12速のDi2は一部無線化とはなりましたが、まだ12速のリムブレーキや11速Di2はエレクトリックケーブルを用いて有線で接続する必要があります。
有線無線は双方良いところもありますし、苦手な部分もありますが今回のメインではありません。
その有線接続をする際に細く柔らかなエレクトリックケーブルって意外とかさばる場合があります。
そんな時はどうするのかというと、アウターケーブルやホースとともに、まとめて置くとスッキリとするものです。
SHIMANOからも純正のパーツ出ていますが、イマイチ感がすごいのです。

では何を用いてまとめるのかというと、よく使われるのが収縮チューブであったり、スパイラルチューブです。
ということで今回はDi2のエレクトリックケーブルとアウターケーブル(ホース)を収縮チューブでまとめるポイント、そんなお話です。
※収縮チューブは熱をかけることで縮まる性質をもつチューブのことで、熱収縮チューブとも言います。
▶収縮チューブの最適径実際に使用しているものはこちらです。

6mm径です。
なぜ6mm径かというと、です。

ぴったりなのです。
というのも熱をかけなくてもこのぐらいのぴったり加減です。

熱をかけて圧縮してみます。

さらにピタリと締まります。

確かに美しいです。
しかしです。
収縮チューブを使うことで美しさを得る代わりに、失うものもあるのです。
▶収縮チューブの問題点圧倒的すっきり感がある圧縮チューブですが、当然そのすっきり感を得るためには問題点もあります。
①組付けの順番
感の良い方はお気づきかと思いますが、、、通す順番があります。
エレクトリックケーブルはコネクター部分が太いのです。
そのため必ずエレクトリックケーブルから通す必要があります。
アウターケーブルやホースから通すと通りません。
②組付けの手間当然ながらスパイラルチューブのように切れ込みが入っているわけではありませんので、組み込む際は必ず2本のケーブルを外す必要があります。
場合によってはエレクトリックケーブルをギリギリの長さで組んでいるときなど実際にやってみると理解しやすいのですが、圧縮チューブに通すのに苦労を場合があります。強く引っ張りすぎてコネクターが抜けてしまったり、断線したりをしないように注意も必要です。
③外すときはハサミ必須意外としっかりしているのが圧縮チューブです。
外すときは刃物で切る必要があり、基本的にちぎったりはできません。
当然アウターケーブルもそうですが、エレクトリックケーブルは特に強い被膜を持っているわけではありません。刃物を使用して切り外す際には傷つけないように注意が必要です。

また圧縮チューブを外しにくいということは、出先でのトラブルが合ったときに、圧縮チューブが外せなくて不自由な思いをする場合もがあるかもしれません。これが地味ですがかなり不自由なポイントす。
▶おまけ(100均の圧縮チューブ)ダイソーにもあるのです。

色はアレですが(笑)
パッケージには系が違うものが入っており、径はだいたい同じ6mmぐらいのものも入っています。
実際に使ってみました。

下半分を圧縮させました。
ダイソーの圧縮チューブは熱をかなり強めにかけないと圧縮しないように感じました。古いから??
ヒートガンで結構しっかりと熱をかけて収縮が始まりましたので、ドライヤーでと書いてありますが、ドライヤーでは結構頑張る必要があるかもしれません。
▶まとめDi2ケーブルをまとめる方法の一つとしてある圧縮チューブですが、はっきり言って見た目はかなり良くきれいに見えます。もう完全体なぐらいきれいに見えるのですが、その代わりに注意点もあるということです。
見た目はいくら良いとは言っても万人におすすめできるかというと、、、なかなか難しいところです。
メリット・デメリットを理解した上で使用するのが良いと思われます。
ということで今回はDi2のエレクトリックケーブルとアウターケーブル(ホース)を収縮チューブでまとめるポイント、そんなお話でした。
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