昨年の9月から使い始めたPanaracerのAGILEST のTLR(チューブレスレディ)28cです。
使用経過は以下のとおりです。

2022年9月27日 エア漏れのため追いシーラントをし補充(詳細は下記のリンクにて)
シーラント追加で問題なく止まりました。

その後2000km走行でインプレを一度書かせていただきました。↓↓↓


その後10月後半、急激に寒くなってしまって寒さに完全に敗北いたしましたorz そして引きこもり民に転向し2023年を迎えました。

それでも週に一回は外を走ることを心がけておりましたが、なんだかんだあり体調不良等で乗れないこともありました。

その間、前輪はパンクをしたりしていたのですが、後輪はぼちぼち交換間際ということもありなぁなぁになり、特に何にもせずに今に至ってしまっていました。←これは駄目な例です。

ということで全然シーラントは交換せず、、、まずいです。

もうロングに行くのが怖いレベルということに気がついていなかったことがもっとだめな例です。
ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c を使い倒し交換した話です。

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今回もついにシーズンIN!ということで思い切ってタイヤを交換、気分一新!実走をしっかりと始める練習スタートということです。

ということでまずはタイヤの状態からです。
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意外とど扁平摩耗していることはなく、程よくサイドも落ちています。減り方は走る場所、乗り方でもだいぶ差が出ます。

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小キズはかなり増えました。
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年末ぐらいから摩耗に伴い、走行後のタイヤにシーラントの染み出しが増えてきました。
これはシーラントの液体成分のみがタイヤを通って染み出してきてしまうもの、こればかりは非ラテックス系で、おそらく液体内の粒子の大きさが関係していると考えられますがある意味、致し方がないところもあるかと思います。
そしていつしかその染み出しも減ってきたのがヤバさを物語っています(笑)

どのぐらい使用したのかというと距離にして2000km走行後は2週間ほどで引きこもり、大幅に実走は減り先週までの走行で+2560kmでした。
ということで全体として約半年、距離にして4500kmも走れたことになります。
これはワタクシが過去に使用してきたタイヤの中でもかなりの長寿命の分類に入ります。

特に摩耗の早い後輪でこの寿命です。通常リアタイヤといえば3000kmも走れれば御の字、早いものでは1500kmぐらいでしたので今回のAGILEST TLRは異例の長寿命です。


交換時の状態です。
まずはタイヤ幅、ほぼ伸びることなく保てていると思います。
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スリップサインも完全に消えたわけではなく、かろうじて確認ができるぐらいです。
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もうこれでは本格的に走り出す季節には心もとないです。

内部はどうかと、開けてみます。
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バルブを押し込んでも吹き出すシーラントが少なすぎているのが、やはりもうだめだったぽいことを予感させます。

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ビードを落とすと若干の水分を感じました。
しかし実際に外してみると、、、
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シーラントの液体成分はほんの少しは残っていました。
やはりユニバーサルシーラントは強しです。
ですがこれではもうパンクをしたときにはあまり役にはたたないぐらいの量と鮮度です。

リム側です。
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やはり3週間とか乗らない時期もあったので、一部でシーラントが固まってしまってダマが形成されています。
それでもタイヤいっぱいのシーラント玉が形成されていないシーラントの性能は優秀です。

組付け前はリムをきれいにします。
最初にざっくりと残留シーラントを拭います。
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その後はマイクロファイバークロスにBC9を用いてきれいにしていきます。
掃除はマイクロファイバーがボソボソがでないので非常に綺麗にし易いです。

このBC9と言うのはただのパーツクリーナーではなく、WAKO'Sの中でも最も優しく、攻撃性の低いパーツクリーナーとのことです。
このBC9は安価なパーツクリーナーの数倍以上の価格はしますが、リムテープ等への影響を考えこちらを使用しております。TLRのリムテープはとても重要な部分です。

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アフターです。
リムテープは光を取り戻します。

次のタイヤは、、、
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やはりAGILESTの28cです。
乗り心地、耐久性、グリップ等不満がありません。
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28cでこの重量です。
かなり軽いです。

今回もシーラントはSILCAを試験的に使用しました。
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止まる系のラテックス系でもちもそこそこ良さそうなのです。
唯一の難点は少々お値段が高いこと、、、それでももちが良ければ全然良いのです。シーラントは鮮度が命ですので、鮮度が長持ちすること、そしてパンク時の修復能力を兼ね備えること、これこそが良いシーラントである証だと考えております。


それにしても、28c、AGILESTも25cはそこまで長持ちしなかったイメージがあるので、やはり4500kmとはかなり長寿命で、28cというサイズが長寿命の秘訣なのかもしれません。ゴリゴリに使って4500km超えというのはすごく、かなり重めなコルサ、ルビノぐらいのイメージです。

ということで今回はPanaracer AGILEST TLR 28c を使い倒し交換した話ですが、リアで4500km持ったのはやはりかなり耐久性が高く、その他もろもろを考慮しても次も同じAGILESTの28c、当店でも人気No1タイヤを選択した。と言うお話でした。



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