SHIMANOのフラッグシップモデルのビンディングシューズ、RC9(SH-RC903)のお話です。
前回のお話は以下のリンクからお願い致します。↓↓↓
ざっくりとですが、ソール側の作りにそこまで大きな差を感じなのですが、回したときに足との一体感が強く感じるのも、アッパー素材のフィット感の進化を非常によく、ものすごく気に入っています。
しかしです。
基本的にはものすごく気に入っているのですが、逆に様々な状況や組み合わせで使ってみたからわかるイマイチ感が否めない点もあるのです。
ということで今回は新型RC9(SH-RC903)ビンディングシューズで唯一感じた不満点・欠点とは?そんなお話です。

▶基本的に脱ぎにくく、履きにくい
ものすごく気に入っている新型のRC9ですが、欠点があります。
それは何かというと、、、履きにくい、そして脱ぎにくいのです。
脱ぎ履きがしにくい原因は2つあるのです。
①カスタムフィットインソール
これは前回のお話にもあったようにワタクシがカスタムフィットインソールを使用している影響もあると思います。
SHIMANOのカスタムフィットインソールは非常によくできていて、インソールの表面が非常に滑りづらくなっています。細かい凸凹がありますし、素材が全体で滑りづらいです。
インソールが滑りづらいのは、個人的にはものすごく重要です。
ロードバイク用(自転車用)ソックスには滑り止めがついているものが多いのも滑らないほうが良いからだと感じております。
というのもペダルもスタックをできる限り低くし、ソールも薄く、BOAを採用することでシューズとの一体感を出すこと、これらの小さな積み重ねでパワーロスを極限まで減らすことできているのではないかと思います。しかしです。足から入力されたパワーですがシューズの中で足が動いてしまっては、ペダルに伝わるまでにロスが生まれてしまうのではないかと思います。
ですのでシューズはサイズ選びやフィット感同様に、インソールが滑らないこともものすごく大切だと考えております。
インソールが滑らないということは、逆に難点としては履きづらいのです。
②強いホールド感の秘密?
秘密を見つけたような気がします。
履きにくさの秘密はインソールだけではないのがこの新型のRC9のすごいところだと思いました。
旧型はかかと部に滑り止めが貼り付けられていました。

画像の黒部分です。
これがかかとを安定させるための滑り止めの役割を果たしていたのですが、ワタクシにとっては靴擦れを起こしやすかったのであまりいまいちでした。
これが新型になると変わるのです。

内側の素材自体が滑り止めの効いた素材になっています。これは靴擦れが起こりづらくて非常に良いというのは前回のお話でもありました。
それだけではありません。

これです。
新型のRC9は、シュータン内側の部分にも同じ素材が使用されています。
これがめちゃくちゃ良くてペダリング時の足を回した時、引き足の時、そして12時から3時にかけて差し込む時ピタリと足をホールドしてくれるのです。
この滑り止め素材の使用の仕方こそ、強いホールド感につながっていると思われます。
とこのようにインソール、かかと部、シュータン(足の甲)全てに滑り止めが使われているので、とにかく履きづらく、脱ぎづらいのです。
▶最大の欠点
履きづらく脱ぎずらいということは、さほど重要ではないのです。
頻繁に脱ぎ履きをするわけではないからです。
しかし最大の問題点はというと、、、ソックスです。
滑り止め素材に囲われたスペースに足を突っ込む際に、どうしても靴下がヨレてしまいがちなのです。
そしていわゆるSHIMANOの純正ソックス、S-PHYREソックスは基本的にめちゃくちゃしっかりとした、いわばピタリと硬い履き心地ではなくさらりとして脱ぎ履きがしやすく伸びが良い素材、ヌーディな履き心地でぎゅぎゅっとサポートしてくれるようなソックスではないのです。そしてSHIMANOのソックスの弱点は若干伸びやすいことです。
この若干ルーズになったいわば純正ソックスで、新型のRC9を履くとその滑らなさからヨレが出てしまい、せっかくのBOAや足の当たるところに入ったクッションの位置が微妙にずれてしまいます。

※S-PHYREソックスは甲のクッションも良いのです。
またそのまま足をシューズに入れると、ソックスが滑らずに足先が滑り込んでいくことで、シューズ内でソックスがズレ、つま先側ではソックスがきつくものすごく詰まったように感じてしまい、かかと部はずれてたるみがでてしまいます。

これが難点なのです。
次回のソックスに期待しますm(_ _)m
▶まとめ
ではどうするのかというと、ソックスを純正品ではないS-Phyreではないしっかり系のいわゆる硬め系のソックスに変えれば全く問題がありません。フットマックス、オンヨネ、アールエル等でまったく問題ありません。
最近はちょっとレア??この限定品のソックスがマイブームです。

ということで今回は新型RC9(SH-RC903)ビンディングシューズで唯一感じた不満点・欠点とは?そんなお話ですが、純正とも思しきS-PHYERソックスとの相性がいまいち良くなかった、というお話でした。
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今ならAmazon アウトレットでブラック26.5cmが3万円切り!Amazonアウトレットで狙えばその他のサイズも3万円前後でかなりお買い得なモデルがあります。
SHIMANOのカスタムフィットインソールの詳細はこちらからどうぞ
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臨時店休のお知らせ
恐縮ながら明日3月29日(水)~3月30日(木)は臨時店休とさせていただきます。
お電話メールの返信は店休明けの31日以降順次行わせていただきます。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
前回のお話は以下のリンクからお願い致します。↓↓↓
ざっくりとですが、ソール側の作りにそこまで大きな差を感じなのですが、回したときに足との一体感が強く感じるのも、アッパー素材のフィット感の進化を非常によく、ものすごく気に入っています。
しかしです。
基本的にはものすごく気に入っているのですが、逆に様々な状況や組み合わせで使ってみたからわかるイマイチ感が否めない点もあるのです。
ということで今回は新型RC9(SH-RC903)ビンディングシューズで唯一感じた不満点・欠点とは?そんなお話です。

▶基本的に脱ぎにくく、履きにくい
ものすごく気に入っている新型のRC9ですが、欠点があります。
それは何かというと、、、履きにくい、そして脱ぎにくいのです。
脱ぎ履きがしにくい原因は2つあるのです。
①カスタムフィットインソール
これは前回のお話にもあったようにワタクシがカスタムフィットインソールを使用している影響もあると思います。
SHIMANOのカスタムフィットインソールは非常によくできていて、インソールの表面が非常に滑りづらくなっています。細かい凸凹がありますし、素材が全体で滑りづらいです。
インソールが滑りづらいのは、個人的にはものすごく重要です。
ロードバイク用(自転車用)ソックスには滑り止めがついているものが多いのも滑らないほうが良いからだと感じております。
というのもペダルもスタックをできる限り低くし、ソールも薄く、BOAを採用することでシューズとの一体感を出すこと、これらの小さな積み重ねでパワーロスを極限まで減らすことできているのではないかと思います。しかしです。足から入力されたパワーですがシューズの中で足が動いてしまっては、ペダルに伝わるまでにロスが生まれてしまうのではないかと思います。
ですのでシューズはサイズ選びやフィット感同様に、インソールが滑らないこともものすごく大切だと考えております。
インソールが滑らないということは、逆に難点としては履きづらいのです。
②強いホールド感の秘密?
秘密を見つけたような気がします。
履きにくさの秘密はインソールだけではないのがこの新型のRC9のすごいところだと思いました。
旧型はかかと部に滑り止めが貼り付けられていました。

画像の黒部分です。
これがかかとを安定させるための滑り止めの役割を果たしていたのですが、ワタクシにとっては靴擦れを起こしやすかったのであまりいまいちでした。
これが新型になると変わるのです。

内側の素材自体が滑り止めの効いた素材になっています。これは靴擦れが起こりづらくて非常に良いというのは前回のお話でもありました。
それだけではありません。

これです。
新型のRC9は、シュータン内側の部分にも同じ素材が使用されています。
これがめちゃくちゃ良くてペダリング時の足を回した時、引き足の時、そして12時から3時にかけて差し込む時ピタリと足をホールドしてくれるのです。
この滑り止め素材の使用の仕方こそ、強いホールド感につながっていると思われます。
とこのようにインソール、かかと部、シュータン(足の甲)全てに滑り止めが使われているので、とにかく履きづらく、脱ぎづらいのです。
▶最大の欠点
履きづらく脱ぎずらいということは、さほど重要ではないのです。
頻繁に脱ぎ履きをするわけではないからです。
しかし最大の問題点はというと、、、ソックスです。
滑り止め素材に囲われたスペースに足を突っ込む際に、どうしても靴下がヨレてしまいがちなのです。
そしていわゆるSHIMANOの純正ソックス、S-PHYREソックスは基本的にめちゃくちゃしっかりとした、いわばピタリと硬い履き心地ではなくさらりとして脱ぎ履きがしやすく伸びが良い素材、ヌーディな履き心地でぎゅぎゅっとサポートしてくれるようなソックスではないのです。そしてSHIMANOのソックスの弱点は若干伸びやすいことです。
この若干ルーズになったいわば純正ソックスで、新型のRC9を履くとその滑らなさからヨレが出てしまい、せっかくのBOAや足の当たるところに入ったクッションの位置が微妙にずれてしまいます。

※S-PHYREソックスは甲のクッションも良いのです。
またそのまま足をシューズに入れると、ソックスが滑らずに足先が滑り込んでいくことで、シューズ内でソックスがズレ、つま先側ではソックスがきつくものすごく詰まったように感じてしまい、かかと部はずれてたるみがでてしまいます。

これが難点なのです。
次回のソックスに期待しますm(_ _)m
▶まとめ
ではどうするのかというと、ソックスを純正品ではないS-Phyreではないしっかり系のいわゆる硬め系のソックスに変えれば全く問題がありません。フットマックス、オンヨネ、アールエル等でまったく問題ありません。
最近はちょっとレア??この限定品のソックスがマイブームです。

ということで今回は新型RC9(SH-RC903)ビンディングシューズで唯一感じた不満点・欠点とは?そんなお話ですが、純正とも思しきS-PHYERソックスとの相性がいまいち良くなかった、というお話でした。
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恐縮ながら明日3月29日(水)~3月30日(木)は臨時店休とさせていただきます。
お電話メールの返信は店休明けの31日以降順次行わせていただきます。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
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〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント
コメント一覧 (1)
私も以前の記事に感覚されてXC-9買っちゃいましたが…硬いカーボンソールは歩き難い。歩く為のSPDシューズなのですが…。でもフィット感は気に入っています。