パーツクリーナーはホームセンターなどでは特に激安で入手性もよく、手軽に使えてしつこい汚れも落としやすい便利なケミカルです。
しかしそこには注意点があります。
不用意に使うことで、パーツの性能を落とすだけではなくパーツの寿命を大きく縮めてしまうこともあります。
ということで今回は【確認】ロードバイクでパーツクリーナーをかけないほうが良い部分、そんなお話にしてみようと思います。

※いわゆる速乾性のパーツクリーナーと呼ばれる脱脂系のケミカルのお話です。
①ヘッドパーツ

上下にベアリングが入っています。
更にヘッドパーツのベアリングは一部シングルシールのベアリングを使用している場合もあります。
通常、普通のお店で組んだりメンテナンスを行っている場合は、雨や汗等の水分対策にグリスを入れてあるのは雨や汗、水分に対しての防御のための対策です。

ここに直接パーツクリーナーを吹きかけると、まずベアリングの保護のために入っているグリスを溶かして流してしまいますし、ベアリング内部の必要な油分まで抜けてしまうことがあります。
結果的にヘッドパーツはむき出しで無防備になってしまい錆が発生します。錆はベアリング内外はもちろんのこと、内部の錆がひどくなると内部が崩壊し最悪ヘッドパーツを分解した際にバラバラになってしまう場合もあります。
パーツクリーナーの影響だけではありませんが、ヘッドパーツは意外と汗等の影響を受けやすいところでもあり定期的なメンテナンスにより寿命が大きく変わる部分でもあります。定期的なメンテナンスをおすすめいたします。
②ホイールのハブ
ホイールのハブベアリングには2種類があります。
・SHIMANO、カンパ・フルクラム(上位グレード品)
→カップアンドコーン
・その他の多く
→カートリッジベアリング
どちらを使用しているにしても基本的にパーツクリーナーを直接吹きかけるのはNGです。

パーツクリーナーは浸透性に優れているものも多く、ヘッドパーツと同様にハブ内部のグリスを溶かしてしまうからです。
ハブに直接かけるということは少なくとも、ホイールと言えばリアにカセットスプロケットがついています。カセットスプロケットを狙ってふいたとしても、パーツクリーナーを大量に吹きかけることで隙間からハブ内部に浸透してしまい弊害が出ることがあります。
特にリアのフリーボディ側はその構造上ベアリングまでアクセスがしやすいということは、ベアリングに浸透しやすいということです。その場合は特に注意が必要です。
フリーボディはある意味消耗品ではありますが、それでも不適切なメンテナンスの影響で寿命よりも早くベアリング自体だだめになってしまうこともあります。

取り外したフリーボディもベアリングの位置等の構造にもよりますが、パーツクリーナーを直接かけるのは基本的にあまり良いことではない場合が多いです。
③BB

基本的にはBBもパーツクリーナーはNGです。
BBも内部にベアリングがあるからです。
特に回転の軽い社外製のBBはシール性能をある程度犠牲にしているものもあります。
ではSHIMANOは?というと、他社製品に比べてかなり強靭なシール性能を持ちますので、ちょっとやちょっとでは問題がない場合もありますが、基本的におすすめいたしません。
BB周りはベアリングだけの問題ではないからです。通常クランク軸にはグリスが塗布されていたり、ベアリングの外側にもグリスが入っているはずですがこれが抜けてしまうとあまり良くはありません。
ベアリングとクランク軸の間でサビが発生してしまうと、クランク軸にダメージを与えてしまう場合があるからです。

ちょっとやちょっとのこと、雨や洗車等も考慮して組まれている場合が多いと思いますが、それでも水よりもパーツクリーナーのほうが積もり積もって悪影響を与える場合が多いということです。
④コントロールレバー
※主に機械式変速のコントロールレバーです。
コントロールレバーは内部は通常余り見る機会はないと思いますが、内部を見ると意外と汚くなっている場合があります。
ついつい汚れを見るときれいにしたくなってしまう気持ちはわからなくはありませんが、コントロールレバー内部にパーツクリーナーをふきかけることは、基本的にコントロールレバーの不具合の原因となってしまう場合が多いです。。そのぐらい良くないことです。
コントロールレバー内部の潤滑不良の症状は以下のような症状が出ます。
大きいギアから小さいギアへのギアチェンジがうまくいかなくなります。
※小レバーの操作、リア:シフトアップ、フロント:シフトダウンです。
構造上コントロールレバーの内部機構の動きの悪さの影響が出やすいのが、小レバー操作の際に使われる部分だからです。
もちろん上記の症状は、これだけが原因ではありませんがこの症状が出やすいです。

▶まとめ
とても便利なパーツクリーナーですが、使い方を間違えると一見非常にきれいになったように見えますが、内部へダメージを与え、パーツの寿命を短くしたりしてしまうことがあります。
というのも前述のようにグリスは潤滑目的だけではなく、水の侵入やサビ等を防止する目的で適切な場所に、適切な量入れられているのですが、不適切なパーツクリーナーの影響でグリスを溶かして流してしまいます。結果的に適切な潤滑が行えなくなったり、外部からの影響を受けやすく錆が発生してしまったりするからです。
では逆にどこに使えば、、、ということなのですが、実はロードバイクの車体でそのままふきかけて使える部分は殆どありません。
もしもロードバイクで使いたい場合はウエスにふいてからポイントで使用する、もしくは外したパーツ単体に使用する(外したスプロケやバラしたあとの金属パーツ類等)、ということであれば問題がない場合もあります。
あとは汚い油でもよく落とせるので、グローブについた油を落としたりするのにも使っています。
便利なケミカルではありますが、使い方を間違えないようにご注意ください。
ということで今回は【確認】ロードバイクでパーツクリーナーをかけないほうが良い部分、そんなお話でした。
※今回紹介をさせていただいたこと以外では、樹脂ゴム系パーツへの攻撃性が高いものもありますので注意が必要です。
ちなみにパーツクリーナーの値段の違いは、洗浄力と攻撃性というお話も。。。少々高いですがWAKO'SのBC9は信頼と実績の証です。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
しかしそこには注意点があります。
不用意に使うことで、パーツの性能を落とすだけではなくパーツの寿命を大きく縮めてしまうこともあります。
ということで今回は【確認】ロードバイクでパーツクリーナーをかけないほうが良い部分、そんなお話にしてみようと思います。

※いわゆる速乾性のパーツクリーナーと呼ばれる脱脂系のケミカルのお話です。
①ヘッドパーツ

上下にベアリングが入っています。
更にヘッドパーツのベアリングは一部シングルシールのベアリングを使用している場合もあります。
通常、普通のお店で組んだりメンテナンスを行っている場合は、雨や汗等の水分対策にグリスを入れてあるのは雨や汗、水分に対しての防御のための対策です。

ここに直接パーツクリーナーを吹きかけると、まずベアリングの保護のために入っているグリスを溶かして流してしまいますし、ベアリング内部の必要な油分まで抜けてしまうことがあります。
結果的にヘッドパーツはむき出しで無防備になってしまい錆が発生します。錆はベアリング内外はもちろんのこと、内部の錆がひどくなると内部が崩壊し最悪ヘッドパーツを分解した際にバラバラになってしまう場合もあります。
パーツクリーナーの影響だけではありませんが、ヘッドパーツは意外と汗等の影響を受けやすいところでもあり定期的なメンテナンスにより寿命が大きく変わる部分でもあります。定期的なメンテナンスをおすすめいたします。
②ホイールのハブ
ホイールのハブベアリングには2種類があります。
・SHIMANO、カンパ・フルクラム(上位グレード品)
→カップアンドコーン
・その他の多く
→カートリッジベアリング
どちらを使用しているにしても基本的にパーツクリーナーを直接吹きかけるのはNGです。

パーツクリーナーは浸透性に優れているものも多く、ヘッドパーツと同様にハブ内部のグリスを溶かしてしまうからです。
ハブに直接かけるということは少なくとも、ホイールと言えばリアにカセットスプロケットがついています。カセットスプロケットを狙ってふいたとしても、パーツクリーナーを大量に吹きかけることで隙間からハブ内部に浸透してしまい弊害が出ることがあります。
特にリアのフリーボディ側はその構造上ベアリングまでアクセスがしやすいということは、ベアリングに浸透しやすいということです。その場合は特に注意が必要です。
フリーボディはある意味消耗品ではありますが、それでも不適切なメンテナンスの影響で寿命よりも早くベアリング自体だだめになってしまうこともあります。

取り外したフリーボディもベアリングの位置等の構造にもよりますが、パーツクリーナーを直接かけるのは基本的にあまり良いことではない場合が多いです。
③BB

基本的にはBBもパーツクリーナーはNGです。
BBも内部にベアリングがあるからです。
特に回転の軽い社外製のBBはシール性能をある程度犠牲にしているものもあります。
ではSHIMANOは?というと、他社製品に比べてかなり強靭なシール性能を持ちますので、ちょっとやちょっとでは問題がない場合もありますが、基本的におすすめいたしません。
BB周りはベアリングだけの問題ではないからです。通常クランク軸にはグリスが塗布されていたり、ベアリングの外側にもグリスが入っているはずですがこれが抜けてしまうとあまり良くはありません。
ベアリングとクランク軸の間でサビが発生してしまうと、クランク軸にダメージを与えてしまう場合があるからです。

ちょっとやちょっとのこと、雨や洗車等も考慮して組まれている場合が多いと思いますが、それでも水よりもパーツクリーナーのほうが積もり積もって悪影響を与える場合が多いということです。
④コントロールレバー
※主に機械式変速のコントロールレバーです。
コントロールレバーは内部は通常余り見る機会はないと思いますが、内部を見ると意外と汚くなっている場合があります。
ついつい汚れを見るときれいにしたくなってしまう気持ちはわからなくはありませんが、コントロールレバー内部にパーツクリーナーをふきかけることは、基本的にコントロールレバーの不具合の原因となってしまう場合が多いです。。そのぐらい良くないことです。
コントロールレバー内部の潤滑不良の症状は以下のような症状が出ます。
大きいギアから小さいギアへのギアチェンジがうまくいかなくなります。
※小レバーの操作、リア:シフトアップ、フロント:シフトダウンです。
構造上コントロールレバーの内部機構の動きの悪さの影響が出やすいのが、小レバー操作の際に使われる部分だからです。
もちろん上記の症状は、これだけが原因ではありませんがこの症状が出やすいです。

▶まとめ
とても便利なパーツクリーナーですが、使い方を間違えると一見非常にきれいになったように見えますが、内部へダメージを与え、パーツの寿命を短くしたりしてしまうことがあります。
というのも前述のようにグリスは潤滑目的だけではなく、水の侵入やサビ等を防止する目的で適切な場所に、適切な量入れられているのですが、不適切なパーツクリーナーの影響でグリスを溶かして流してしまいます。結果的に適切な潤滑が行えなくなったり、外部からの影響を受けやすく錆が発生してしまったりするからです。
では逆にどこに使えば、、、ということなのですが、実はロードバイクの車体でそのままふきかけて使える部分は殆どありません。
もしもロードバイクで使いたい場合はウエスにふいてからポイントで使用する、もしくは外したパーツ単体に使用する(外したスプロケやバラしたあとの金属パーツ類等)、ということであれば問題がない場合もあります。
あとは汚い油でもよく落とせるので、グローブについた油を落としたりするのにも使っています。
便利なケミカルではありますが、使い方を間違えないようにご注意ください。
ということで今回は【確認】ロードバイクでパーツクリーナーをかけないほうが良い部分、そんなお話でした。
※今回紹介をさせていただいたこと以外では、樹脂ゴム系パーツへの攻撃性が高いものもありますので注意が必要です。
ちなみにパーツクリーナーの値段の違いは、洗浄力と攻撃性というお話も。。。少々高いですがWAKO'SのBC9は信頼と実績の証です。
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作業は18:00以降も行います。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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