先週より導入を始めたNOZA Vです。


しかし少々問題が。。。


そして代替品のNOZA Vによって見事に復活を遂げました。

そして体感的できる差は殆ど感じることはありませんでしたが、いい機会なので実際のパワーの差、パワー計測精度はどのぐらいのものなのか?ということを実際に比べてみることにしました。

image92440

まず本題に入る前の話として、NOZA Vのカタログスペックではパワーの計測精度は±2%以内という記載があります。
しかしです。そもそもZwift内での超重要なるパワー値の計測精度とは何を持っての正とするのか、要は基準とは何?と言うお話があります。それだけ重要なパワーですが基準となるものが各メーカー全く同様の装置を使用しているわけではなさそうなのです。
ですのであくまでもパワー値というのは他社のパワーメーターやらなにやらと比べ、比較してみてどうか?と言う判断をする場合が多くなるのではないかと思います。

ですので何が正なのかはある意味、測ることはかなり難しいことなのではないかと思います。
それならばあくまでも一つの基準ですが、ワタクシの場合は実走で使っている(今はなきですが、)パイオニアのパワーメーターとの差、これが少ない方が良いと考えております。
ですので自分の中ではパワー値の正=パイオニアのパワーメーターとの差、というように捉えております。

NOZA Vの計測パワー値に関してはカタログ上の精度はもとより、代理店の方が実際に行った実験で、アシオマとNOZA Vを用いて2つのZwiftアカウント(2人のアバター)で同時にスタート、実際に走った距離で差は殆ど出なかったと言うお話を聞きました。
この実験ではNOZA Vとアシオマのパワー値の差は少ない、ということがわかります。

では今回ワタクシ自身が行う実験で、パイオニアのパワーメーターとNOZA Vの差を見てみます。
準備は単純です。
DSC_9880
ローラー台用のバイクにクランクをパワーメーター付きのクランクを取り付けました。
これでNOZA VはZwiftで記録、パワーメーターはGarminで記録します。

今回も例のごとく3.2倍戦士のBペサのジャックさんと走り検証を致しました。
全体としてはこんな感じでした。

text77289

紫色の線がNOZA V、黒線がパイオニアです。
NOZAはZwiftで記録、パイオニアの数値はGarminで記録を致しました。
ご年配のパイオニアのパワーメーターは時々サボり気味で通信落車状態が見受けられますが、そこは深く考えずに。。。

ざっくりですが大きくずれていることはなく、というかグラフを重ねてざっくりと見る限り大きな差は無いように思えます、

がグラフを見てわかる通り、、、時間が長すぎました(笑)
このグラフではよくわかりませんので、切り抜いてもう少し細かく見ていきますm(_ _)m

まずはアップダウンのある区間です。
rect90739-6
パワー値のがかなり触れているのはワタクシの走り方が下手だとお考えください。
ざっくりですが、大きな差を感じることはありません。

もう一回です。
rect90739-8
こちら2回目で上記の区間とほぼ同様の区間です。
アップダウンではパワーが大きく振れ、平地(下り)に入りパワーが一定になっていきます。
一周目よりもグラフに差があるように感じます。
パイオニアでは拾えていないような細かい上がり下がりがよく取れているように見えるグラフです。

ヒルクライム+ダウンヒル区間です。
rect90739-1
ほぼ差はないと考えても良いぐらいのイメージです。

2回目のほうが更に差が少なくなっています。
rect90739-0
若干の差はありますが、1回目と同じくほぼ同様の線が出ています。

最後は平地です。
text91870
ほとんど差はありません。
細かい上がり下がりで若干の差は出るようですが、概ね一緒です、
とこのようにグラフを重ねてみると、どの区間でも多少の差はあります。NOZA Vの方が瞬間的な出力の上昇をきれいに捉えているように思えます。しかしこの辺は双方計測方法が違いますので、計測にクセがあるというか、全く同じにはならないものだと考えております。
しかし肝心なのは全体的なバランスとして見たときのお話で、どちらが低く出るとか、どちらが高めにでるとか、そういった明確な差は無いと言えるぐらいのグラフでした。
最終的な数値を見てもその結果は顕著に出ています。

90分ライドの最終的な数値を比べてみます。
NOZA V Pioneer
平均パワー 204W 205W
最大パワー 456W 390W
NP 207W 207W
20分間最大パワー 212W 213W
TSS 66 65.2

最大パワー値に差はあれども、この差はすごいと思われます。
と言うのも後輪軸計測のNOZA Vと左側クランクの歪みで算出するPioneerのパワーメーターでこんなに正確に揃うのかと思うぐらいの結果でした。

これの結果をNOZA Vの精度が良いというのか、Pioneerのパワーメーターの精度が良いというのか、どちらが適正なのかは不明ですが、少なくともNOZA VとPioneerのパワーメーターの差は瞬間的な差はあれども、全体としてみるとほぼないという結果になりました。ということは実走とZwift時のパワーの差はほとんどないと言っても良い結果となりました。
ということで今回はxplova NOZA Vのパワー精度を比較した結果、Pioneerのパワーメーターとの差は殆どなかった。そんな結果でした。
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