回転性能と耐久性は対極の存在のようなもので、多くの場合トレードオフ的なものです。
走り込みや練習には1分1秒を求めることはありませんし、雨でもなんでもたくさん走る場合は少しの軽さよりも耐久性を重視したほうが利便性が高いです。
逆にレースで少しでも速く、1分1秒速く走りたいのであれば回転の軽さを求めたくなるものです。
要は適材適所です。
来たる富士ヒルまで2周間とちょっとです。
もうそろそろメカ的な対策を取る時期です。
ということで今回の富士ヒル用にワタクシが施したカスタム、TOKEN×2で回転性能を上げる!そんなお話しです。

今回用意したのはこちらの2点です。

ビッグプーリーセットと、BB(ボトムブラケット)です。
こう言ったカスタマイズは実際に何秒速くなる、と言うことはわかりませんが精神的にも大切なことです(笑)
個人的にはTOKENの製品が好きなのです。というのもTOKENは実はかなり細かい技術を随所に取り入れていますし、耐久性等も悪くありません。それなのにお値段は控えめ、コスパよし!ということです。
早速組んでいきます。
まずはこちら、ビッグプーリーセットから。
こちらはケージをシマノの純正ケージを使えるタイプで、プーリーのみを交換するというお手軽にビッグプーリー化ができる製品です。
とは言っても今回これを選んだのは、取り付けの手間が云々というお話ではありません。
その効果はビッグプーリーよりかは低いかと思いますが、リスクが低いからです。要はビッグプーリーよりも効果は低いですが、ビッグプーリー特有の危険と思しき因子が少ないと言うことからです。

車体についたままでも交換はできますが、せっかくなのでクリーニングがてら外して交換します。

プーリーケージの内側とかこんな機会でもないとあまり掃除する機会がありませんのできれいにしておきます。
TOKENのプーリーは上下ともに回転方向の指定があります。

刃先形状はCONTI-WAVE加工によって、最適化され静音性と高い保持力を両立しパワーロスを抑え駆動効率を上げる、ということです。
ということは回転方向に合わせて適切な刃先形状となっていると思われます。
このようにTOKENの製品は随所に細かい技術が詰まっているのです。

と説明をしたあとにあれですが、もっと簡単な方法ですが裏側を見れば一目瞭然です。
せっかくのオイルスリックカラーなのにわざわざ地味な方を外側に組むことはないと思います(笑)

それにしてもきれいな色です。
組んでみました。

さりげない感じがGOODです。
プーリーの歯数は12T+14Tです。
テンションプーリーはともかくアッパープーリーは純正11Tに対して、TOKENは12Tです。
ということは基本的に調整必須です。むしろ調整しないでOKの場合は今までの調整が甘い、ということになります。
基本的に社外製品を組み合わせる場合は、純正品よりもスイートスポットが狭くなります。そしてきちんと調整をしないと途端に具合が悪くなるものもあります。
しっかりとした調整はマストということです。
お次はBBです。
おそらくココまで耐久性の高いBBは他にはなく、雨でも洗車でもどんと来いのというぐらいのシマノの純正BBです。
これは叩き出すしかありませんので、ゴンゴンガンガン叩きます。
、、、なんですが。。

抜けない、、、
SLR、滅茶苦茶硬いです。
叩けども、叩けども一向にびくともしません。
そんな場合はボルトを利用しねじ込み外すタイプの工具もあるのですが、フレーム側に工具がかかる部分がありません。あれはフレームの形状によって使える場合と使えない場合があります。変なところにかけたりすると最悪フレーム割れますので、要注意です。
ではあまりにも硬いときは、、、というと、
そんなときはこうします。

プーラーを使って内部のベアリングを先に抜いてしまいます。
そもそも叩いたBBの再利用は好ましいことではありませんのでまずは分解、ベアリングを先に抜いてしまいます。

ベアリングのみが抜けました。
ベアリングさえ抜いてしまえばカップにかかる圧力が減ります。
樹脂製のカップのみの叩き出しは非常に楽なものです。

あとは簡単です。
軽く抜けました。

ぴったり感!
ちなみに、この方法が使えるのはBBカップにしっかりとした”ツバ”がある場合のみです。
ツバがないBBカップの場合、ベアリングを抜くと最悪なことになりかねないので、基本的にNGです。
こういった構造、センタースリーブ径等も含めてさすがは世界のシマノ設計、ということです。

シマノの純正BBです。
続いてTOKENのBBです。

今回選択肢したのは左右結合式のBB NINJAのボディが樹脂製のLITEと言うモデルです。
金属製の結合式BBを選ばなかったのには理由があります。
金属製の重量的な問題もないわけではありませんが、重量はそこまで気にしていません。
主たる理由は、剛性バランスを変えたくなかったからです。
というのも、SLRのBB周りはもともとかなり硬いので、これ以上剛性アップとなると剛性過多になりそう、と考えたからです。

樹脂製のカップは圧入、、、ではなく左右結合のスレッド式ですが組付けがし易いような形状になっています。

そもそもカップは工具がかかる部分も含めて樹脂で、当然樹脂は金属よりも剛性がないので過トルクやナメは特に注意が必要です。
ということもありこの”WARNING”です。
最悪ズルッズルになめてしまったら、とか固着したら、、ということを考えましたが、手間はかかりますが、意外とどうにでもなりそうなのでノープロブレムです。

サクッと組み付け、組付け自体は全く問題なくスパッと決まりました。
BBを変えた場合は、FDの調整を確認します。これもマストと言っても良いぐらいです。

主張が激しすぎないぐらいでちょうどよいです。
やっぱりTOKEN、、、いいですヨ。
となると、、、、これでもうあとはエンジンぐらいしか。。。
とネガティブに考えれば自分に言い訳ができないようにしておく、逆にポジティブに考えればバイクは最高の状態!ということです。
今年はこれで望むかどうかは残りの2週間じっくりと使ってみて考えるとします。
ということで今回は富士ヒル用カスタム TOKENで回転性能を上げる!そんなお話しでした。
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コメント
コメント一覧 (5)
プーリーを交換となるとチェーンの長さも変わってくるので、チェーンも交換かコマを追加するような事も必要ですか?
チェーンを交換するか、コマを追加するかしないとという事でしょうか?ご教示下さい。宜しくお願いします。
チェーンの長さ調整が必要か否かは組込前のチェーンの長さ等によりかわりますので、基本的にはやってみてどうか?というところです。
チェーン自体消耗品ですので、準備はしておいても良いのではないかと思いますm(_ _)m。
チェーン替えて2000㎞程度なので、どうなのかちょっと考えてみました。
テンションは普通の規格でしょうけど、ガイドプーリー側の規格は凄まじい物を使っていそうな雰囲気なんですけど、個体差ですかねえ