1セット目のお話はこちらからどうぞ↓↓↓


約1年前となる昨年の4月、熱成形をかけて使用し始めました。
と思っていたら実は2年前でした(笑)
Shimanoのカスタムフィットインソールはものすごく気に入っているのですが流石に2年も使えば、インソールの寿命って、、、というかシューズも本気で使うと1年でかなりヘタる、と言われておりますので、ぼちぼちかと。。。
ちなみに現在のシューズはRC9を使用しておりますが、以前成形したのはシューズがRC7のときでした。(笑)
たしかRC9に変えた際は、ヒートガンを突っ込んで2回目の成形をしたような。。。
※ カスタムフィットインソールは2回は熱成形ができるというお話です。2回以降もできなくはないのですが、効果は落ちるということです。

そのままなんとなく使い続けてきたのですが、いい機会のなのでRC9に合わせて新品のインソールを成形したらどれだけ変わるものなのか?インソールはヘタると、どうなのるのか?そんなお話でShimano カスタムフィットインソール RC9 2足目です。

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今まで使用していたカスタムフィットインソールはシューズサイズは42ですが、40-41.5と言うサイズを使用していました。(購入当時在庫の問題から)
特に問題がなかったということ、そしてインソールのサイズが変わることでフィット感が変わることへの懸念から、標準よりもワンサイズ小さいですが現在と同じサイズを選択することにしました。
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こちらです。

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裏側です。
最近のシマノ製品は(インソールに限らずに)パッケージがだいぶ変わったイメージです。

新旧(新品は整成形前)を比べてみます。
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全然違います。。。(笑)汚くてすみませんm(_ _:)m

成形前ということもありますがそのサイズ感、同じものとは思えないぐらいです。
2年前から使用しているものは、指の形までくっきりです。
これだけ使ってきたインソールを新品のものに交換するとどうなのか。楽しみです。


と、本題の前になんで今?ということなのですが、冬場の朝練の時はシューズが氷のように冷たくなっているのです。これから走り出せば指先はあっという間に冷え切り痛くなるのですが、流石に氷のようなシューズに足を入れたくはありません。ということで本当は全然良いことではありませんが、走り出す前にヒートガンでシューズ内部を温めて履いていました(笑)もちろんインソールを柔らかくするほど熱くはしておりませんが、それでも新品で成形したてのインソールにヒートガンを使いたくなかったからです。
ということで、朝一のシューズの冷たさに耐えられるようになった今の時期に新しく作ってみようと考えたわけです。


今回は熱成形を夕方に行いました。
というのも少なからず夕方は足がむくんだり、アーチ部がたるんだりすることで足が広がってしまう事があるということだからです。
普段の練習は朝が圧倒的に多いですが、今後足の大きさは変わることは(多分)ありませんが、ソックスを変えたりシューズを変えたりした際にも対応するためです。
単純にきつすぎるシューズは時間が長くなると痛みが出たりする場合もあるので辛くないように、ということでもあります。


前回同様に成形は専用品は使わずにオーブントースターで代用です。
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100℃で1分30秒です。

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以前のパッケージには説明がありましたが、現在のパッケージは少々不親切になってしまいました。

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成形する時は、黄色のアーチパッドのみを使用する。ということです。
黄色のアーチパッドを使用して成形後に過剰に感じる場合はアーチパッドを外し、足りない場合はアーチパッドを赤に交換するということです。
おそらくですが黄色パッドは熱に耐えられるようにできているのではないかと思います。(2回目以降は指パッド(トゥアーチパッド)も外すとあります。)

いつも練習で使うソックス(S-PHYERメリノトールソックス)を履いて、シューズを準備して加熱します。

加熱後はインソールをシューズに素早く滑り込ませます。
そして柔らかくなったインソールの入ったシューズへ足を入れて、BOAをきっちりと締めます。
なんだかものすごくきつく感じます。これが成形前のインソールのせいなのか、夕方のむくみや足の潰れのせいなのかは不明です。

ともあれ今回は特につま先やクリートに荷重をかけることなく、普通に立っているぐらいのイメージで固まるのを待ちました。
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2分待ちます。

固まりました。
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今回はやはり体重などを特にかけることなく立っていただけなので、指の形などはそこまでくっきりではありません。
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それでもしっかりとヒールカップはくぼみ、形ができています。

ワタクシの場合はアーチが高いのでアーチパッドを高いものに交換しました。
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トゥアーチパッドも貼り付けます。

そして翌日実走へ行きました。

で2年間使用したものと、新品の成形したてのものはどう違うのかということです。

履いた瞬間は若干のきつさを感じます。
とりあえず走ってみると全然違うなんて事はないのでは?と感じたぐらいです。
しかしです。
しばらくそのまま走ってみると、明らかに新品のもののほうが良いです。

コレはメリットにもデメリットにもなり得るところだとは思うのですが、よくも悪くもヘタっておりませんので、要所要所に厚みがしっかりとあります。
この要所要所、必要なポイントの厚みこそが、踏んだ際に足の裏全体としてパワーを伝えられていると感じました。ペダル軸、クリート部だけで踏んでいるのではなく足の裏全体でパワーをかけられているようなイメージです。

また路面からの衝撃もより広い面で支えてくれるので、乗り心地も快適になります。コレにより快適性が向上するということなのかと思いました。

2倍の密度を持つこのカスタムフィットインソールは、ライダーが咥える圧力を均等に分散させ、パワー伝達効率や快適性を向上させます。

Shimano公式カタログより
この意味が新品を実際に使ってみるとよくわかった気がします。


比べて2年間使用してきたものはアーチが若干潰れていると感じました。これは新品を使わないと気が付かないことだと思いました。
またアーチ以外も荷重のかかる部分だけではなく、それ以外の部分も全体的に潰れてきていると感じました。
完全に指の形まで足型にくっきりなっているのはよくも悪くもへたってきているため、ということでした。

ということを踏まえて成形後の新品と2年間使い込んだ状態(同じ物)を比べてみます。
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左側が成形直後です。
比べてみると使い込んだもの足の形がきれいにでているのですが、足の形がいくらくっきり出ているからと言ってもこれはヘタレや潰れによるもので、やはり新品のフィット感や快適性には勝てないと感じました。


▶まとめ
ロードバイクは車体側だけではなく、人間が身につけるもの、ウェアやシューズも基本的には消耗品です。使えば使うだけヘタれてきたり、くたびれてくることで本来の性能を発揮できなくなってきます。
消耗品類は何でもそうですが、めちゃくちゃ高いもので交換しづらかったりするのであれば、そこまで高価なものではなくとも、定期的に交換したほうが調子が良いものも多々あります。
その見極めを適切にすることで、いつものライドがちょっと快適に、ちょっと気持ち良くなるのではないかとも思います。

ということで、今回は約2年間、違うシューズで熱成形をしたカスタムフィットインソールを新品に交換してみたら、そんなお話でしたが、予想以上に良かった。ということです。

これがまた、他社製品と比べてもかなり購入しやすい価格というのも、人気の秘密かと思います。
公式ページ


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