思いっきりパンクをしたのは記憶にあたらしいところです。

久しぶりのパンクで、AGILESTを一本駄目にしてしまいました。

そして以前使っていたもう少しだけ使えそうなAGILESTに履き替えて使っていたのですが、、、
そうパンク神再降臨です。

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と言うのも先日グループライドの集合時間がゆっくり目だったので、少し走ってから向かうことにしました。
30分程度走って集合場所に向かいました。

集合しました。
と、「シーラントめっちゃ付いてますけど。。。」
「!?」
ノォォォ━━━━[ :゚Д゚:]━━━━ゥゥッ!!ー

紛うことなきシーラントを吹いた痕跡が。。。
いや、前日に洗車をしたので、、、

パンク神再び、降臨です。
パンクはなんでこんなにまでも続くのでしょうか。
1年のうちに数回はパンクをするのですが、なぜがパンクをするときは続くものです。
修理がイマイチとかではなく、完全にタイヤを交換しているのに、です。不思議なものです。

ともあれその場でパンク箇所を探すと、、、やはり怪しいとことがあります。
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※このようにシーラントがモヤモヤっとだまっぽく固まる場合が多いです。

パンク(エア漏れ)はシーラントで確実に止まっています。
エアの減圧幅もそこまで多くありません。と言うかほぼ減っていません。
とは言え、これから100kmはゆうに超えるであろう真夏のロングライドに行くのに不安が残ります。
※真夏はなぜだかわかりませんが、パンクのリスクが上がるのは経験上のお話です。

時刻は出発予定時間の8分前、、、!
10分だけお時間をいただき、タイヤ交換に戻ることにしました。

行き帰りで1分ずつ、実質タイヤ交換には8分で終わらせます。
大体出先でもパンク修理(チューブレスにインナーチューブを入れる)は10分前後です。
店まで戻れば装備もありますので、更に時間短縮を狙えるはずです。

交換するタイヤはIRCの保管場所、最速交換の流れを考えながら戻ります。
お店に戻りました。

まずはコンプレッサーをスイッチオンです。
タイヤを用意し、ホイールを外します。
パンク箇所の確認等は後回しです。

ホイールを外したら、エアを抜きタイヤを一気に外します。

シーラントは15mlぐらいは残っていました。
そこまで古くないので、残ったシーラントはざっくりと軽量カップに移し再利用です。
足りない分のシーラントを足しておきます。

同一のシーラントを使うこと、そしてリム側(ビードフック部)のこびりつき汚れが少ないこと(前回のシーラント交換からの期間が短いため)、そして時間がないことを考慮し、そのままタイヤを装着することにしました。
※違うシーラント剤を使う場合、シーラントがこびりついている場合等の場合はホイールのリムをきれいにしてから組み付けることを推奨致します。(嵌合不良やエア漏れのリスクがあるため)

タイヤをはめ、シーラントも一緒に入れてしまいます。
バルブコアからは入れずにタイヤに直接注ぎました。
こちらのほうが早いからです。

コンプレッサーを使いビード上げです。
が、上がりませんでした。
コアを外して直噴であげます。
ビードが上がったら、リムに付いたシーラントをざっと拭き取ります。

シーラントの種類によっては油っぽいものがあります。(超有名なアレとか、)
ぬるっと油っぽいものはしっかりとぬるっと感が取れるようにきれいにしたほうが良いです。
がVittoriaのシーラントは油っぽさがないのも良いところです。

軽くシーラントを馴染ませホイールを取り付けます。
フロアポンプを使い、規定の空気圧まで上げれば完成です。

予備の作業として、計量カップについたシーラントをざっと流し、フレームのシーラント剤もざっくりと拭き取りました。

画像も一切撮らずに、タイムアタックでした。

集合場所に戻り時間を確認するとジャスト10分でした。
無事に交換を終え、150km超のライドを何事もなく終えることができました。



ココからはおまけ的なお話です。

帰宅後に確認してみます。
チューブレスタイヤでそこまで大きくないサイズのパンクはタイヤを外してしまうと本当にわからなくなってしまいます。
ですので少々手間はかかりますが再度ホイールに組み付け、空気を入れて確認をします。
通常の場合はホイールからタイヤを外す前に行うことですが、今回は時間的な問題もあり確認不足だったため、確認のために再組付けをしました。

また傷の確認の為の再組付け前に重要なことがあります。
怪しい箇所の裏側のシーラントできるだけ剥がしておくことです。
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全部は大変なので、怪しい箇所は優しく剥がしておきます。強くこすり過ぎるのは内部を傷つける可能性がありますので、ご注意ください。

シーラントが確実に穴を塞いでしまっている場合、組付け後でもパンク箇所の特定が難しくなっていまうことがあるからです。
どうしてもパンク箇所がわからない場合は、このように一度外してシーラントを抜き、裏側を除去して確認する場合もあります。

怪しい箇所を何箇所か、裏側のシーラントを剥がした上でタイヤを組み付けます。
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まずはスリップサインから。。。うっすら見えるぐらいです。
このぐらいの摩耗していれば、ぼちぼち寿命っぽいので修理するほどでもありません。
ということなのですが、今回は後学のためにキズ等の確認を続けます。

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センターは確実に摩耗が進んでいます。
やはり摩耗が進めばそれだけトレッド面が物理的に薄くなりますので、パンクのリスクは上がるように思えます。

ではパンク箇所はどうかというと、、、
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このようにシーラントが固まったものがモヤッとこびりついているのですが、パンクの箇所は空気を入れてもなお、ものすごく分かりづらいです。(シーラントの塊が走行によってきれいに取れてしまうと本当に全然わからない場合があります。)
今回はかなり小さなサイズの傷だと思われます。

そんなときは王道の石鹸水です。
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確実に漏れています。
と石鹸水を使うことで場所を特定できました。

場所が確定したらマーキングをし、タイヤを外して見てみます。
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これです。

DSC_7088 (1)
内部の傷の大きさとしては1.5~2mmでした。
傷の内側にしっかりとシーラントが入りこんでいます。いい仕事をしています。

外側を見てみます。
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本当に全然わかりません。
今回の傷は外側の傷がめちゃくちゃ小さいものでした。

と、今回は摩耗が進んでいたためこのままで終了です。

チューブレスタイヤのパンクは、傷の大きさ次第ではそのまま運用を続けることもありますし、修理をする場合もあります。
と言うことなのですが、どちらにせよパンクをするということは少なからずシーラントを吹くということはシーラントが減ることになります。ですのでシーラントの状態や残量の確認、そしてシーラントの鮮度を保つ、これらの意味合いでもシーラントの確認や入れ替えを行う機会にするのも良いと思います。
またもっと簡易的なお話では、パンク時に減ったであろうシーラントの追加、これぐらいは最低でも行っておくのが良いと思います。
ということで今回はパンク神降臨再び!? からの超速タイヤ交換チューブレス編とおまけ、そんなお話でした。

結果的なお話ですが、Vittoriaの新しいシーラント。ユニバーサルシーラントは2mm程度のカット傷であれば、ほぼ減圧もなくパンク修復できる、ということでした。


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