いつも少々個性的な製品を出すエッフェトマリポサ、個人的には結構好きなのです。
(エッフェットでもエッフェトでもどちらも同じで。)
そんなマリポサから新製品が入ってきたということなので早速試してみました。
ということで今回はEffetto Mariposaの新製品 チェーンクリーナーとチェーンワックスを試す!そんなお話です。
Effetto Mariposaの新製品はこちらです。
・Flowerpower Wax(フラワーパワーワックス):チェーンワックス
・ALLPINE EXTRA(オールパインエクストラ) :チェーンクリーナー
・ALLPINE LIGHT(オールパインライト):フレームクリーナー
今回はこの中でも上の2つ、チェーンワックスとチェーンクリーナーを試してみようと思います。
どちらも生分解性に優れた天然抽出物を使用しており環境にやさしいということです。
最近は環境にも配慮した製品が増えています。
ALLPINE EXTRAチェーンクリーナーは天然由来の溶剤である松根油の添加、強力な洗浄力に加え、生態系への影響が少ないということです。通常のディグリーザー類と同様に、使用後は水ですすぐことで油性の残留物をなくします。
チェーンだけではなく、ディスクローターの洗浄にもOkということです。
Flowerpower Wax チェーンワックスはひまわりの種から抽出したワックス成分で、競合製品にくらべて、ワックスの濃度が濃く、水にも強く金属への定着性も高いとうことです。(雨だけではなく、オフロードの小川の横断とかでもOKとか。)ロードだけではなく、オフロードもOKという性能を持ち、耐久性は雨天ではなければ300kmと普通にロングライフです。
そして、チェーンは原則ドライな状態を保っているのでメンテも簡単で、音がうるさくなり始めたら乾いた布で拭き注ぎ足すだけでOKということです。
汚れが激しい場合はやはり洗浄して塗り直しが必要です。
これは何が良いかというと、、、
雨や砂の影響がない室内用の自転車であればうるさくなったら継ぎ足しだけですので、かなり楽だと思います。
製品の説明は公式ページ(ページ下部にリンク)におまかせして、早速使ってみます。
さぁ、汚いチェーンと言えばこちら!
だいぶメンテナンスをさぼり気味の室内用のCAADです。
前回のメンテはと言うと、、、チェーンオイルを塗り重ねるぐらいなものです。
見ての通りギトギトです。。。
これをきれいにして、フラワーパワーを使ってみようと思います。
流石にスプロケはトレーナーごとは洗えませんので、外して通常の洗浄剤できれいしておきました。
なおチェーンの洗浄は今回こちらを使いました。
Mangiacatena(マンジャカテーナ)、いわゆるチェーンスクラブマシーンです
せっかくなので一緒に買ってみました(笑)
何でも洗浄剤はかなり少ない量で効率よく洗えるということです。
環境問題を考えるマリポサは使用量を抑えるということも大切ということです。
早速オールパインエクストラを入れてみます。
いやらしいですが量を測ってみました。
メロンソーダ色です(笑)
少々見づらいですが、1回量20mlでした。
オールパインエクストラは500ml入りですので、単純計算で25回分ですが、これらの洗浄剤は洗浄後にすべてを捨てることはない場合が多いので、実際はもっと使えるのではないかと思います。
このオールパインエクストラ、こう言った強力なディグリーザー洗浄剤は匂いがきついものが多いですが、爽やかでいい香りです。
好みは分かれると思いますが、イメージ的にグリーンシトラス的な香りです。
早速洗います。
セットします。
最初は鬼のように固くて全然回りませんでした。ぶっ壊れているのかと思いましたが、何度か回したらきれいに回るようになりました。
液体は若干飛び、こぼれがあります。
室内で行う場合は新聞紙等を引いたほうが良いと思います。
洗っているとどんどんきれいになっていきます。
これは期待ができます。
しかしです。
このチェーンスクラブマシーンですが、チェーンはきれいになるのですが、、、
ギアの歯は別途きれいにしたいと感じました。
ともあれガシャガシャ回し洗浄後は水で流します。
本当はスクラブマシーンの中を水に入れ替えて再度回すらしいのですが、今回は水で流すだけにしました。
水をかけると、乳化し驚くほど白くなります。
しっかりと流します。
流し終えるとかなりきれいに見えます。
水が白くなくなるまで流す、とするとわかりやすいと思います。
これはすごいです。
すっかり洗浄をサボりまくって、オイルギトギトだったチェーンがどう見てもピッカピカになりました。
天然由来系のクリーナーは洗浄力が弱いというイメージが合ったのですが、オールパインびっくりするぐらいきれいになりました。いい匂い、これだけの洗浄力で環境にやさしいと言うのは非常に良いことです。
ワックスを塗る前はチェーンの水分を完全に抜く必要があります。
これが少々めんどくさいです。
コンプレッサーで水分を飛ばし乾拭きし、最後にヒートガンで念入りに乾かしました。
ピカピカになりました。
ついでにスプロケも洗浄後乾燥させてあります。
完全に乾燥したらワックスを塗ります。
塗る前はよく振ります。
よく振って蓋をひねり開けると溢れます(笑)ちょ!
一コマずつ塗っていきます。
粘度が高く、ボトルが固く、はっきり言ってかなり塗りづらく、作業性悪しです。
これはなれが必要だと思います。
油分があると塗布する際に弾いてしまうようですので、下処理は重要かと思われます。
塗り終わったらクランクを反対向きにぐるぐる回してワックスをなじませます。
若干塗りムラがあるような気が、、、
ギアの歯も真っ白、しっかりとワックスがのっています。
ともあれこのまま2~3時間乾燥させます。
乾いてきました。
乾くと白さがある程度落ちついて、透明っぽくなります。
このワックスを塗る作業を初回は2回行うということです。
なにやら結構良さげだったので、SLRにもやってみました。
最初は真っ白なのですが、、、
やはり乾燥後は白さが落ち着いてきます。
あとは実走を残すのみです。
しかしマリポサには少々部が悪いと思いますが、ワックス系の潤滑剤はどうしてもオイルに勝てないイメージがあります。それとワタクシが普段使用しているチェーンオイルはWAKO'Sのエクストリームと、パワーです。この2種ははっきり言って潤滑性能はかなり高いです。ただし汚れる、コレが最大の弱点です。
汚れと潤滑性能、耐久性等 比較対象はWAKO'Sでかなりの強敵かと思いますが、これからゴリゴリ使って性能を確かめたいと思います。
ということで今回は、Effetto Mariposaの新製品 チェーンクリーナーとチェーンワックスを試す!そんなお話でした。
続きは追ってご報告させていただきますm(_ _)m
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