最近の業界的な流れでは軽量化よりもエアロダイアミクスを重視する傾向に偏ってきているように思えます。
軽量化を軽視するわけではなく、空力を重視することでよりタイムが早くなる場合が多いからということです。科学の進歩、発展ということなのかもしれません。

このような平地のドラフティング効果のお話はよく聞きます。
では上りでは?というのが今回のお話です。
GCNのそんな疑問に答えるべく動画で結果は想像以上でした。
ということで今回はヒルクライムのドラフィティング効果 GCN動画より、のご紹介をさせていただこうと思います。
image35763

▶条件と結果
まずは条件と結論からです。

コースはこちらです。
cousre
距離:10.13km
標高:375m
平均勾配:3.4%
最初でぐいっと上り途中は勾配のゆるい区間(平地・一部下りも)もあり、後半にかけてまた上る、と言ったコースです。

ドラフティング効果を得るためにはオートバイを使い走った結果と、比較をするということです。
bike
baike2

結果です。
time

オリーさん
1:40短縮
7.5%向上

(ドラフティングなしのタイム:23:05)
(ドラフティングありのタイム:21:25)

アレックスさん
1:54短縮
8% 向上

(ドラフティングなしのタイム:23:45)
(ドラフティングありのタイム:21:52)


▶私的考察
はっきり言って今回は予想以上の差がついた結果だと感じました。
7%の向上といえば、富士ヒルで例えると75分の人だと70分を切れるタイム、64分の人は60分切りになります。
これはものすごい差です。
ただしです。今回のセグメント(コース)は純粋なヒルクライム、上りの区間だけではなく平均勾配はそこまで高くなく一部区間が平地、そして下りが含まれていたことは考慮する部分もあるかと思います。

また速度は動画内では確認ができませんでしたが、Strava上で確認が取れたオリーさんの記録は平均速度で28.4km/hということです。
例えばですが勾配がゆるく上りやすいと言われている富士ヒル(富士スバルライン)でも平均勾配は5%ちょっとで、トップクラスの速度は25km/hを超えてきます。ということからも今回のコースは上り中心でかなりハイスピードとなるコース、ということです。
速度が高ければ高いほど、空力の影響は大きくなるとも考えられます。

とは言ってもエアロダイナミクスのスペシャリストのSwiss sideの話では15km/h以上から空力は重要視する必要がある。という意見もあります。
ヒルクライムといえども、やはり空力的な影響は想像以上に大きかった、と言う結論だったかと思います。

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