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その後更に走ること500kmです。
トータルで800kmぐらい使ってきました。
そして最近の天気は幸か不幸か雨が多く、ウエットでも結構な距離や時間を走ることができました。おそらく500kmのうち200km以上はウエットのような気がしますし、洗車ばかりしている気がします(笑)

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こんな事になったり、、、

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こんな時も(笑)

ということで今回は、Panaracer AGILEST TLRをかなり過酷に使ってみてのその後、経過報告のお話です。
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①タイヤ幅と減圧
組み付け時に25cで実測値24mmだったタイヤ幅です。
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しばらく使用してから測ってみると、
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フロント:25.2mm

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リア:25.4mm
内幅19mmのリムに装着して25mmちょっとで落ち着いたようです。
一昔前のタイヤは25cで30mm近いタイヤもありましたが(笑)、最近の特に国産タイヤはジャストぐらいのものが多いです。

組付け当初はエアの減圧幅は1日で0.8BARぐらいと、少し多いような気がしておりました。
しかし実際にエアが抜ける、というよりもタイヤが伸びる?落ち着くまではエア漏れだけではなく、タイヤが伸びること(空間容量増加)により空気圧が下がるのではないかとも考えられなくはありません。2~3日ぐらいで落ち着いてきたような気がします。

また今回はPanaracerの純正シーラントを使っていなく、むしろ非推奨の非ラテックス系のシーラントを使っていますが今のところ問題ありません。
(洗車時にはタイヤを泡まみれにしますが、その状態でもエア漏れはありません。)

通常毎日練習前に空気圧をチェックしているわけではありません。走り出しの前に手で触ってみて、柔らかく感じたら空気を足す、ということをしております。
が、不思議とその手で握って確かめる空気圧が柔らかく感じる事が多いです。これはタイヤがしなやかなのかもしれません。

ともあれ現在では1日で0.2~0.3BAR、、もっと少ないぐらいかもしれません。
使用上全く問題のない範囲で、TLRタイヤの中でも減圧は少ない方です。



②空気圧設定
空気圧は当初5.5BARぐらい使用していました。
乗り心地がよく、荒れた路面でもはねづらいです。
かなりの上りも下りも走りましたが、底づき感や危険な感じもありませんでした。

しかしガっと踏んだ瞬間の反応が若干鈍いように感じました。これは腰砕けのような悪い感触ではなく、ほんの一瞬だけタメ感というか反応が遅れる感が出ます。
この感覚的なものは完全に好みの問題だと思いますが、ワタクシは俊敏に反応はできだけ素直に、というのが好みですので、最近では5.8~6.0BARぐらいは入れるようにしています。
※ウエットの日は5.5BARです。

空気圧が上がればどうしても5.5よりもはね、乗り心地も固くはなりますが速度が上がってきた時、パワーを掛けた時のバイク反応が良いです。高速域ではこのわずかなさで伸びが違ってくる、、、気がしています。
しかし実際には乗り心地が固くなるとは言っても、それでも乗り心地は他のタイヤに比べて良い方だと感じています。
もう結構乗っていますが、未だに毎回走り出しの際に”軽い!しなやか!”と感じることができています。

あとは求めるところです。俊敏に使うなら若干高圧、乗り心地をよくため感を出したいなら少し低めに、体重や乗り方などを考慮して調整すると良いのではないかと思います。


③摩耗と傷と耐パンク性能
組付けから約800km走行後の状態です。
まずはフロントから。
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スリップサインどころかセンターのひげもまだ健在!(笑)
まだまだです。

リアです。
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流石にセンターのひげはありません。
フロントと比べると若干減ってきた感はありますが、スリップサインもまだくっきりです。

うる覚えですが(ローテしつつも)3000kmは使える耐久性、とそんなお話だった気がします。
当然乗り方等にもよるとは思いますが、ワタクシの場合だと減りの早いリアはおそらく美味しいところは1,500kmぐらいではないかと思われます。そしてスリップサイン完全消失までリアだけの使用では3,000kmはやはりもたないと思われます。やはり3000使う場合はローテは必要かもしれません。

そして肝心要の耐パンク性能です。
パンク率の高いウエット、そして雨上がりの幹線道路等、遠慮なしにゴリゴリ使っています。
結果、未だパンクなしです。

ただし多くはありませんが傷は入っています。
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これは一番大きなキズですが、リアでこのぐらい大きさの傷が2箇所です。
ウエットの幹線道路をかなり走っていますが、この傷の入り方的には通常のタイヤとほぼ変わらないぐらいか、若干強いぐらいだと思われます。

個人的な感想ですがまだまだ運がよいのかもしれませんが、それでも耐パンク性能は決して弱くないと考えられます。

④その他
飛び石がすくない?
ロードのタイヤは結構ど派手に小石を飛ばしてしまうことがありますが、意外と少ない気がします。


▶まとめ
ということで更に使ってみての経過報告ですが、、、
✓TLRタイヤとしてはエア漏れが多かったり減圧が多いこともなく、安定して非常に使いやすい
✓空気圧の設定で印象が変わり、微妙な差を楽しめる
✓やはり摩耗は若干早いかもしれないが耐パンク性能は今のところ強いと思われる
✓現在、入手し辛いのは最大の難点
ということです。
AGILESTですが、、、個人的にはものすごく気に入っています。
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