LÚN HYPER の過去の記事はこちらからどうぞ。


600㎞インプレ


10000㎞突破


その後です。
代理店から新型の発売のお話をいただき即オーダー、昨日ついに新型のLÚN HYPER 2023が入ってまいりました。
国内初出荷分”かも”しれません。

ということで早速ではありますが今回は速報、WINSPACE 新型 LÚN HYPER 2023 R45 RIMを見る!そんなお話です。

1222


▶HYPERの新型D45を選ぶ理由
と実際に見る前に、少しだけ寄り道です。

ノーマルのHYPER(旧モデル)はと言うと50mmハイトを使用していますが、とにかく軽く、平地だけでなく上りも速いです。長い上り、激坂でも重さを感じることはなく、不満も問題もありません。
しかし使い始め当初はかなりの軽量のリムは場所によってはかなり薄く作られていて、正直使ってみるまでは少々不安もありました。と言うのも理由は数あれどもカーボンのリムで割れたリムは過去に何本何本も見ているからです。
しかし実際に使ってみればHYPERが弱い、壊れやすいなんてことは全くありませんでした。

ではなぜ新型がでて試したみたいと思ったのか、と言うお話です。
単純にHYPERが気に入っていたので、、、ということもありますがそれだけではありません。

まずHYPERはとにかく売れていて世界各国、市場に出回っている本数が多いということです。
こう言ったホイールに関しては、できるだけ多く市場に出回っているものほうが良い傾向にある、ということだと考えております。
と言うのも理由は2つあります。
①製品開発の資金力
基本的に多く売れていればいるだけメーカーは資金力があり、新しい製品でもより良いものが作れるはず、と考えております。
ということがメーカーのページにも書いてありました。”研究開発予算4倍、優れた人材の確保、そしてホイールテストラボ機器のカスタムビルド”、これらも資金があるからこそなし得ることだと言うことです。
②ユーザーからのフィードバック
ユーザーが多いということは、フィードバックが多いということになります。
少々ひねくれた考え方ですが、製品が良くなかったり悪かった場合、ユーザーが多いということは不具合の報告も多くなるはずです。
(情報過多の昨今ではありますが)100本使って集まる情報よりも、10000本使った情報のほうが確実に高い信頼性を持つということだと考えております。
公式ページによるとHYPERは2019年後半の発売より、その数50,000ホイールということでものすごい数です。

また世界的な流れとしてディスクブレーキ化が進んでいます。これは致し方がないことだと思います。業界的にはシフトしている傾向にあるとは言っても、まだまだ現状はリムブレーキユーザーも多くいます。他メーカーが作らないなら、ということもあるのかもしれませんが、それでも切り捨てのようにラインナップを絞るメーカーが多い中、今でもHYPERはリムブレーキモデルもまだ製造販売をしているということ、これは一ユーザーにとしても、販売店の立場からも非常に嬉しいことです。
逆に言えばメーカーの生産能力の問題もあるかもしれませんが、大きいメーカーは特にラインナップを絞りすぎるのも好印象とは言い難いところもあります。(スモールパーツ等も含めて)

現在でもワタクシがリムブレーキを使用しているということもありますが、もしもワタクシがディスクの車両に乗り換えたとしても、まだまだ多いリムブレーキのユーザーの皆様へ自身をもってお勧めできる製品があること、これは何よりの強みだと感じております。


▶LÚN HYPER 2023
ということで実物を見ていきます。
これですが、
DSC_7636
上:1.0 下:新型
※メーカーの公式ページでは新型は2023、旧モデルは1.0と表記されております。
実際には旧型(1.0)がすぐにカタログ落ちするということではなく、しばらく併売するということで、旧モデルというのも変かと思い、以降”1.0”と表記をさせて頂きます。m(_ _)m
箱まで一新!

DSC_7610
こちらです。

DSC_7615
1.0にはなかった、R45の新デザインです。

重量測定です。
あくまでも実測が重要です。
DSC_7620
フロント(リムハイト46mm):575g

DSC_7622
リア(リムハイト54mm):766g
合計:1341g(リムテープ、バルブ込み)
カタログ値:1322gですので、リムテープとバルブを抜くと推定カタログ値以下かと思われます。
(と言うかリム高46mm、54mmで1341gとか軽すぎです。)

と言うのも、新型はバルブがかなり長めです。60用?
DSC_7667
上:新型R45 下:1.0
前述のように新型のR45はリムハイトが前後で違います。
おそらく1.0のバルブ長だとフロントはともかく、リアは50mmから56mmにリムハイトが上がったことで、長さが足りなくなったものだと考えれられます。
しかし1.0の長さに慣れているので、新型のバルブ長は少々長すぎのようにも思えます。
ここは残念なところでした。

ともあれバルブもある意味消耗品のようなものですので、交換時期がきたら長さを変えるでも良いかもしれません。

DSC_7626
内幅21mm

DSC_7630
外幅は前後で違いますが、前27.6mmと後ろ27.8mmです。

旧モデルと比べてみます。
DSC_7632
リム幅もですが、リムの形状も微妙に変わっています。
より優れた空力性能を持つということです。

DSC_7664
このように並べてみるとたしかに新型は幅が広くなっています。(左:新型)

フロントハブです。
DSC_7644
左が新型です。
新型のほうが掃除が楽そう、、、ではなく、空力的にも優れていそうです。

DSC_7670
リアも変わっています。
が内部構造はほぼ同様ということです。

タイヤを組みます。
前後ともにS-Lightにしました。
本当は28cをセットしようと思い用意もしてあるのですが、単純に1.0との比較をしたい。ということもあり、まずは25cの中古品を使用することにしました。
DSC_7641
リムハイトは新旧4mmの差ですが、ぱっと見ではそこまで大きな差ではありません。
バルブの出代をみると違いがわかるぐらいです。

DSC_7651
※左:新型 内幅21mm 右:1.0 内幅19mm
組んだタイヤを見てみると若干ボリューム増しのように見えないこともありません。

DSC_7653
※左:新型 外幅27.6mm 右:1.0 外幅26mm
タイヤとリムの嵌合部付近を見ると、やはりワイドリムのほうが空力的に良さそうな仕上がりになっています。

リアです。
DSC_7669
比べてみると、やはりバルブ長が少々気になり。。。

タイヤを組んでみて思いますが、やはり新旧ともにHYPERは組みやすいです。

車体に組む前に、、、こちらです。
DSC_7685
ブレーキシューですが1.0モデルと同用品だと思われます。ですので残念ながらまだダイレクトマウント対応品ではありませんでした。

DSC_7679
このように並べてみると、リムハイトの違いはそこまでくっきりはっきりはわかりません。
言われてみれば、、、ぐらいでしょうか。
DSC_7689

組み終われば後は乗るだけです。
しっかりと使って、1.0との比較を中心に次回以降の記事を作成しようと思います。
ということで今回はWINSPACE 新型 LÚN HYPER 2023 R45 RIMを見る!そんなお話でした。

公式ページ


++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。

Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。


Chain Reaction Cyclesはこちらからお願い致します。


+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(一人運営のため整備中、接客中等 電話を受けれない場合もございます。その際はお時間を開けて再度ご連絡を頂ますようお願い申し上げます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから