LÚN HYPER 2023 R45の過去の記事はこちらからどうぞ。
ワタクシ自身もHYPERの2023 R45のリムのホイールを使用しております。
HYPERのR45はフロント46mm、リア54mmのいわゆるディープリムのモデルです。50mmを超えるリム高というと、横風に弱かったり重いというイメージがどうしてもありますが、実際に乗ってみれば全くそんなこともなく、登れる軽量ディープリムホイールと言う印象です。
今回お借りすることができたのが、同じくHYPER 2023のR33というモデルです。
R45がオールラウンド等位置付け?で35mmハイトのR33はベストクライマーホイール、と言う位置づけのようです。
ということで今回はWINSPACE LUN HYPER 2023 R33 RIM 到着~初乗りインプレ、そんなお話です。

▶実物の前に
まずはカタログ値で比較してみます。
重量の差は100g以下、ハブは同様でスポークもR45のほうが短いとはそこまで大きな重量差はないはずです。となると純粋にリム重量(ホイール外周部)での93gの差ではないかと考えられます。
また今回はタイヤまでセットしていただいた状態でお貸しいただけたので全く同じ条件ではありません。
R45:フロント S-Light 25c 225g前後 リアAGILEST TLR 28c 240g前後
R33:前後友にAGILEST TLR 28c
ですのでタイヤ重量としてリアはほぼ同様ですが、フロントタイヤは20g以下ぐらいでR45の方が軽い可能性が高いです。
ということを踏まえた上で実物です。
▶到着

こちらです。
LUNのホイールバッグです。
少しだけホイールバッグのご紹介も。

背負えるタイプのホイールバッグです。
実際に背負うと亀みたいになり、狭いドアは通れませんが(笑)
ホイールバッグは薄手のもの、しっかりクッション性のもの主に2つに分かれますがLUNのホイールバッグはかなりしっかり目の厚手クッション性です。
HYPERのように場所によっては薄いリムカーボンを使用しているホイールはクッション性が高いほうが安心感があります。

中は完全に分かれており、広い方には真ん中に更に分厚いクッションがあります。
フロントなら3本いけるかと思ったのですが、3本は少々きつかったようです。(リムだけなら3本いけると思います。)
ということでこちらです。

リム高は低いとは言え、しっかりとHYPERです。
R33のほうが薄い部分が少ないので安心感はあります。
装着済みのタイヤは前後ともPanaracerのAGILEST TLRの28cです。

ワタクシは前述のようにR45で、
フロント:IRC S-Light TLR 25c
リア:Panaracer AGILEST TLR 28cを使用しております。
フロントは少々違いますが、比較がしやすく良い組み合わせです。
▶実測~組付け
タイヤがついている状態ですが、実測します。

R33フロント+AGILEST で826gです。
AGILEST TLRの28cで240g以下の物が多いです。
シーラントが40ml入っているとして単純計算で280g、ホイールでは540g前後では無いかと思われます。
R45のフロントは230gのS-Lightを履いて実測で849g、こちらはホイール単体の実測で575gでした。
その差は35g、侮るなかれで、TPUチューブぐらいの重量差です。
続いてリアです。
R33リア+AGILEST 28c1015gです。
単純計算でホイール単体で735gです。
前後で1275gでリムテープ+バルブを抜いて、おおよそカタログ値ぐらいだと思われます。
R45のリア+AGILEST 28cで1051g、単体での実測値で766gでした。
単純な比較とはなりませんでしたが、やはりR33は前後ともに一回り軽いホイール、ということでした。
並べてみます。

やはりR45のほうがリムハイトが高い影響もあってか、迫力があります。
車体に組み付けた画像はこちら。

やはりR45と比べると、少々控えめな見た目です。
R45は良くも悪くもギラギラというかやる気満々的なイメージで、R33のほうがしっとりとしたイメージはありますが、そのイメージも実走してみると、、、
▶実走へ
お借りしているとは言え、基本的に遠慮はせず思いっきり乗ります。
適当にちょちょっと乗るだけでは感想も何も、インプレどころではありませんのでしっかりと使わせていただきます。

まだそこまで使ったわけではありませんので、初期乗りインプレ、近隣の近場コースをサッと乗ってみての素直な感想です。
ハイトの高さはリム自体の剛性を上げやすい、というのは教科書的なお話です。
しかしです。
このR33しっかりと腰がありますし、R45よりも柔らかいなんてことはありません。むしろしっかりと硬くシャキシャキして非常に乗りやすく、加速感が気持ちが良く、とにかく一踏み目の初速が速いです。
というのも今回まず乗って走ってみたところは基本的に信号が多く、ストップアンドゴーが多いコースでは特にR33の良さををしっかりと感じる事ができました。
ゼロ発進や初速、立ち上がり早さはヒルクライムだけではなく、クリテのようなハイパワー加速~ブレーキ、を繰り返すような状況下でも速度を取り出しやすいのではないかと感じました。
また軽さ、硬さだけではなく、癖がなく踏みやすいように思えます。
はっきりいってレース的な走り、アタックでおいていかれるとか、上りで離されがち、と言う場合でもこのR33はかなり使えるのではないかと思います。
今後の課題として長い上りと、リムハイトの低さによる高速の伸び、これらはまだまだ実際に使ってみるとまだ不明です。が高速域の伸びも全然悪くないと感じているのが不思議なところです。ともあれ今はまだ長い距離を速く走っているわけではありませんので、またそういった走りをしたら印象は変わるかもしれませんので、要検証課題です。
ワタクシ自身もHYPERの2023 R45のリムのホイールを使用しております。
HYPERのR45はフロント46mm、リア54mmのいわゆるディープリムのモデルです。50mmを超えるリム高というと、横風に弱かったり重いというイメージがどうしてもありますが、実際に乗ってみれば全くそんなこともなく、登れる軽量ディープリムホイールと言う印象です。
今回お借りすることができたのが、同じくHYPER 2023のR33というモデルです。
R45がオールラウンド等位置付け?で35mmハイトのR33はベストクライマーホイール、と言う位置づけのようです。
ということで今回はWINSPACE LUN HYPER 2023 R33 RIM 到着~初乗りインプレ、そんなお話です。

▶実物の前に
まずはカタログ値で比較してみます。
R45 | R33 | |||
フロント | リア | フロント | リア | |
リム高 | 46mm | 54mm | 35mm | 35mm |
重量 | 1322g | 1229g | ||
内幅 | 21mm | 21mm | ||
外幅 | 27.6mm | 27.8mm | 27.6mm |
重量の差は100g以下、ハブは同様でスポークもR45のほうが短いとはそこまで大きな重量差はないはずです。となると純粋にリム重量(ホイール外周部)での93gの差ではないかと考えられます。
また今回はタイヤまでセットしていただいた状態でお貸しいただけたので全く同じ条件ではありません。
R45:フロント S-Light 25c 225g前後 リアAGILEST TLR 28c 240g前後
R33:前後友にAGILEST TLR 28c
ですのでタイヤ重量としてリアはほぼ同様ですが、フロントタイヤは20g以下ぐらいでR45の方が軽い可能性が高いです。
ということを踏まえた上で実物です。
▶到着

こちらです。
LUNのホイールバッグです。
少しだけホイールバッグのご紹介も。

背負えるタイプのホイールバッグです。
実際に背負うと亀みたいになり、狭いドアは通れませんが(笑)
ホイールバッグは薄手のもの、しっかりクッション性のもの主に2つに分かれますがLUNのホイールバッグはかなりしっかり目の厚手クッション性です。
HYPERのように場所によっては薄いリムカーボンを使用しているホイールはクッション性が高いほうが安心感があります。

中は完全に分かれており、広い方には真ん中に更に分厚いクッションがあります。
フロントなら3本いけるかと思ったのですが、3本は少々きつかったようです。(リムだけなら3本いけると思います。)
ということでこちらです。

リム高は低いとは言え、しっかりとHYPERです。
R33のほうが薄い部分が少ないので安心感はあります。
装着済みのタイヤは前後ともPanaracerのAGILEST TLRの28cです。

ワタクシは前述のようにR45で、
フロント:IRC S-Light TLR 25c
リア:Panaracer AGILEST TLR 28cを使用しております。
フロントは少々違いますが、比較がしやすく良い組み合わせです。
▶実測~組付け
タイヤがついている状態ですが、実測します。

R33フロント+AGILEST で826gです。
AGILEST TLRの28cで240g以下の物が多いです。
シーラントが40ml入っているとして単純計算で280g、ホイールでは540g前後では無いかと思われます。
R45のフロントは230gのS-Lightを履いて実測で849g、こちらはホイール単体の実測で575gでした。
その差は35g、侮るなかれで、TPUチューブぐらいの重量差です。
続いてリアです。
R33リア+AGILEST 28c1015gです。
単純計算でホイール単体で735gです。
前後で1275gでリムテープ+バルブを抜いて、おおよそカタログ値ぐらいだと思われます。
R45のリア+AGILEST 28cで1051g、単体での実測値で766gでした。
単純な比較とはなりませんでしたが、やはりR33は前後ともに一回り軽いホイール、ということでした。
並べてみます。

やはりR45のほうがリムハイトが高い影響もあってか、迫力があります。
車体に組み付けた画像はこちら。

やはりR45と比べると、少々控えめな見た目です。
R45は良くも悪くもギラギラというかやる気満々的なイメージで、R33のほうがしっとりとしたイメージはありますが、そのイメージも実走してみると、、、
▶実走へ
お借りしているとは言え、基本的に遠慮はせず思いっきり乗ります。
適当にちょちょっと乗るだけでは感想も何も、インプレどころではありませんのでしっかりと使わせていただきます。

まだそこまで使ったわけではありませんので、初期乗りインプレ、近隣の近場コースをサッと乗ってみての素直な感想です。
実際に乗る前の勝手なイメージですが、リムハイトが低いほうが柔らかい、的なイメージが有りました。Teppei.Y 目指せ走れるメカニック!!@ff_cycle
これめちゃくちゃイイな!😆 https://t.co/VG3fCV9mj0
2022/11/30 14:18:16
ハイトの高さはリム自体の剛性を上げやすい、というのは教科書的なお話です。
しかしです。
このR33しっかりと腰がありますし、R45よりも柔らかいなんてことはありません。むしろしっかりと硬くシャキシャキして非常に乗りやすく、加速感が気持ちが良く、とにかく一踏み目の初速が速いです。
というのも今回まず乗って走ってみたところは基本的に信号が多く、ストップアンドゴーが多いコースでは特にR33の良さををしっかりと感じる事ができました。
ゼロ発進や初速、立ち上がり早さはヒルクライムだけではなく、クリテのようなハイパワー加速~ブレーキ、を繰り返すような状況下でも速度を取り出しやすいのではないかと感じました。
また軽さ、硬さだけではなく、癖がなく踏みやすいように思えます。
はっきりいってレース的な走り、アタックでおいていかれるとか、上りで離されがち、と言う場合でもこのR33はかなり使えるのではないかと思います。
今後の課題として長い上りと、リムハイトの低さによる高速の伸び、これらはまだまだ実際に使ってみるとまだ不明です。が高速域の伸びも全然悪くないと感じているのが不思議なところです。ともあれ今はまだ長い距離を速く走っているわけではありませんので、またそういった走りをしたら印象は変わるかもしれませんので、要検証課題です。
▶まとめ
まだまだ少ししか乗っていないのでなんともいい難いところはありますが、まずR45の感覚が染み付いた状態でパッと乗った瞬間のイメージ、これは違いがよく分かるところですので大切にしたい感覚です。その感覚として掴み、最初の印象は予想以上に良かったです。というか個人的にはR33、、、欲しくなりました。そのぐらい印象がよかったです。
それとこのように良さを感じた秘訣はAGILESTの28cとの組み合わせ、と言うのもあると思います。軽量でありながらもしっかりとした硬さのあるHYPERとの相性も非常によく感じております。
外を走りづらくなり時期ではありますが、できるだけ実走を重ねていろいろな状況下で使ってみたいと思います。
また昨今の状況でリムのホイールのラインナップはかなり減ってきています。ディスクモデルだけではなく、まだまだ需要のあるリム用のホイールが販売されているのは非常に良いことだと思います。
もうしばししっかりと使い込んで、再度お客様の質問や疑問にお答えできるよう知識をためインプレをさせていただこうと思います。
ということで今回はWINSPACE LUN HYPER 2023 R33 RIM 到着~初乗りインプレ、そんなお話でした。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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