前回の続きとなります。


前回のお話で、NOZA Vの出力がいかんせん低く出てしまう問題が出てしまっています。

基本的に最近のトレーニング負荷の指標としてパワーメーターの数値を主に使用して管理をされている方は少なくないと思います。
体に掛かる負荷を数値化してみることができるのはとても便利です。
しかしです。
今回のようにパワーメーターによる誤差が生まれた際にはどのようなことになるのか、ということです。

ということで今回はトレーニングの指標となる数値、パワーがおかしいとどのようになるのか?ということを単純なTSSでの管理、Stravaでの管理、そしてGarminでの管理、それぞれでどのような影響がでるのか、そんなお話にしてみようと思います。。
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▶TSS(トレーニングストレススコア)
TSSはFTP、NPとIF、時間をごにょごにょして算出されるパワー値から体にかかった負荷を推定、数値化したものです。
※NP:パワーの上がり下がりを加味して大体このぐらいのパワーは出てるのでは?的な数値
※IF:キツさ指数、1時間1.00を超えたらFTP更新
まずはTSSのみで管理をしているCTLの数値を見てみます。
どう考えても基本的にTSSはパワー値のみで算出され、計算されるのでこの場合は、確実に負荷が少なく計算されてしまいます。

つまりTSSでの管理はパワーメーターの値だけで負荷を測っているため、確実に数値がおかしくなってきてしまう、ということです。
確実におかしいとしっかりと頭に入れておくこと、そして未来の為にも練習メモなどにはしっかりと記載をしたほうが良いと思われます。
低くなった数値だけを見て練習を行うと、確実にやり過ぎになってしまいます。
管理がしやすいTSSですが、このように基本パワーメーターのみで算出されるのでパワーメーター次第では数値の管理が難しくなってしまうこともある、というデメリットがあります。

▶相対的エフォート(Strava)
次はStravaです。Strava上では体にかかった負荷の指数として、相対的エフォートと言う数値があります。
相対的エフォートとは心拍数から体にかかった負荷、公式ではどれだけ頑張ったのか?を算出する機能、というようになっています。
この相対的エフォートはパワーへの依存が少なく心拍数の判断です。

数値で見てみます。
本日の朝の練習、BペーサーのJacquesさんです。
・Jacques(ジャック) – 3.2 W/kg
・Genie(ジニー) – 3.7 W/kg
・Constance(コンスタンス) – 4.2 W/kg
心拍数から負荷を計算したStrava上の相対的エフォートはというと、
soutaiteki
155と言う数値です。
ちなみに過去の2時間のBペーサー練習では相対的エフォートは60ぐらいです。。。

では同じぐらいの155という相対的エフォートの数値はというと、
soutaiteki2
コースによって多少の差はあれども、Aペーサーと走ったときと同様、時間にするとAペーサーよりもきついということです。

ということでパワー値に不安がある場合は、体に掛かる負荷として相対的エフォートは心拍数から算出されるので負荷が乱れない可能性が高い、ということです。
ちなみにTSSだと、Bペサ78とAペサ132です。。。( д) ゚ ゚アボーン


▶Garmin
Garminの負荷は少々複雑です。
単純な数値として現れるEPOCの推定値に基づいた運動負荷(トレーニング負荷)、そして体の状態を示すトレーニングステータスがあります。
tsss
https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=VxKazDQ2mkAmDoQbJriEBA より

このトレーニングステータスの算出方法がなかなか謎めいていて、だた心拍数やパワーを見ているだけではないようです。
バイクは屋内でも屋外でも計測可能ですがパワーメーターと心拍データを記録する必要があります。

公式 Q&Aより https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=VxKazDQ2mkAmDoQbJriEBA

負荷の算出方法はGarmin独自の方法から導き出していると思われます。
また算出方法に関しては100%公開されているわけでは無いので、あくまでも推測の域ではありますが。。。

・中長期的な負荷の積み重ねの動向
・パワーに対しての心拍数の反応
(VO2Maxの変化)
これらを考慮しての判断しているのではないかと思われます。

ですので今回の状態を当てはめて考えてみます。
何らかの原因で実際に出しているパワーよりも、Zwiftが認識しているパワー値が低く出ていると状態です。
つまりパワーは低いのに体の負担は大きく心拍数が高い状態、パワーに対しての心拍数が高い状態です。この状態は疲労が溜まっている等の原因が考えられ、体への負担が大きいとGarmin的には判断をされるのだと思われます。(これは逆のパターンも有るようで、疲労がたまりすぎていると逆に心拍数が下がることもあるようです。ですので前述のようにGarminの内部的にはパワーに対する心拍数の反応、を見ているのではないかと考えられます。)
ということで朝練が終わった時点での、ステータスを確認をしてみるとやはり今の状態は”オーバーリーチ”、つまりやり過ぎ判定が出てしまっていた状態です。同時にVO2Maxもだだ下がりです。要はVO2Maxが下がったことも考慮してトレーニングステータスがオーバーリーチとなった、ということが考えられます。

しかしです。
パワーだけを見ればいつもよりも全然低いわけです。前述のようにパワーと心拍数の相関関係を見ているものだと思われます。
そこで実験です
オーバーリーチの状態で、更にごりごりと実走をしてまいりました。

結果的にどうなるのかというと、、、
オーバーリーチ判定からゴリゴリと実走したのに、現在の状態はプロダクティブに変わりました。
負荷に対しての体の反応が普通、というのも要は実走ではいつものパワーメーターの数値が出て、それに対しての心拍数が出ている。パワーと心拍数の関係がそこまで悪くない、という結果です。
結果的にVO2Maxも上がり、トレーニングステータスが普通的な状態に戻った。かどうかはわかりませんが変化が加わった、ということです。

おそらくではありますが、パワーメーターがおかしい状態の今はGarminさん的には大混乱中、ということだと思います。


▶まとめ
と、このようにこう言ったことを逆算的に考えてみます。
スマートトレーナー、NOZA Vが原因なのかどうかは未だ不明です。
しかしBペーサー練習でのStravaでの異常な相対的エフォート、Garminが異常なステータスを出してしまっていることを考えてみても、やはりZwift上では何らかの原因でパワーが通常よりも低く出ている、というように考えるのが素直な考え方です。
代替機ですっきりしてくれることを祈ります。

ということで、完全に数値に振り回されていまうす。トレーニングの指標となる数値、パワーがおかしいとどのようになるのか?ということですが、やはり最近のトレーニングの主軸はパワー、そのパワーがおかしくなるといたるところに影響が出てくる、ということでした。
パワーメーターに頼りすぎているのかもしれませんが。。。とても便利なんです。
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