前回の記事はこちらからどうぞ。
約一ヶ月前から新型HYPERの2023に初の28cを取り付けて実際に運用を初めました。
AGILESTの28cは今回、リアのみの導入です。
なぜかと言うとフロントタイヤは重量やエアロの問題から25cのまま運用、リアは乗り心地やグリップ等を考慮して28cを導入いたしました。
つまり速く走るための最適化ということですが、これは最近のキャニオンの完成車付属のタイヤサイズもこのような組み合わせになっているようです。
人生初の28cを導入後もうすぐ1ヶ月がたとうとしております。450㎞インプレから距離も1500㎞とある程度走り込んでみました。
導入当初の印象から1ヶ月程度乗り込んでみての話、導入当初と印象は変わったのか?タイヤの状態はどのようになっているのか?ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c その後経過 1ヶ月約2000㎞、そんなお話です。
▶タイヤ幅の実際
21mm内幅のホイール(HYPER2023)に組み付けた直後は28mmでした。
その後、実際に使用してすぐに29mmジャストになりました。
そして現在です。
メーカーの公表値通りに、21mm幅で29mmジャストです。
さすがPanaracer、といったところかと思います。
BMC SLRのフレーム的には28mmまで許容(28cではなくタイヤ幅28mmまで、です。)という設計というのがメーカーのお話でした。
29mmはどうかというと、、、
まずはチェーンステー部です。
フレームを見てもスレ等は一切ありません。
実測の寸法で焼く4mmのクリアランスが確保でてきます。
ブレーキ部も全く問題ありません。
これはもともとのフレーム設計やホイールの剛性等によっても擦る擦らないは変わってくるとは思います。
しかし、21mm内幅のホイールで使用すれば使用してくうちに組み付け時より伸びたとしても29mmという公称値通りになる、ということです。
つまりリムブレーキのフレームでAGILESTの28cを内幅21mmのホイールで使用することを考えた際は29mmのタイヤを入れても大丈夫かどうかで判断すると良いと思います。
29mmが厳しいようであれば、内幅19mmのホイールを使用することで1mm縮まり、28mmとなると言うのはPanaracerの設計寸法です。
これはまだパンクをしていないので不明です。
が完全ウエットでもいつものごとくドロドロの道でも走っていますが、未だにパンクがないのはよいことです。
タイヤの傷を確認します。
傷のサイズは大きいですが、比較的浅いカット傷です。
これぐらいであれば問題はなさそうな表面上だけの傷でした。
細かいキズもあります。
いまのところ傷の入り方は25cと28cに大きな差があるようには思えません。
パンク性も28cだからとか、25cだからパンクをし易い、という差も現状では感じることはありません。
とこれだけではありません。
少々厄介なエア漏れも発生しました。
これは上の画像のAの左上、1.5mm程度の極小さな傷で、貫通するほどの深さの傷ではないのですが、薄っすらとエア漏れが発生する、という現象です。これはTLRタイヤで極稀に起こる現象で、もちろん貫通していないければ裏側からパッチを当てても意味がありません。
エア漏れ量は5BARから一日で4BARぐらいで、めちゃくちゃ減るわけではありませんがなにかおかしい、というぐらいの減圧です。
これはおそらくですがトレッド面に傷がつくことで、エアがケーシング層(ベースゴム部?)内部を通ってしまった空気が、傷からでてきていると考えられます。傷がない状態であればトレッド面のゴムを通ることはありませんが、傷ができることで漏れてしまっている状態です。
これは多いことではありませんが、実はかなり厄介な現象です。
ひどくなるとあの忌々しき過去の現象を思い起こします。TLCェェ・・・
これは前述のようにパッチは効きませんので、シーラントで止めるしか方法がありません。
純正のシールスマートを使用するのが確実だとは思いますが、今回は追いシーラント(追加)で様子を見ることにしました。だめだったらシールスマートと考えましたが、結果的には追いシーラントで完全に止まりました。(メーカー非推奨の非ラテックス系のシーラントを使用)
▶まとめ
実際に使用している感じ、もちろん空気圧設定にもよるとは思いますが、柔らかくヨレる感じもすっかりなれました。固くなった乗り心地になれるよりも、柔らかい乗り心地になれるほうが早い気がします。楽な方になれるのは早いものです。。。
実際に走ってみての感想ですが速度が上がってきたり、パワーが上がってくるともう少し空気圧が高くても良いかと思うこともあります。と言うのも速度域が上がりパワーも上がるとタイヤの働きも過酷になり、タイヤに掛かる負荷も上がってくるため、と考えられます。
と言うこともあるにはあるのですが、やはりそんなに四六時中頑張り続けているわけではないので、やはり楽で快適な乗り心地のであったり、グリップ力を等を重視して安全性の高いと思しき方を選んでおります。
できるだけ潰さないように踏む、というように乗り方が変わっているのかもしれません。
ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c その後経過 1ヶ月約2000㎞、初の28cで走りこんだ結果、ということですが一言で言うと良い!おそらく次も28c、ということでした。
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〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
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・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
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約一ヶ月前から新型HYPERの2023に初の28cを取り付けて実際に運用を初めました。
AGILESTの28cは今回、リアのみの導入です。
なぜかと言うとフロントタイヤは重量やエアロの問題から25cのまま運用、リアは乗り心地やグリップ等を考慮して28cを導入いたしました。
つまり速く走るための最適化ということですが、これは最近のキャニオンの完成車付属のタイヤサイズもこのような組み合わせになっているようです。
人生初の28cを導入後もうすぐ1ヶ月がたとうとしております。450㎞インプレから距離も1500㎞とある程度走り込んでみました。
導入当初の印象から1ヶ月程度乗り込んでみての話、導入当初と印象は変わったのか?タイヤの状態はどのようになっているのか?ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c その後経過 1ヶ月約2000㎞、そんなお話です。
▶タイヤ幅の実際
21mm内幅のホイール(HYPER2023)に組み付けた直後は28mmでした。
その後、実際に使用してすぐに29mmジャストになりました。
そして現在です。
メーカーの公表値通りに、21mm幅で29mmジャストです。
さすがPanaracer、といったところかと思います。
BMC SLRのフレーム的には28mmまで許容(28cではなくタイヤ幅28mmまで、です。)という設計というのがメーカーのお話でした。
29mmはどうかというと、、、
まずはチェーンステー部です。
フレームを見てもスレ等は一切ありません。
実測の寸法で焼く4mmのクリアランスが確保でてきます。
ブレーキ部も全く問題ありません。
これはもともとのフレーム設計やホイールの剛性等によっても擦る擦らないは変わってくるとは思います。
しかし、21mm内幅のホイールで使用すれば使用してくうちに組み付け時より伸びたとしても29mmという公称値通りになる、ということです。
つまりリムブレーキのフレームでAGILESTの28cを内幅21mmのホイールで使用することを考えた際は29mmのタイヤを入れても大丈夫かどうかで判断すると良いと思います。
29mmが厳しいようであれば、内幅19mmのホイールを使用することで1mm縮まり、28mmとなると言うのはPanaracerの設計寸法です。
▶タイヤの摩耗
使い始めからで2000㎞いかないぐらいの使用した状態です。
これは実際に28cを使ってみて嬉しい誤算だったのですが、25cよりも摩耗(減り)が明らかに遅いです。
25cのAGILESTは2000㎞走ればセンターはかなり扁平気味になり、スリップサインはまだ見えるけどぼちぼちか?もう少し使ったら、、、と言うぐらいでしたが、28cはというと若干?平らになってきた?というぐらいです。
耐摩耗性は25cよりも28cのほうが高く、長持ちするかと思われます。
▶耐パンク性使い始めからで2000㎞いかないぐらいの使用した状態です。
これは実際に28cを使ってみて嬉しい誤算だったのですが、25cよりも摩耗(減り)が明らかに遅いです。
25cのAGILESTは2000㎞走ればセンターはかなり扁平気味になり、スリップサインはまだ見えるけどぼちぼちか?もう少し使ったら、、、と言うぐらいでしたが、28cはというと若干?平らになってきた?というぐらいです。
耐摩耗性は25cよりも28cのほうが高く、長持ちするかと思われます。
これはまだパンクをしていないので不明です。
が完全ウエットでもいつものごとくドロドロの道でも走っていますが、未だにパンクがないのはよいことです。
タイヤの傷を確認します。
傷のサイズは大きいですが、比較的浅いカット傷です。
これぐらいであれば問題はなさそうな表面上だけの傷でした。
細かいキズもあります。
いまのところ傷の入り方は25cと28cに大きな差があるようには思えません。
パンク性も28cだからとか、25cだからパンクをし易い、という差も現状では感じることはありません。
とこれだけではありません。
少々厄介なエア漏れも発生しました。
これは上の画像のAの左上、1.5mm程度の極小さな傷で、貫通するほどの深さの傷ではないのですが、薄っすらとエア漏れが発生する、という現象です。これはTLRタイヤで極稀に起こる現象で、もちろん貫通していないければ裏側からパッチを当てても意味がありません。
エア漏れ量は5BARから一日で4BARぐらいで、めちゃくちゃ減るわけではありませんがなにかおかしい、というぐらいの減圧です。
これはおそらくですがトレッド面に傷がつくことで、エアがケーシング層(ベースゴム部?)内部を通ってしまった空気が、傷からでてきていると考えられます。傷がない状態であればトレッド面のゴムを通ることはありませんが、傷ができることで漏れてしまっている状態です。
これは多いことではありませんが、実はかなり厄介な現象です。
ひどくなるとあの忌々しき過去の現象を思い起こします。
これは前述のようにパッチは効きませんので、シーラントで止めるしか方法がありません。
純正のシールスマートを使用するのが確実だとは思いますが、今回は追いシーラント(追加)で様子を見ることにしました。だめだったらシールスマートと考えましたが、結果的には追いシーラントで完全に止まりました。(メーカー非推奨の非ラテックス系のシーラントを使用)
▶まとめ
実際に使用している感じ、もちろん空気圧設定にもよるとは思いますが、柔らかくヨレる感じもすっかりなれました。固くなった乗り心地になれるよりも、柔らかい乗り心地になれるほうが早い気がします。楽な方になれるのは早いものです。。。
実際に走ってみての感想ですが速度が上がってきたり、パワーが上がってくるともう少し空気圧が高くても良いかと思うこともあります。と言うのも速度域が上がりパワーも上がるとタイヤの働きも過酷になり、タイヤに掛かる負荷も上がってくるため、と考えられます。
と言うこともあるにはあるのですが、やはりそんなに四六時中頑張り続けているわけではないので、やはり楽で快適な乗り心地のであったり、グリップ力を等を重視して安全性の高いと思しき方を選んでおります。
できるだけ潰さないように踏む、というように乗り方が変わっているのかもしれません。
ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c その後経過 1ヶ月約2000㎞、初の28cで走りこんだ結果、ということですが一言で言うと良い!おそらく次も28c、ということでした。
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作業は18:00以降も行います。
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