最近のサイクルコンピューターについて懐かしい話を踏まえて、だらだらと書いてみようと思います。
自転車歴がある程度ある方は懐かしく、自転車歴が浅い方はそんなことが?というように、お楽しみいただければと思います。m(_ _)m

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現在ではGPS内蔵のサイクルコンピューターが主流になりましたが、それはまだまだ最近のお話です。
それこそ10年ぐらい前はGPSを内蔵したサイクルコンピューターはそこまで多くありませんでした。

過去GPSを内蔵したサイコンと言えばGarminは歴史があり、ほぼ一強のような時代があったような気がします。
Garmin以外だともちろん日本でも多くはありませんが、GPS内蔵のサイコンもありました。今でこそ撤退してしまいましたが、パワーメーターで有名なパイオニアもポタナビという製品がありました。ポタナビはサイコンと言うよりもどちらかというとGPSを内蔵のナビ機能が主流でサイクルコンピューター機能付き的なイメージ、そして通信モジュール(3G回線!)を内蔵していました。この通信データのアップロードやメッセージが受け取れたとか、、、しかし通信は2年間は無料で使用できる、というものですが2年間をすぎると別途、となっていたようです。しかも当初は”延長契約の料金は未定”という事もあったようです。
ちなみにこのポタナビの発売が2012年2月で、同時期サイクルモードインターナショナル2011に今でこそ有名な、あのパイオニアのペダリングモニターセンサーが新規で参考出品された。というぐらいの頃です。ちなみにパイオニアのペダリングモニターセンサーの発売は2013年ということです。

パイオニア以外だと、あの車系(レーダー探知機やドラレコ)で有名なユピテルもGPSサイコンを出していました。正確にはGPS内蔵のサイコンではなく、ハンディGPS MAPにサイコン機能がついているようなイメージです。
ちなみに記録にはmicroSDカードを使用するということなのですが、使用可能容量は2GB以下のmicroSDカードまたは、8GB以下のmicroSDHCカード、ということです。
現在のサイコンの本体のデータ容量と比べても極小です。
これらのGPS内蔵のサイコンはだいたい4万円ちょっとぐらいでした。

もしくは王道のCATEYEのサイコンです。
スピード、ケイデンス、心拍このぐらいのシンプル機能の最低限のデータを見るようなものでした。
要はGPS内蔵の高級路線、もしくはGPS等は一切ないシンプル機能の2種類だった気がします。



その後時代は少々進みます。
2016年ぐらいだったと思いますが、サイコンとスマホを連携させ、スマホのGPSを使用してデータはサイコンで、GPS情報はスマホで記録する。走行ログはクラウドに保存できる。という機能を持ったものが出始めました。
サイクルコンピューター単体でGPSを動かしているわけではなく、スマホの機能を使用する、というものです。

サイコン本体にGPS機能があるわけではないので、価格がGPSを内蔵モデルに比べてだいぶ抑えられている印象でした。大体1~2万円ぐらいまでの間だったのではないかと思います。
これらのサイコンのメリットは価格だけではありませんでした。

従来のサイコン、GPS内蔵モデルの弱点はといえばズバリ、バッテリーの問題です。
GPSを内蔵していないサイコンはというと、比較的に充電の持ちが長かったように思えます。
しかしです。
サイコン本体は、、、です。
スマホと接続しスマホのGPSを常に使用しているということで、スマホの充電をどんどんと食っていってしまうという難点が(笑)
というのが難点のスマホ連動型のある意味のGPSサイコンでした。

ちなみに同時期のお話としては今でこそ超有名になったStrava(ストラバ)です。
今でこそ圧倒的な登録者数のStravaですが、当時はそこまで有名ではなく、他のプラットフォームもちょぼちょぼとありました。ちなみに現在はルート作成機能で活躍しているRide with GPSというサービスがありますが、これもそもそもちょっとだけStrava的な使い方が当初の機能だったような。。。

個人的な印象ではありますが、Stravaが爆発的に広がり始めたのはGPSサイコンの進歩があったからではないかと思います。以前はGPSログを残すことが、GPSサイコンを使用しているという最初の一歩が簡単にはいかなかったのだと思います。

それこそたったの10年前はと言うと、キャットアイのシンプル機能で壊れ知らずの有線式のサイコンとか大活躍中の時代です。フロントフォークにケーブルをくるくるしていたものです。見たこと無い方も多いのではないしょうか。
その時代にウン万円するGPSサイコンを導入して、と言うのも敷居が高かったように思えます。

少々お話はそれましたが、GPSサイコンの話に戻ります。

その後です。
2017年頃ですが、Brytonが格安のGPSサイコンを発売しました。
はっきり言ってぶっ飛びました。

モデルはRider310と言うモデルで特徴は本体にGPSは内蔵していますが地図(ナビ機能)等はなくログを残す、というある意味シンプル機能な格安GPSサイコンです。
価格はRider310で当時12,000円ぐらいでした。
そもそもGPS内蔵のサイコンといえば従来からかなり高価なものでした。やはり4万円以上はするものが多かったのではないかと記憶しております。
その中で12,000円位です。
この価格、衝撃でした。

そしてもう一つはバッテリー、稼働時間です。
その稼働時間驚きの36時間です。当時GPS内蔵で36時間とか、驚きのスペックでした。
スマホ依存がなく36時間の稼働時間、当時ここまでの可能時間のGPSサイコンはあまりなかったのではないかと思います。

Brytonは当時まだ日本に代理店があったかなかったかも微妙なぐらいの存在でした。日本で正式リリース前だったような。。。ということでサポートも基本的になかった気がします。
ですが速攻買いました(笑)
と言うのもそもそもGPSのサイコンをナビとして使いたかったわけではなく、Strava用にGPS情報の入った走行ログが取りたかったからで、お値段もかなり魅力でした。

で、実際に使ってみると。。。全然悪くないのです。
と言うか普通にイイ。
今まで海外製のこう言った機器のイメージで、そこまで優れたものでは無いようなところがあったのかもしれませんが、むしろ今までのサイコンで悩んでいたことが嘘のようなぐらい、調子が良いのです。

はっきり言ってこの初期のBryton時代のサイコン、これがサイコンの歴史を一歩進めたと言っても過言では無いぐらいの存在であったと思います。

同時期ぐらいでLEZYNEからも各種GPSサイコンも発売になりました。
実際にこちらも数モデル使用していましたが、Brytonよりも少々高いお値段ではありますがBrytonよりも高機能でした。
しかし残念ながらあまりにも不具合が多すぎて結局Brytonに戻りました。。。
この頃2017年ぐらいのサイコンは一気に技術が進化している最中で、それなりに不具合のあるものも少なくはなかったと思います。

価格帯の低いサイコンの不具合はLEZYNEだけではありませんでした。サイコンの機能的には何も問題がなかったBrytonですが、全てが完璧だったわけではありません。
特にスマホ等のアプリケーションの不具合や、超絶不安定なBluetooth等の接続の問題ももりもりとありました。
実際に使用する状況に合わせて、不具合を許容できる使用方法を模索しながら使っていたようなイメージです。
今から考えればそのような不具合があれば製品的には大問題、ということもあるとは思いますが、当時はむしろ何も問題が無い方が珍しいぐらいのイメージでした。

ともあれこの2017年に出始めた格安のGPS内蔵のサイコン、これはこの後に大きな影響があった変革のような時期だと思います。


この後に満を持して日本のキャットアイ社から初のGPSサイコンで高機能(今風なモデル)ができます。
アベントューラと言うモデルです。

ランタイムは驚異の80時間!というモデルでした。
が、です。
ついに、ついにあのCATEYEがGPSサイコンを出したぞ!と沸きました。個人的に(笑)
しかし発売の遅延?色々とあったようで、現在はというと、、、
ということです。


その後はサイコンの進化は数年ぐらい前から2極化が進みます。

Garminを筆頭とする価格は高く高機能なモデル。
そして逆に価格を抑えて、必要最低限の機能は備えた格安のモデル。
この2種類です。
当時からコスパのBrytonというイメージがありましたが、最近では高機能のハイエンドモデルはそれこそ高機能モデルの仲間入りもしてきたようなイメージです。

そういえばですが、GPS機能のないサイコンは?と言うお話もあるかと思いますが、もはやGPS非搭載モデルは壊滅状態というのが現在の状況だと思います。と言うのが現在のお話です。

最近の高コスパモデルと言えば、iGPSPORTです。
はっきり言ってかなり安いです。
当時のBrytonもかなりの衝撃でしたが、現在のiGPSPORTもとんでも価格です。
最近ではBSC100Sと言うモデルはGPS内蔵、パワーメーター対応、これで6,050円です。6,050円です。
機能面を考えてもおかしいレベルで、安すぎです。



最近では値上がりしないものを探すほうが大変そうなご時世でこの価格って。

では最後に今後のサイクルコンピューターはどうなっていくのか?ということですが、このままの流れの2極化がしばらく続くと思います。

高機能モデルはメーカーやモデルごとに特別な、唯一無二の機能を実装し、動作等も含めて更に機能面の磨きをかけてくると思います。
むしろそれをできないメーカーは次第になくなってしまうと思います。
今後どのような高機能が実装されてくるのか、楽しみなところです。

逆にお値段控えめの高コスパモデルは、お値段をできだけ抑えつつも上位機種、上位モデルのような機能を如何に組み込めるか、またそういった高機能を一切入れずにシンプル機能に絞り如何に価格面での強みを押し出していくか。
あとは普通に使える、簡単に使える、そして安定して使える、これらが必要な時代だと思います。高コスパモデルでも数年前のように、全然だめだめなところを許容されてきた時代は終わったとも思われます。

とこのようにサイクルコンピューターの仕事は、走行中に数値を確認するような機能から、昨今では走行中はもちろんのこと、走行後にもデータを確認する。確認し分析し役立てる。そんな時代になってきたのかもしれません。
また一般的なサイクリングではGPSからナビに使ったり、何かあったときの緊急通報機能まで様々な機能があります。
便利な世の中になったと思います。
ということで今回は今と昔のサイクルコンピューターに関しての話でした。



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