前回の記事はこちらからどうぞ↓↓↓

こちらの続きのようなお話です。
練習内容のなかで速く走るための練習ということを軽く書きましたが、こちらに関してもう少し詳しく書いてみようと思います。

また今回は速く走る練習、と言うとどうしてもガチ系のお話になりがちではありますが、今回もゴリゴリ系だけのお話ではありません。
例えばですが、グループライドで周りの人にどうしても少し遅れを取ってしまう場合や、初心者の方が速く走れるようになるためのきっかけ的な内容です。

雑記程度ではありますが、ダラダラとワタクシの考える今よりもすこしだけ速くなることに関しての、アベレージ走行というものについて書いてみました。
ということで今回はアベレージ走行が速く走るための練習として効果的だと思う理由、そんなお話です。

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基本的に速く走るためには、
ものすごく単純なお話ですが、ロードバイクで走るということは加速、減速、そして速度維持という3種類を繰り返し行うことのようなことだと考えております。

まずは加速ですが、加速はあくまでも短い時間でのお話です。
と言うのも何分も何時間も加速し続けることができたら、、、とんでもないことですがそれは現実的に考えても多分無理だと思います。
殆どの場合は加速に使う時間は長くても数十秒ぐらいだと思います。

この加速の練習をしている方、意識せずとも練習になるような走り方をしている方は多いと思います。
例えば信号から発進をするだけでも巡航時よりも遥かに高いパワーを出す場合が多いですし、短い上りを上り切るのにグッと頑張るのもある意味加速といえば加速です。
またStravaの短いセグメント(区間)チャレンジも高出力であり、急な加速となるようなバーっと頑張るような短い区間の場合が多いように思います。

この加速という行為は速く走るためには不可欠といえば不可欠ですが、ライド全体で加速をしている時間がどのぐらいあるのかと言うと、実はそこまで多くないと思います。(もちろん走る場所にもよるとは思いますが、)


では実際のライド中には何をしている時間が大半をしめるのかというと、それこそが速度の維持であり巡航です。

0km/hから発進してある程度の速度まで十数秒程度加速、その後は巡航であり速度を維持する状態に入ります。巡航こそ走力の元となると考えております。
もちろん巡航の中でも上がり下がりはあると思いますが、それでもライド中の殆どの時間を費やし下手したら数時間でも続くものが巡航です。その巡航速度を長い時間、高い速度域を維持するアベレージ走行を鍛えることこそ、速く走れるようになることに直接つながるのではないかと考えております。


しかしです。
前述のように、短時間のチャレンジをする方は多いのですが、肝心要でありライドの基本のキとも言える速度を維持する巡航の練習、高い速度域を維持する練習、というのは究極の練習だと思うのですが、あまりよく聞くお話ではありません。

これがなんでかというと、まずこう言った練習をするためにはある程度は場所やコースを選ぶ必要があります。できるだけ交通量が少なく、信号等がない長い区間で停車を少なく走れる場所が好ましいということです。あまりにも信号が多すぎるような都会ではなかなか難しいです。(信号は多少であればあってもそこまで大きな問題ではありません。)
それともう一つ、個人的なイメージですがものすごく単純でつまらないからデス。

巡航の練習ってこれをしたらめちゃくちゃ速くなる!と言う決め手がないのだと思います。
あるとすればそれは実際に走ることで体の使い方や自分の中でのパワーとエアロのバランスの取れた最適解をさぐる、あとは何ヶ月、何年としこたま乗り込み磨きをかける、。。。これしかないのかもしれません。

これは地味な練習ですし、自転車を効率良く進めるスキルって、よほどの天才でもない限り1週間とか1ヶ月とかで身につくことではないと思います。

速度を維持する時はできるだけ低いパワーで高い速度を維持することは節約に繋がります。
パワーが低くても速度が早いということは効率が良いということになります。
パワーは低くても速度が速ければ、速く走れます。
ものすごく単純な話、どうすれば速く走れるのか?ということですが、パワーを上げてゴリゴリ踏めば速く走れます。しかし短時間で終わってしまえばトータルでみて速く走れることにはならないと思います。
速く走れるようになるためには、瞬発的な高出力の練習ももちろん大切だと思いますが、基本に戻って速く走るための練習、アベレージ走行こそまた少し変わった発見があるかもしれません。


そのなかでワタクシ自身がものすごく大切だと感じていることはペダリング、、、では無いのです。
何かといえば体幹です。
はっきり言ってライド中で考えているのは、ほぼ体幹の使い方デス。
体幹の使い方って本当に大切だと思います。

色々と実際に試してみてわかってきたことですが、速度やパワーは乗り方によってもかなり変わってきます。本当にびっくりするぐらい変わります。

それと走り方です。
例えば、最近の練習のメモにもよく書いてあることですが、
”ちょっとやちょっと高出力を出したぐらいでその後に疲れてすぐに踏めなくなるのは、そもそも踏み方自体間違っていないのか。。。”(と、なんて乱暴な(笑))
という極端なお話なのですが、本当に出し切るような踏み方(無酸素超)その後結構ダメージ大きく、ゴールがそこにあればよいのですがそんなことはない場合がほとんどです。
ゴールスプリント以外であれば、多少その区間で抑えてでも全体を速く走るする練習をすることで、総合的に見て速く走れるのではないかと思います。

こう言った速く走るために抑えて上るという、パワーのマネジメントも練習をしないとなかなか難しいところです。

とこんなことを考えていると、やはり速く走れるようになるためにはやはり、ある程度高い速度域に長くいること、こんな練習をするのが良いと考えているわけです。


▶まとめ
ワタクシ自身、インターバルトレーニングやパワートレーニングを否定しているわけでは無いということを前提にしたお話です。
今よりももう少し速く走れるようになりたい、という希望を持っている方(めちゃくちゃ速い方向けではなくて、)にどんな練習をしていますか?ということを聞いてみると、やはり結果的には短い時間 頑張ることを行っている場合が多いようです。(時間的制約があるのは致し方がないことです)
しかし実際にレースなどだけではなくて、サイクリングやグループライドでも速く走る秘訣はと言うと、瞬間的な速さよりもある程度一定以上のペースで走り続けられることこそ、走力と言えるのではないかと考えております。

そして速く走ることももちろんのこと、最後までバテずにペースを保てることも大切です。
となると、、、やはりアベレージ走行、速く走るためにパワーを抑えて速度を出す練習こそ、とても重要な練習なのではないかと考えております。

そして肝心なことは、このアベレージ走行の練習を十分にし巡航は速度を落とさずに最大限にパワーを抑えた走りの中に、インターバルを取り入れることこそ、パワーとスキルの両立であり、更に強くなれるのではないかと考えております。

ということであくまでも主観的なお話になってはしまいましたが、速く走るための練習、アベレージ走行が速くなるためには効果的だと思う理由、そんなお話でした。



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