基本的にパーツ類は組み付け調整をしたあと”あたり”が出た状態が最高によい状態です。
それからそのパーツの寿命を迎えるまで、徐々に徐々に調子が悪くなっていくものです。

ではそのパーツはどのぐらいで、どのようにして寿命を迎えるのか?というと、それは使い方であり、定期的なメンテナンス次第と言うところがかなり大きな影響を与えます。

定期的なメンテナンスを行う意義はと言うと、そのパーツの寿命を伸ばすこと、そして少しでも調子がよい状態を長く保つため等の目的があります。
逆に言うならばパーツの寿命未満で、短命に終わらせないこと。です。

ということで今回はしばらくメンテナンスは、、、という方におすすめのこれは!?という画像を見て定期メンテナンスの重要性を再認識する。そんなお話です。

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▶ヘッドパーツ
これは定期的なメンテナンスをしておくことでかなり長持ち、長生きをさせてあげることができるパーツです。しかし定期的なメンテナンスをおこたることでかなりひどい状態になることが多いパーツでもあります。
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ベアリングだけではなく、カバーまでもサビの影響でだめになってしまう場合もあります。
特に汗が垂れることが多い方、また室内用バイクはよく注意です。

こうならないためにも定期的なメンテナンス、適切なメンテナンスが必要ですし、適切なメンテナンスをすることでかなり長く使うことができる場合もあるのがヘッドパーツです。


▶ベアリング類
ベアリングのサビや不具合も不適切なメンテナンスによって起こる場合があります。
究極にだめになる前に前もって対処をしてくことで調子のよい状態を少しでも長く保つことができます。
とは言ってもベアリングは消耗品です。ガタついてきたり、ごろつきがでたり等で寿命を迎えることは仕方がないことですが、やはり早すぎる寿命はメンテナンス方法がいまいちだったり、メンテナンス不足している場合もあります。

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早期発見である程度は状態を保つことができる場合もあります。
こちらも定期的な確認や適切なメンテナンス、とても重要です。

▶ケーブル類
ケーブル類は破断する前に交換する必要があります。
基本的には切れる前に何らかの変な症状を示す場合が多いのはシフトです。
リアの変速でシフトダウンはなんとか動くけど、シフトアップがなにかおかしい、と言う場合はすでに切れかかっているときによく出る症状です。
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特にシフトはShimanoよりもカンパのほうが取り出しづらい印象があります。
破断するよりも前、定期的な交換をおすすめいたします。

▶ブレーキパッド
意外と多いのが油圧のパッド摩耗が限界を迎えてしまっている場合です。
限界を越えるとブレーキローターにはパッドではなく板バネが当たってしまいます。
ということは、、、恐ろしいことです。
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ブレーキパッドの摩耗がある程度進んでいる場合は、一方向からだけではなく取り外して反対側からも見てみた方が良い場合もあります。と言うのもキャリパーの取りつけが曲がっている場合など、裏側が限界を突破している場合もあります。

▶そんなワタクシも、、、
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ローラー用機でやってしまいました。
完全に油断をしておりました。。。

▶まとめ
消耗品はある意味その体をすり減らしながら日々使用されていくものです。
各々必ず寿命、というものがあります。
しかしその寿命を全うできるのか。それとも寿命よりも早くだめになってしまうのか、これはメンテナンス次第でかなり変わる場合があります。
また寿命ギリギリまで使うことは決して安全とは言えない場合もあります。
定期的な点検、定期的なメンテナンス、機材のためだけではなく乗り手のためにもとても大切なことです。

ということで今回はこれは!?という画像を見て定期メンテナンスの重要性を再認識する、そんなお話でした。

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