トレーニング後の体力に回復に要するエネルギー量の目安

つまり現在の自分の体の状態がどうのような状態であるかを主観的に判断してくれるものです。
以下は言葉の説明です。

①ピーキング(ベストコンディション)
レースに出る、パワーを発揮するのにものすごく良い状態。長くは続かないため、プランを立てて本番にピークを持ってくるようにする。

②プロダクティブ(レベルアップ)
トレーニングとパフォーマンスのバランスが良い状態。

③キープ(レベル維持)
現在のフィットネスレベルを維持するのにいい状態。
練習量を増やしたり、様々な練習をすることでレベルアップになる。

④リカバリー(回復に適した負荷)
回復に適した負荷

⑤アンプロダクティブ(ヘルスコンディション低下)
トレーニングの負荷は適切だが、体が追いついていない状態。
無理は禁物。

⑥ディトレーニング(トレーニング不足)
トレーニングを休みがち。

⑦オーバーリーチ(オーバーワーク)
トレーニング不可が高すぎる状態。休息が必要。

これらを踏まえて、一番最初の画像のグラフをもう一度見てみます。
rect1094
右側です。
Garminさんが言うにはキープばかりです。つまりココ一ヶ月はほとんど現状キープの負荷(トレーニング)、つまり現状から何も変わらないぐらいの負荷の練習しかできていないことになります。
ちなみに週間TSSは900以上、主観的にはかなりオーバーリーチ、少し休もうと考えていたところですが。。。(´;ω;`)ナンデヤ

▶VO2Max測定

VO2Max:1分間で体内に取り込める最大の酸素量、運動能力の指標になる

✓パワーメーターと心拍センサー双方が必要
✓測定精度の向上のためには”ユーザープロフィール”と”心拍ゾーン”を正しく入力する

測定方法
・屋外でのバイクアクティビティで、一定のペース(一定のパワー出力)で高強度のトレーニング(最大心拍数の70%以上)を20分以上行う。
・心拍数やパワー変動が大きい場合は測定ができない事がある。



▶トレーニング負荷
・過去7日間のトレーニングボリューム。
・過去7日間のEPOC値の合計値

▶負荷バランス
トレーニングの効果とし、パフォーマンスを向上させるには低強度と高強度の有酸素運動、無酸素運動をバランスよく行う必要がある。
✓トレーニング負荷バランスは低強度有酸素、高強度有酸素、無酸素運動の3つに分類
✓過去4週間のトレーニング量と目標を示す(4週間以上続けることで精度が向上)

・目標未達成
トレーニング時間・頻度不足

・低強度有酸素 不足

・高強度有酸素 不足

・無酸素 不足

ーーーココまでは不足分を示すーーー

・バランス良

ーーーココからはトレーニング効果を示すーーー

・低強度有酸素

・高強度有酸素

・無酸素

・目標超過


トレーニング強度による負荷のバランスを示しています。
何が足りていて、何が足りないのか?そんな指標となるバランス項目です。
現在ではこのように出ています。
Screenshot_20220303-095413
高強度の有酸素不足です。
これがどういうことかはもう少し下で説明させていただきます。m(_ _)m

▶トレーニング効果

トレーニングの効果を有酸素TE(Training Effect?)と無酸素TEの2つに分けて、数値化する
ユーザープロフィール、心拍数、アクティビティの継続時間や強度、運動中に蓄積したEPOC値をもとに算出
✓トレーニング効果の算出には、心拍センサーが必要。

rect882
TE値:トレーニング効果内に表示される数値

rect1094
左側です。
つまりかなり頑張った練習後の数値ですが、有酸素TEは2.8で現状維持、無酸素は0で向上の効果は一切なし、というなんとも絶望感すら漂う結果ということです。

✓2つのTEの刺激方法
有酸素:中強度の一定ペース走や、180秒以上継続して行うインターバル走
無酸素:10秒から120秒を繰り返し行う短時間高強度のインターバル

TE値は下記のようになっているようです。
rect882

これらをどう算出するかと言うと、前述のように各種の数値(ユーザープロフィール、心拍数、アクティビティの継続時間や強度、運動中に蓄積したEPOC値)を使用するということなのですが、
主に影響が大きいのは心拍ゾーンだと考えられます。

te3 - コピー
ラベルテキストの領域を刺激することで、TE(トレーニング効果)に影響を与えると思われます。

ラベルテキスト詳細です。
te3

これらの領域は下の心拍ゾーンを元に作られていると考えられます。

te4


▶現在の状態
Garminさんはとても便利なもので、練習が終わるとトレーニング効果が自動で表示されます。
しかしです。
先程の画像ですが、、、
Screenshot_20220303-095413
ほぼすべての練習で、”高強度の有酸素運動の不足”しか出ないわけです。。。
確かに高強度(無酸素)はほぼやってはいませんが、それでもテンポ、閾値、VO2Maxをほぼやっていないぐらいの数値です。んなことあるかいっ!(←と信じたい。)
無酸素TEに至ってはほぼ0、よくて0.1とかデス。。。(´;ω;`)ブワッ
Garminさん、いくらなんでも辛口すぎじゃ、、、
そう言えばトレーニング負荷も以前は1000とか超えるときも合ったような気がしますが、最近ではめっきりご無沙汰だったような。。。

ということでデータを片っ端から見て、調べてみました。
サッと飛ばしてしまいますが、、、結論的には心拍が悪かったようです。

心拍ゾーンです。
hr1
心拍ゾーンが明らかにおかしいです。。。
136bpmまでリラックス、159bpmまでイージー、ゾーン5が205bpm以上って!?((((;゚Д゚))))ドンダケ
ゾーン5なんて入るわけがありませんヨ。。。

ということで、おそらくコレが原因です。
hr3
グラフで明らかに変な部分があります。定期的に起こる心拍数の異常値。。。
最大心拍数、現在は228bpmだそうです(笑)
この異常な最大心拍数の数値が、Garminさんが拾って自動更新で心拍ゾーンがおかしなことになってしまったことにより、激辛になっていたと思われます。

異常値の原因を考えてみます。
・本当に心拍が上がっている(体の問題、小動物??)
・心拍センサーが悪い(センサーの機械的な不具合)
・Garminの問題(センサーとの兼ね合いも)
どれも可能性的にはあり得ます。

しかし心拍数の異常値の検出は室内(Zwift)トレーニングでも検出されていました。
ということは、、、心拍センサー、もしくはワタクシの体に問題があるか、どちらかの説が濃厚デス。。。

ともあれコレではせっかくのGarminの機能も台無しですので、とりあえず最大心拍数の自動検出はオフにして、手動で心拍数を設定。センサーはもう何年も使用している気がするので、新しいものに変えてみる、これでどうなるか様子を見てみようと思います。。

▶まとめ
今回の不具合をデータから見るに、Garminの各種のトレーニング負荷系のデータの算出は心拍ゾーンによる依存が強い可能性が高いと思われます。
さらにこのように最大心拍数の異常値を検出した際でも、異常値だと捉えることはできずに最大心拍数としてユーザーデータに自動更新で入ってしまっていました。
最大心拍数が更新されると心拍ゾーンも自動更新となり、各種数値が異常なまでに低く出ていたと考えられます。

ともあれ最大心拍数は季節によっても変わるので、最大心拍数ので自動検出機能もなかなか難しいところだと思います。

ということで今回はGarminさんが超辛口なのでトレーニングステータスの意味を調べた、そうしたら明らかにおかしな状態になっていた。正直少しだけホッとした。そんなお話でした。




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