前回の記事はこちらからどうぞ。
ガンガン乗り込む時期を経て感覚は非常によい状態です。先日のAGILESTからのS-Light再びです。
S-Lightに交換してからは距離にして450km、完全なウエットや雨こそありませんがそれでも雨よりもパンクリスクが高いとも思われる雨上がりのハーフウエットも2回、幹線道路、田舎道に山も走りしっかりとどのようなタイヤかどうか、試してまいりました。
ということで、AGILESTから交換して久しぶりにIRCのS-Lightを使ってみてどう感じたのか、Formula PRO TUBELESS READY S-Light再び「!そんなお話です。
エアの抜け具合、エアの保持力はおそらくチューブレスレディの中でも最高レベルなぐらい抜けないです。(シーラントは非ラテックス系のユニバーサルシーラント使用)シーラントが落ち着くまで、タイヤに馴染むまでとかそんなことは一切なく、初っ端から全然エア抜けがありません。
1晩ぐらいでは抜けはほぼ確認できないぐらいです。
今回の空気圧は前後共に5.8BARに設定し走りました。
結果的に今のところ推奨空気圧範囲よりも少々低いですが、ウエット5.6BAR、ドライ5.8BARで落ち着いています。
(プロ選手は(体重+車重)÷100をベースに使っているようです。)
空気圧が低くなっても重たくなる感じもありませんし、逆に空気圧を上げていってもグリップ感が落ちる感じもないのが良いです。
▶新品(走り始め)~ まず久しぶりにIRCのチューブレスレディ(TLR)を使ってみて感じたことですが、
「あぁそうそうこれこれ、これIRCのチューブレスなんだよなぁ。」
と、初めてチューブレスを使ったときに感じた、どこか懐かしい感覚を思い出しました。
IRCのチューブレスタイヤ、これはチューブレスであってもチューブレスレディであってもしっかりとIRC!ということを感じることができることこそ唯一無二のIRCのチューブレス、と言った感じです。
これは大体の硬さを同じぐらいになるように空気圧を調整して、ブラインドテストをしてもわかるぐらい何事にも変えようがないような、はっきりとした「IRC感」のような物があります。
とても良い意味です。
そして500kmぐらい走ったAGILESTと比べて、新品の状態でのパッと乗り出しは若干走りが重いかも、転がり感がちょっと足りないかも、、、と感じました。
しかし面白いことに新品の状態から走れば走るほど、どんどん転がりが軽くなるのを感じます。
ケーシング?コンパウンド?なじんでくるというお話があった気がしますが、最初のうちは走れば走るだけ軽くなるので面白い感覚でした。(慣れ?)
この次第によく転がるようになるような、独特の感覚はフロントよりもリアのほうがよくわかりました。
▶いろいろな状況で走ってみて そしてこのS-Light、率直な感想ですがやはりものすごくいいです。
特にグリップ感が非常に高いです。路面をしっかりと掴んでる感じが非常に高く、コーナーリングだけではなくブレーキング、そしてパワーをかけたダンシングの際も全く滑ったりロスをしている感じがありません。
路面をつかんでる感触が強く、路面のロードインフォメーションが非常にわかりやすいのも良いところです。
※ロードインフォメーション:体に伝わるタイヤと路面の接地状況のこと
このロードインフォメーションをしっかりと感じるところも、コーナーリングの抜群の安心感につながっているのかもしれません。
ただしロードインフォメーションを感じやすいのですが、若干跳ねる感じはあります。が、跳ねたあとの収束は驚くほど早いです。おそらくこれがチューブレスならではの収まりの速さなのではないかと思います。
またダンシング等でグッとパワーをかけた時の反応が非常に気持ちが良いです。というのも素直に自転車が動くように感じます。
これはグリップ感とタイヤ自体のコシの強さ、そして重量の軽さからなのではないかと思います。
自分の思ったように、操作したまま不安なく素直に自転車が動いていく、そんなタイヤだと感じました。
▶パンク耐性(傷の付きやすさ) 肝心要のパンク耐性ですが、、、不思議です。
IRCの方のお話では中身を変えたということはないということなのですが、何故か今回は全く傷が入りません。
これまでにS-Lightに変えてから450kmを走り、前述のようにハーフウエット+@ぐらいの状況も2回、いつもどおりに道の悪いところ、幹線道路もゴリゴリ走っていますが、傷がないのです。
これは密かに??わかりませんが。。。(笑)
ともあれ今のところまだ雨等での使用はありませんので、まだまだこれからだとは思いますが今のところはっきり言ってパンクに弱いどころかむしろ傷も入りにくく強いです。
▶S-Lightの弱点とは? そんなS-Lightにも弱点があります。
それはメーカーの方も話しておられましたが、耐摩耗性です。
フロントはまだまだほぼ減りは確認できません。
フロントに比べると摩耗しているのがわかります。
とは言ってもレーシングタイヤですので、そればかりは致し方がないのかもしれません。
それでも海外製のTLRタイヤは軒並み超値上げのビッグウェーブが来ておりますし、ものによってはとんでもない値段になりそうなものもあります。
✓ビードの嵌合 あとはビードの嵌合です。
ビードの嵌合は硬くがっちりとハマったほうが良いというのは、G社もそのように述べています。
ビードの密着度の高さはコーナーリング性能、転がり性能の向上につながるということです。
しかしです。
Ventousとは嵌合が硬すぎて素手で外せないぐらいの硬さでした。
※注:これはタイヤだけの原因ではありません。 これは無数にある他社製品と他社製品を組み合わせるところは、非常に難しいところだと思います。
▶まとめ IRCの Formula PRO RBCC S-Lightを久しぶりに使ってみての感想を一言でいうと、
”チューブレスタイヤのメーカーが開発した唯一無二のレーシングタイヤ”、ということだと感じました。気持ちよく進みますし不安なく曲がり、止まります。タイヤとしての基本的なことをかなり高いレベルで普通に行える良いタイヤだと感じました。
ただし気持ち良いあまりついつい踏みすぎてしまって脚がなくなってしまうかもしれません。(体験談(笑))これはホイールなどでも同じで、気持ちよくてついつい、、、というもので物が悪いわけでありませんでした。
本当に最近のタイヤは本当に高性能になってきていると感じます。
タイヤや命綱でもありますし、最後の砦でもあります。
ご自身の使い方にあったタイヤ選び、これはものすごく大切なことだと思います。
ということで今回は唯一無二のIRC Formula PRO RBCC S-Light再び!IRCのチューブレス やはりすっご良い!そんなお話でした。
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コメント
コメント一覧 (1)
タイヤの違のわかる男ではないのですが、軽く走れると思います。
28cでリアは走行2000km超えたあたりでツルツルになり交換となりました。
今、リアを30cに替えて乗っています。
メーカー推奨の6気圧より、かなり低めの、4-4.5気圧くらいでちょうどいい感じです。
フロント28cはまだ、溝があるので、4000km以上使えそうです。でも、リムに沿ってヒビが入ってきました。