朝ライドです。
天気予報は曇り~晴れぐらいででした。
起床時はなんだか雨音が聞こえた気がしたのですが、気にせずに家を出ると完全ウエット!もう5時前は真っ暗なので気が付かなかったのですが、これからひどく降る予報ではないので気にせずアスセイバーだけを装着し出発しました。
そして30分後ぐらいにはしっかりと雨、、、すぐに止むはずと考えても雨、その後も雨!(笑)
結局雨じゃなかったのは最初の30分と最後の15分ぐらいでした。。。
ともあれ2時間以上も雨の中走れば、人間も機材もそれなりの状態になります。
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帰宅後はまず人間をきれいにします。
車体はと言うと、びしょびしょの状態ではありますがちょっとやちょっと濡れたぐらいでは問題がないように日々のメンテナンスでしていますので後ほどです。
逆に雨に弱いドライ系のチェーンルブなどを使用している場合は、雨で油が流れてどんどん錆びてきますので要注意です。その場合は帰宅後はとりあえずすぐにラスペネや水置換性のオイルを注油しておくことで時間が稼げます。
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※錆びる前に対処が必要です。
ともあれ、このまま家に入るわけにもいきませんので、まずは家の外でジャリジャリを落としてから家に入りました。これが雨の厄介なところなのです。
そう、雨のライドで濡れるだけならば乾かせば良いですし、水分を拭き取ればそれで良いのですが、それだけではないのです。基本的に雨は上から降ってくる水分だけではなく、地面から巻き上げられる泥水も一緒にあびてしまう、むしろ泥水のほうが影響が大きいぐらいです。
当然走る場所・コースにもよるとは思いますが、、、
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ドロドロです。。。

こんなときはまずは洗車です。
画像からも見て取れるように雨は水分だけではなく巻き上げられた泥水がいたるところに入り込みます。
表面を拭くだけでは内部に入り込んだジャリジャリの汚れは取れません。
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ということで、雨でびしょ濡れなのに水を使って洗車をします。
チェーン内部やディレイラー、ブレーキ等の内部にも入り込んだジャリジャリをきれいに落としてあげます。
チェーンはビショビショのままだとディグリーザー類が本来の性能を発揮できない場合もあります。ですのであまりにもビショビショの場合は水気をかるく取ってからディグリーザーを使用します。
また水でじゃばじゃばと流せるのは楽で良いですが、水が使えない場合各所に入り込んがジャリジャリを落とすのは泡系クリーナー(フォーミングマルチクリーナー等)が便利です。細かい泡が手の届きにくい内部で広がってくれるからです。水を使えない環境の場合は、泡系クリーナーを一本持っておくと非常に役に立つと思います。
で汚れを取ったら錆びる前に各所へ注油をします。
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というのが雨のライド後の基本的なメンテナンスで、これ以外にも確認しておいたほうが良いことがあります。
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という長い前置きから始まるのがお話が今回の本題で、雨のライド後のメンテは洗車だけ?洗車以外で確認すべき6つのメンテ、そんなお話です。

①携帯用品の確認
サドルバッグの中で水没していると、だめになってしまうものもあります。
工具類やボタン電池は錆びますし、ウエス系も濡れるとあまり良くはありません。
内部の状態を確認して、水没しているのであれば水分を取り工具類は軽く錆止めをふいておくと良いです。
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②タイヤの確認
ウエット路面は異物を拾いやすい、つまりパンクをしやすい傾向にあります。
パンクまではいかない状態でもタイヤに異物が刺さっている場合も多々あります。
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ウエット走行後のタイヤはトラブルのためにも確実に確認をし、異物などは除去しておくことをおすすめいたします。
またチューブレスの場合ですがフレームを洗う際に異常に落ちづらい汚れがあるときは、小さなパンクでシーラントが噴いた可能性もあるので要注意です。

③装備類もきれいに
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フレームやシートポストに直接付けるものです。
テールライトや、サドルバッグ(フレームバッグ類)等もかなり汚れます。

このようにジャリジャリがついたまま再び車体に取り付けることで砂利をかんでしまいますので、フレームの傷のもとになります。これらの汚れをきれいにしておくことは傷やトラブルの防止もなりますので、汚れ方がひどい場合にはきれいにすることをおすすめ致します。
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④ブレーキシューの掃除
雨天時のジャリジャリの泥水はシューにも悪影響を及ぼします。
シューがひどい状態のまま使用を続けるとリムにもダメージを与える場合もあります。
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ブレーキシューにテカリや、異物がある場合はきれいにしてあげます。

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下は走り終えたままの状態、上の2個がきれいにした後の状態です。
きれいなシューは効きも良いものです。

⑤フレーム内の水抜き

これはフレームの構造にも水が入りやすい・入りにくいフレーム、水が抜けやすい・抜けにくいフレーム、BB下の構造等にもよって変わってきます。
フレームに合わせたメンテナンスが必要になります。
一例ですが、SLRは水が抜けやすいフレームのようです。
しかしです。
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汚れはたまりやすいようです。。。

開けれる場合は開けて、確認をしておくと良いと思います。
また水が入りやすく、抜けにくいフレームの場合はシートポストを抜き逆さまにするなどの方法で水を抜いた方が良いです。 

⑥ホイールの水抜き
ホイールも同様です。
ちょっとやちょっとの雨や、短い時間なら入らない場合もありますが、雨の中しっかり走るとリム内部に水が入ることがあります。リム内部に水が入ると、ホイールを振るとちゃぽちゃぽ音がします。(シーラントとは違いもっとちゃぽちゃぽ言います。)
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水はこの空間に入ります。

クリンチャーであればタイヤを外してバルブホールから水を抜くのが確実なのですが、チューブレスのホイールの場合はタイヤを外すのも、バルブを外すのもちょっと手間がかかります。
そんなときは、リムに穴があればその穴から水を抜くことができます。。
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穴がある場合は大体2つ空いている場合が多いです。
傾けてあげるとリム内部に入り込んだ水分がでてきます。
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ディープリムは結構な量が出てくることがあります。
これで抜けきらない場合は、反対側の穴から軽く空気を吹き込んだりして音がしないぐらいまでは抜きたいところです。

▶まとめ
久しぶりにガッツリの雨のライドでしたが、折り返し地点からの走り出しで少しだけ寒さを感じました。季節が進んでいくのを肌で感じております。
もうずぶ濡れで走れる季節も長くはないのかもしれません。

ともあれ、そういえば昨日洗車をしたことだけが悔やまれます(笑)
ということで今回は雨のライド後のメンテは洗車だけ?洗車以外で確認すべき6つのメンテ、そんなお話でした。
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