
現在Zwiftで使用中のスマートトレーナーはNOZA Vです。
初期型のNOZAと比較をしても安定感もよく、左右で2.5°ずつ揺れるスタビサイザーの動きも非常に良いです。
しかしそんなNOZA Vにも弱点があります。
それは初期型のNOZAは普通にセットするだけで、地面と並行(要は平地セッティング)になるような設計でした。しかしNOZA Vはというと、リア軸の位置が高いのでフロントを地面に設置した状態のセッティングでは実は前下がり、下り坂セッティングになるというものです。

※この状態では前下がりです。
ちょうどよい高さのライザーブロックを入れることで平行を出したり、フロントを上げヒルクライムセッティングなるような設計です。
ではどのようにして運用していたかというと、、、

こうです。
高さを3段階作り平地、ちょっとだけ上り、もう少し上りと3段階の角度を作れるように前輪の下に木材を挟んでいたのです。
しかしです。
これには問題があり、木材を置く位置の芯を外すと、もがいたときに板が傾いたりタイヤが前に進んでしまって、結果的にトレーナーの後方が持ち上がってしまったりしてうまくないのです。
また正しい位置においていたとしてもインターバル等で少しずつ少しずつずれてしまう場合もあります。
ライザ・・・o(#゜Д゜)_‐=o)`Д゜)・;
ライ・・・(((((;`Д´)≡⊃)´Д)、;'.・
・・・下手したらもがきインターバル練習とかブレーキ付けて前輪のブレーキを掛けながらのほうが良いかと思うぐらいです。。。というのも前輪が進まなければリアがずれることも浮くことも無いからです。
そこで考えました。
そして世界を覗いてみました。

結構いるようです。
と言うのもそもそもトレーナーに乗っけるのでフロントにホイールであり回転する物体をつける必要がない、というのもKICKR Climbのようなものがあるからです。
ホイール自体がなければ回転することもないので、前にずれたり後ろにずれたりすることも無いのかと思われます。
ということで板切れと車載用のエンド金具?フォークスタンド、フォークストレージマウントなるものを使用します。

今回の超重要アイテムはこちらです。
これはBIKEHANDのものなのですが、本体は重いスチール製で剛性感がものすごいのです。
クイックを締めたときに鬼のように硬く感じます。おそらく相当な硬さでかなりパワーを掛けてもいけるなような気がします。
とは言ってもこれはあくまでも乗車用のものではありませんので自己責任的なお話で、万が一乗車中にこれが壊れたら一大事ですので、できるだけ頑丈なものが良いです。
ホイールと比較してみます。

ほぼ同様でこれならば、ということです。
とりあえず板切れを使って作ってみました。
高さを合わせるのが微妙で、とりあえずNOZA Vを使用して地面と平行になるようなセッティングが出せる高さに合わせて作成してみました。

数mmぐらいはずれているかもしれませんが、それこそ空気圧やタイヤサイズでも変わりますので問題ないでしょう。
底板を縦方向にしたのはやはり縦の動きでずれやすく感じていたからです。また横方向はもともとリアで支えられれていますので横には転がることは相当なことをしないと無いと思われます。
こうなります。

フロントにホイールをくっつけるよりも前方への張り出しが少なくなりますので省スペース化にもなりました。
そして実際に乗ってみると、ちょっとフレームが不安になるぐらいカッチカチ過ぎました(笑)
このままだとあまりにもアレなので少し遊び、逃げを作ってあげるためにこんなものをセットしました。

さらにクッション材を入れました。

念のため補強でL型アングルを入れてあります。
これで若干の逃げはでていますが安定感は抜群です。
では想像しうるデメリットは、ということを考えてみます。
仮に車体が前後に動いてしまった場合、ハブ軸は回転しませんので場合によってはエンドが削れていく可能性があります。エンドの状態を定期的に確認はした方が良いと思われます。

※硬いエンドは心強いです。
また同様のフロントを固定するようなミノウラのハイブリッドローラーや3本ローラー用のアクションブリッジなどは樹脂製のブッシュのようなものでフローティングし、左右に車体を振るような力を逃せる構造になっています。これらの構造はなく完全固定です。
こじるような力のかけ方は車体へ負担を掛けることになるかもしれません。
エンドはがっちり固定ができたほうがよく、エンド部以降で少しの逃げが欲しいところです。
ということで樹脂製のブッシュ、と言うのはなかなか難しいので。。。

ここにも少し可動域を持たせてみようと思います。

一番ぶ厚めの廃チューブを噛ませて少しだけ左右ひねる方向に動くようにしてみました。
これで幾分は逃げができて優しくなったようにも思えます。
とまずはこれで様子を見てみることに致します。
あとは高強度とかインターバルとかやってみてどうか、ということです。
しばしこのままバーチャルの世界を楽しみたいと思います。
それにしてもフロントのホイールがないとスッキリというかスペース的にだいぶ余裕ができた用に思えます。それこそ扇風機などを真正面の近くに置けそうな雰囲気です。
使用状況に応じてバージョアップさせていきたいと思います。
ということで、今回はZwift用にフロントフォークスタンドver.1をストレージフォークマウントで自作する、そんなお話でした。
今回参考にしたのはこちらデス。
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コメント
コメント一覧 (2)
ミノウラやグロータックのハイブリッドローラーの前だけみたいなやつ、地味に需要があると思うんで各社商品化してくれたら…
海の向こう側では製品としてあるようなのですが、日本ではまだないようですね。
ローラー台は個々に乗り方によって負荷のかかり方に差があるようなので、制作される際はくれぐれも壊れないようにご注意くださいm(_ _)m