じわじわと増えてきているチューブレスレディタイヤです。
まだまだ課題が無いわけではありませんが、数年前と比べてもかなり良い方向に改善されてきている点が多くなってきています。
そんなチューブレスレディですが、先日はグループライドにてパンクが3本(笑)
と言うのも路面状況はほぼウエット、パンクはドライよりもウエット、田舎よりも都会、林道よりも幹線道路のほうがリスクが高いように感じております。
ともあれその3本のパンクの中でも2本はシーラントでストップ、特に何もすることなく走りきることができました。そしてもう一本はシーラントが枯れ果てた状態でしたので、チューブを入れて走行継続です。
と、このようにシーラントは鮮度が重要で新鮮であればたとえパンクをしても走り続けられる場合が多いです。
※もちろんシーラントの種類によっては止まりやすい、止まりづらいということはあります。
そんなチューブレスレディのパンクですが、実際には気が付かない場合も意外と多いのです。
しかしパンクをしたということはそのまま走れたとしても、空気圧が少なからず多少は下がります。空気圧が下がっている可能性があるということ、このことが頭に入っているか否か、これはライドを続ける場合、重要な情報になる場合もあります。
またシーラントを噴くということは内部のシーラントが減ることにもなります。そのまま使い続けるにはシーラントを追加で入れた方が良い場合もあります。
ともあれまずは状態を知るということをとても大切なことです。
ということで今回はチューブレスレディのパンクに気がつくポイント、そんなお話にしてみようと思います。
▶チューブレスレディでパンクした時の音チューブレスレディはそこまで大きなパンクでなければクリンチャーのように一気に空気が抜けずに、徐々に空気が抜けていきます。
まずはその時の音で。シューーーー、と言う音ではなく、タイヤの回転に合わせてシュンシュンシュン、と言う音の繰り返しになります。
タイヤの回転に合った音ですので、速度によって速さは変わります。
そのまま走行したとしても、徐々に小さくなってきていればほっとけば止まる場合が多いです。
止まったあとに空気の残量を確認すれば良いです。
あまりにも噴き出しが多かったり、音が止まらない場合が空気の残量が減りすぎている場合が多いのですぐにでも止まって確認をしたほうが良いです。
特に軽量ディスク用ホイールは要注意です。
と、こう言った音やフロントで盛大にシーラントが噴けば気が付きやすいですが、逆に気が付かなかった場合の確認方法が今回の本題です。
▶パンクの確認方法シーラント入りのチューブレスレディでパンクをすると少なからずシーラントを噴きます。
ドライ路面やきれいなところを走っている場合だと、シーラントがフレームに付着するので気が付きやすいと思います。
しかし実際にはドライ路面やきれいなところを走っている時のパンクはというとあまり多くはなく、得てしてウエット路面や落とし物がたくさんあるような状況のパンクが多いのものです。
フレームやタイヤはドロドロになりがちです。
そんな時の確認方法です。
リアの場合です。
例えばですがブレーキの場合はというと、、、

こんな汚れがついています。
しかしこれらの汚れは指でこすればある程度落ちます。

これはパンクをしている可能性が低い場合です。
フレームも見てみます。

フレームでも同様です。
よほど変なものが落ちていそうな場所を走ったあとを除き、通常はかなり落とし物が多いような汚い路面でも、汚れは優しく擦るだけではだけでは落ちないようなことはあまり多いことではありません。
しかしです。
パンクをしてシーラントを噴くとどうなるのかというものを見てみます。
汚れが付きやすいところです。

一見汚れはリアとそこまで大きくは変わらないです。
これを優しくこすってみます。
※汚れがついた状態で強くこするとフレームに小キズを付けてしまう場合がありますのでご注意下さい。

明らかに後ろの汚れ方とは違い、こすってみた際の汚れの落ち方が全然違います。

こちらもパンクしていたフレームの汚れです。
このように目で見てシーラント汚れ、とわかるようなものが付着している場合はわかりやすいパンクです。
このようにウエットや汚い路面を走ったときの車体の汚れ方は、前後ともにつく汚れは似通っているはずなのですが、逆にフレームの前後で明らかに違う汚れがついていたとき、シーラントが噴いた、つまり気がついていないだけでパンクをしていた可能性があります。その場合はタイヤをよくよく観察したほうが良いです。
しかしシーラントの噴き出し量も、少量の場合もあります。
パンクの傷が小さい場合です。

そういった場合でも、基本的に穴が開けばシーラントは少なからず出ます。
出先では気がつくことは難しいかもしれませんが、帰宅後にフレームをきれいに擦る際に前後で全く違う汚れや、落としにくい汚れがあった場合、タイヤを良くチェックすることをおすすめ致します。
※ロードバイクと比べて超低圧運用のシクロやMTBの場合は、”ゲップ”と言う現象がありますので当てはまらない場合もあります。
▶まとめこのようにパンクが自然にふさがっていた場合、また気がつくことがなく長い距離を走った場合はとくにタイヤ表面の痕跡は本当に探すのが大変なぐらいの場合もあります。
タイヤを見ても気が付かなかった場合でもフレームの汚れ方でパンクに気がつける場合があります。
今回のパンクの発見だけではありませんが、常にフレームをきれいにしておくことは、こう言った小さなトラブルに気がつくことでできる場合もあるということです。
日頃からバイクはきれいにしておくことをおすすめしております。
ということで今回はチューブレスレディのパンクに気がつくポイント、そんなお話でした。
※昨日のライドでもいつの間にかしたパンクを、いつの間にかパンクを止めていたシーラントはこちらです。もちも良いのでいち押しシーラントです。
いくらチューブレスレディとは言ってもだめな場合もあります。
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