1本目はこちらから

そのレンズの性能がものすごく気に入って、2本目もBOLLE SHIFTERでした。

レンズの性能に付いてはこちらの記事に詳しく書かせていただきました。


そしてこちらです。


3本目、買ってしまいました。
ICARUS(イカロス)です。

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イカロスといえば、ロウで固めた鳥の羽~♪、
と言うイカロスかどうかはわかりませんが、イカロスです。

▶ICARUSとSHIFTERを比較する
まずはICARUSを見てみます。
イカロスの特徴はというと、やはりフレームレスで超軽量モデルということです。
DSC_6761
カタログスペック24gに対して、実測25gです。

比較としてSHIFTERと比べてみようと思います。
DSC_6760
シフターはそこまで軽量のモデルはありませんが、31gです。
その差は6グラムということです。
では実際にかけてみるとそんな6g程度で違いがわかるのか?ということですが、、、
全然違います。
はっきり言ってイカロスは本当に羽が生えたように軽く感じます。

6g程度の差でなにがそんなに?ということですが、おそらく重量バランス的な影響が大きいのだと思います。レンズ周りのフレーム部分(アイウェアの前方)が驚くほど軽いのです。その影響でかけた感じ、とにかくぶっちぎりに軽く感じるのではないかと思います。

その他を比べてみます。
DSC_6754
左がイカロス、右がシフターです。
双方一眼タイプの調光レンズ(ファントムレンズ)、レンズです。

大きな違いはフレームレスのイカロスにたいして、シフターはしっかりとしたフレームが、ぐるりと一周するモデルです。
どちらのモデルも正面から見てレンズ中央が高くなっています。
この高さが非常に重要で、頭を低く下げたときでも視界を広く保てます。

DSC_6756

DSC_6758

形状は非常に似ています。
テンプル(つる)の形状に少々違いがあります。

DSC_6777


▶ ICARUSを使って見えてきたフルフレームとフレームレス違いとは
①剛性感のちがい
イカロスはフレームレスの超軽量モデル、シフターはしっかりと太めのフルフレームのモデルです。
まず両者の違いですが、剛性感(硬さ)が違います。
アイウェアの骨格をしっかりと作れるフルフレームのモデル、シフターのほうが剛性感(しっかり感)があります。

✓掛け心地
掛け心地としてはフレームや頭の大きさにもよりますがもしフレームがきつく感じる場合は、フレームレスのほうがきつさは感じづらいと思います。フレームレスのほうが柔らかいです。柔らかくフィットするか、しっかりとフィットするか、その違いがあります。
イカロスは柔らかくフィットしかけ心地が圧倒的に軽いのですし、シフターはしっかりフィット、どちらもテンプルとノーズパッドのバランスの良さからか、ずれる感じがありません。

✓対衝撃
おそらくですが落としたり、踏んだりしてしまったときの頑丈さというとやはりフルフレームの方が強いと思います。
DSC_6764
落下した場合、フルフレームであればフレームが接地する可能性がありますが、フレームレスのモデルの場合はレンズから接地してしまう場合もあるかと思います。

またヘルメットにさしたときの安定性もやはり硬いフルフレームの方が有利だと感じましたが、実際にはイカロスのほうが外れにくかったです。
DSC_6778
イカロスの特徴でもある、テンプル内側のThermogripRラバーの滑り止めがものすごいのです。

②視界
視界に関しては、やはりフレームレスは強いです。
DSC_6754
この様に比べてみても、レンズの高さはほとんど変わりません。
普通のポジション、フォームで走っているときはさほど大きな差は感じません。

しかし深い前傾のエアロフォーム等で走るときに、ほんの数mmの違いでも見え方に差が出ます。
エアロフォームの際にフルフレームのシフターも決してフレームが邪魔になるほどではないのですが、やはり視界の上端、上の方に若干ですがフレームが入ってしまいます。
比べてフレームレスの場合は物理的にフレームがありませんので視界に入ることは一切ありません。
またフレームは上部だけではありません。
DSC_6770
サイドの部分です。
ココが何かというと振り向き、後方確認の際に視界に入る場合があります。
フレームレスのほうが肩越しの後方確認に際に見えるか見えないか、ギリギリの部分が見やすいのです。

ともあれ視界に関してはまずはズレない、ということが何よりも大切です。
せっかくのワイドなレンズやフレームレスでも1mmずれるだけで視界はかなり狭くなります。

前述のように双方本当にズレが少ないのもBOLLEを選ぶ理由一つでもあります。

③防風性能
風をどの程度防げるのか、ということです。
これはフルフレームのモデルの方が明らかに有利です。
DSC_6775
フレームのフチが絶妙な高さです。
この高さがあるフレームと、全くフチの無いフレームレスではやはり風(隙間風?)の入り方が違います。

イカロスを初めて使ったとき、走り出しの目の乾燥が気になりました。
目の乾燥対策、と言う意味ではフルフレームの方が強いと感じました。


▶まとめ
ワタクシ自身アイウェアはほぼデザインで選んでしました。
その後BOLLEの調光レンズの見やすさですっかりBOLLEにハマり、こうして同じレンズのフレーム形状の違うモデルを使ってみることで、アイウェアの構造による違い、差を経験することができました。

デザインだけではなく、こう言った違いもアイウェアの選択時に少し意識をしてみるとよりご自身の使い方にあったモデルを選べると思います。

そしてアイウェアはなによりも自分の顔、頭の形にあっているもの、そしてズレにくいものを選ぶ、ということが大切だと思います。
ということでBOLLE ICARUSを使って見えてきたアイウェアの差 フレームレスとフルフレームの違いとは!?そんなお話でした。

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