インタラクティブトレーナーでZwiftのワークアウトを行う際には、負荷のモードが2種類があります。
というのは完全に今更感がありますが。。。
普段使っていないERGモードをいつか使ってみたいと思ってはいたものの、初めて使ったのが悪名高いWringerでした。おそらくああいったワークアウトでは(´ε`;)ウーン…ドウヤロ というのも、今回しっかりとつかってみたからわかったことです。
ですのでそれ以来、重い腰は結局上がらず今に至っていたわけです。
そこで今回はパワー変動がそこまで大きくなく、完遂できそうなワークアウトで再度チャレンジです。
実際につかってみるとなるほど、という発見がいくつもありました。
ということで今回は今更ながらZwiftワークアウトでERGモードを試した結果・・・そんなお話です。

▶ERGモードとは?
通常インタラクティブトレーナー(双方向通信機能をもつトレーナー ≠スマートトレーナー)を使用しZwift等のワールドを走ると勾配に応じて自動で負荷の強弱が変わります。これが自動負荷機能です。
※スマートトレーナーからのパワー等の信号をアプリ側がキャッチするだけではなく、アプリ側から出た信号に応じてトレーナーの負荷が変わるので双方向通信機能、ということです。
自動負荷にはもう一つの機能があります。
これが今回主役のERGモードです。
公式ページにはこのように記載されています。
要はERGモードとはワークアウトで選択できる自動負荷モードのことで、ERGモードはアプリ内のコースの勾配変化に応じて負荷が変わるのではありません。
ワークアウトメニューの指定パワーに応じて、負荷が自動で変わるものです。
簡単に書くとパワー足りない場合は、どんどん負荷が重くなります。半強制的にパワーを出させれられるようなモード、というものです。
これが今回のお話の主役のERGモードです。
▶2つのモードの違い
その違いは走行ログのグラフを見れば一目瞭然です。
まずは通常のモードのログです。

おおよそ指定どおりぐらいのグラフとなっています。
Zwiftでもワークアウト中は勾配による自動負荷はなく、ケイデンスを上げるも下げるも自由です。
ベースとなる勾配の設定はスマホのアプリ等から自由に変えることができます。

設定した傾斜(要は負荷)は変わることはありません。
※ただし例外があり、ワークアウト中の”フリーライド”の区間があるものに関しては、フリーライド区間だけはマップの勾配での自動負荷になったような気がします。

ですのでターゲットとするパワーは画面上のパワー値表示を見ながら自分で変速したりケイデンスを変えたりして調整し指定のパワーを出します。
ケイデンスも指定のあるワークアウトもありますが、自由なものは好きに走れます。
パワーが不足していればパワーを上げろ!と指示が出ますし、パワーが高すぎれば抑えるように指示が出ますが、基本的にこの指示は(気にはなりますが)無視できます。

パワー指定を無視できますので、同じワークアウトでもERGモードをオフにしていればこのような事もできます。
比べてERGモードです。

(今回は不安があったので95%で行いました。)
美しすぎるパワーコントロール!
・・・ということではありません。
グラフを見ればどちらのモードでワークアウトを行ったのか一目瞭然です。
ツイッターで初めてこのようなグラフを見たとき、パワーコントロールすっご、、、と驚愕したのを覚えておりますが、ERGモードだったようです(笑)
というのをもう少し詳しく説明させていただきます。
▶ERGモードを使用してみた感想
今まで非ERGモード、自動負荷が無いモードでしかやったことがなかったのですが、今回はしっかり使うのは初めてワークアウトのERGモードを使用してどう感じたか、ということをまとめてみようと思います。
まずERGモードをやってみて感じたのは、良くも悪くも縛りがすごいということです。
通常モード(ERGオフ)であればはもっと追い込みたい場合は勝手にパワーを上げたり、ちょっときつい場合はパワーを落としたり、ということが自分で調整ができます。極端な話ワークアウトメニューを全く無視しても走り続けることができます。当然踏み切れなければ星を取り逃すことなります。
一方のERGモードはというと、基本的に自分で調整ができません。
シフトチェンジも必要がなくパワーが下がってきたら、(パワーと言うか)ケイデンスが落ちてきたら自動で負荷が重たくなります。逆にケイデンスを上げていくとパワーも上がっていきますので、負荷が軽くなっていきます。
ということは基本的にワークアウト中に指定パワー以上にパワーを上げたい、という調整はできません。(負荷を%でいじることはできます。)逆に指定のパワー以下を継続しようとしても負荷は自動で重なくなってきてしまいますし、指定のパワー以上を出せば負荷はどんどん軽くなるからです。
結果的に目標とするパワーから大きくハズレた事はできないのです。ということは指定以上のパワーを出すことができませんので、想定以上のTSSを稼ぐこともできませんし逆もしかりです。これがERGモードである意味受動的な仕組みです。
正確に言うと瞬間的には高いパワーをだすことはできますが、その後すぐにトレーナー側で負荷が軽くなりパワーが下げられてしまうということです。
この反応の速さはトレーナーの種類や通信環境によって差があるかもしれません。

▶ERGモードは鬼軍曹モード
ERGモードは自らパワーの調整ができない、パワーが上げられないということは、逆にパワーを落とせないということにもなります。
当然きつい時は足が回らなくなってきますし、ケイデンスが落ち過ぎれば更にきつくなってきます。落ちたケイデンスをから再びケイデンスを上げたい場合は、少々大変かもしれませんが、トレーナーが指定されたパワーよりも高くなっていることを検知するぐらい回すしかありません。そうすれば負荷は軽くなります。
ですので例えば今回行ったSSTで緑の部分、比較的低いパワーを出力する際でも下げすぎることはできずに、油断をしているとどんどんケイデンスが遅くなり、負荷が上がっていきます。
つまりきつくなってケイデンスが落ちれば落ちるほど、きつくなるほど負荷が上がるという、休むことは決して許されないある意味ドSの鬼軍曹モードのようなものです。
これを利用するとERGモードの際はケイデンスのトレーニングになるかもしれません。レストや負荷が軽くなったときでもケイデンスをできるだけ保ったまま体を回復させる、ということです。
これはレストや負荷が軽くなった際に休みすぎてしまうくせがあったりする場合は有効な練習になると思います。
またレストのときに負荷をうまく落とせない、休めむのが下手な場合も強制的に目的の負荷まで下がる、要は強制的に踏み過ぎの抑制になることは良いのではないかとも思います。
逆にパワーに余裕がある時は強く踏んでも早く回しても、負荷は軽くなってしまい、指定以上のパワーを持続することはできませんので余裕があるときはパワーを持て余してしまうかもしれません。
▶ERGモードで注意が必要なワークアウト
再度にはなりますがもう一つチャレンジしたことがあります。
高強度でクリアできなそうな難易度の高いワークアウトです。
これはERGモードだとかなり厳しかったです。
というのも高負荷に突入した途端、自動負荷で一気に重くなりモタモタしていると、あっという間に踏めなくなります。結果、一度ケイデンスがガクッと落ちると復旧が難しく、ぐぉぉぉぉ回せなくなって踏めずに終ってしまうのです。
目標としたパワーがきちんと出せるワークアウトであれば問題ありませんが、ある意味挑戦するような難易度の高いワークアウトでは厳しいと思いました。
具体的にはERGモードでパワーが足りない場合は負荷がどんどん重たくなっていきますし、負荷に耐えられずケイデンスが落ちてくることで負荷はもっと強くなり足が回らなくなってきます。
例えば300Wの目標パワーでケイデンスが保てなくなるとどんどん負荷が重くなっていきますが、そのまま重くなり続けたらそれこそ立ち上がってもペダルが回せないぐらいの地獄の負荷になってしまいます。それでは復帰することではできません。
ですのでおそらく救済措置のような感じで、停車するとERGモードが自動的に解除され、通常のモードになります。
再びERGモードに戻したい場合はある程度の負荷をかけ、足が回った状態、パワーが状態までもっていき手動でERGをONにすれば再びERGモードに入ります。しかし中途半端なパワーで再びERGをオンにしようとしても、オンにはなりません。
ですので完遂が難しいと思わるワークアウトの場合は、ERGモードをオフにして行うか、もしくは負荷調整で95%、90%と下げて行うのが良いと思います。

ワタクシ自身もできないぐらいであれば、踏み切れるように負荷を95%とかまで落として行うことが多いです。というのも体調は常に一定ではなく、その日によって結構違ったりするからです。
▶まとめ
結局どっちが良いのか?ということですが、前述のように完遂が危ういような難易度の高いワークアウトの場合は、ERGモードはおすすめできない場合もあります。
通常モードであれば多少パワーが足りずとも、またパワーが出すぎててもワークアウトを進めることができます。
100%の完遂だけがワークアウトを行う目的ではないと思います。たとえ星を取り逃したとしても、最後まで踏む!という場合もあると思います。
ではSSTなどクリア可能なワークアウトではどっちが良いのか?ということで個人的な意見ではありますが、どっちも良い所があるので両方やるのが良いと思いました。
なぜかと言えばメリットでもデメリットでもありますが、ERGモードは踏まされるような部分が少なからずあるので、自分で想定しないような負荷、きついと思った時でも逃げれない感があります。これは実走やレースでもよくある頑張りどころに似ている部分があり、ケイデンスが下がってきて負荷が上がるとき、かなりきついけどもう少しだけ頑張ることで前に追いつければ少しは楽になる(負荷は下がるわけではありませんが足が回せるようになる)こういった場面です。これは全て自分で選択し調整する通常のモードでは味わえない受動的な負荷に対して抗う、というようなパワーの出し方です。
逆にERGモードでは上げすぎて自ら落とす、また適正なケイデンスを保つための変速等があるということは、実走に近くパワーコントロールの練習にもなります。
出しすぎてしまったり、下げすぎてしまうということがあれば受動的、つまりパワーのコントロールをさせられるのではなく、能動的に自ら行うことができるのはノーマルモードのメリットです。
つまりどちらかより両方行うことで癖の違う双方のメリットを吸収できれば良い、どちらが絶対に有利、ということでもないというのが率直な感想でした。
あとはERGモードのメリットは変速が使えなくとも(例えばメカトラとか)、ERGモードであれば変速の必要がないので、例えばシフトケーブルが切れてもワークアウトはできます。
ということで今回は今更ながらZwiftワークアウトでERGモードを試した結果・・・ですが双方メリット・デメリットがあるが、両方行うことで更に練習になると感じた、そんなお話でした。
いや本当にここ数年の練習環境は非常に恵まれていると感じます。
公式ページです。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
というのは完全に今更感がありますが。。。
普段使っていないERGモードをいつか使ってみたいと思ってはいたものの、初めて使ったのが
ですのでそれ以来、重い腰は結局上がらず今に至っていたわけです。
そこで今回はパワー変動がそこまで大きくなく、完遂できそうなワークアウトで再度チャレンジです。
実際につかってみるとなるほど、という発見がいくつもありました。
ということで今回は今更ながらZwiftワークアウトでERGモードを試した結果・・・そんなお話です。

▶ERGモードとは?
通常インタラクティブトレーナー(双方向通信機能をもつトレーナー ≠スマートトレーナー)を使用しZwift等のワールドを走ると勾配に応じて自動で負荷の強弱が変わります。これが自動負荷機能です。
※スマートトレーナーからのパワー等の信号をアプリ側がキャッチするだけではなく、アプリ側から出た信号に応じてトレーナーの負荷が変わるので双方向通信機能、ということです。
自動負荷にはもう一つの機能があります。
これが今回主役のERGモードです。
公式ページにはこのように記載されています。
ERGモードは、あなたのケイデンスに基づく特定の目標ワット数に合わせて負荷を調整してくれる機能です”ワークアウトのERGモードについて”より(記事下部にリンクがございます。)
要はERGモードとはワークアウトで選択できる自動負荷モードのことで、ERGモードはアプリ内のコースの勾配変化に応じて負荷が変わるのではありません。
ワークアウトメニューの指定パワーに応じて、負荷が自動で変わるものです。
簡単に書くとパワー足りない場合は、どんどん負荷が重くなります。半強制的にパワーを出させれられるようなモード、というものです。
これが今回のお話の主役のERGモードです。
▶2つのモードの違い
その違いは走行ログのグラフを見れば一目瞭然です。
まずは通常のモードのログです。

おおよそ指定どおりぐらいのグラフとなっています。
Zwiftでもワークアウト中は勾配による自動負荷はなく、ケイデンスを上げるも下げるも自由です。
ベースとなる勾配の設定はスマホのアプリ等から自由に変えることができます。

設定した傾斜(要は負荷)は変わることはありません。
※ただし例外があり、ワークアウト中の”フリーライド”の区間があるものに関しては、フリーライド区間だけはマップの勾配での自動負荷になったような気がします。

ですのでターゲットとするパワーは画面上のパワー値表示を見ながら自分で変速したりケイデンスを変えたりして調整し指定のパワーを出します。
ケイデンスも指定のあるワークアウトもありますが、自由なものは好きに走れます。
パワーが不足していればパワーを上げろ!と指示が出ますし、パワーが高すぎれば抑えるように指示が出ますが、基本的にこの指示は(気にはなりますが)無視できます。

パワー指定を無視できますので、同じワークアウトでもERGモードをオフにしていればこのような事もできます。
比べてERGモードです。

(今回は不安があったので95%で行いました。)
美しすぎるパワーコントロール!
・・・ということではありません。
グラフを見ればどちらのモードでワークアウトを行ったのか一目瞭然です。
ツイッターで初めてこのようなグラフを見たとき、パワーコントロールすっご、、、と驚愕したのを覚えておりますが、ERGモードだったようです(笑)
というのをもう少し詳しく説明させていただきます。
▶ERGモードを使用してみた感想
今まで非ERGモード、自動負荷が無いモードでしかやったことがなかったのですが、今回はしっかり使うのは初めてワークアウトのERGモードを使用してどう感じたか、ということをまとめてみようと思います。
まずERGモードをやってみて感じたのは、良くも悪くも縛りがすごいということです。
通常モード(ERGオフ)であればはもっと追い込みたい場合は勝手にパワーを上げたり、ちょっときつい場合はパワーを落としたり、ということが自分で調整ができます。極端な話ワークアウトメニューを全く無視しても走り続けることができます。当然踏み切れなければ星を取り逃すことなります。
一方のERGモードはというと、基本的に自分で調整ができません。
シフトチェンジも必要がなくパワーが下がってきたら、(パワーと言うか)ケイデンスが落ちてきたら自動で負荷が重たくなります。逆にケイデンスを上げていくとパワーも上がっていきますので、負荷が軽くなっていきます。
ということは基本的にワークアウト中に指定パワー以上にパワーを上げたい、という調整はできません。(負荷を%でいじることはできます。)逆に指定のパワー以下を継続しようとしても負荷は自動で重なくなってきてしまいますし、指定のパワー以上を出せば負荷はどんどん軽くなるからです。
結果的に目標とするパワーから大きくハズレた事はできないのです。ということは指定以上のパワーを出すことができませんので、想定以上のTSSを稼ぐこともできませんし逆もしかりです。これがERGモードである意味受動的な仕組みです。
正確に言うと瞬間的には高いパワーをだすことはできますが、その後すぐにトレーナー側で負荷が軽くなりパワーが下げられてしまうということです。
この反応の速さはトレーナーの種類や通信環境によって差があるかもしれません。

▶ERGモードは鬼軍曹モード
ERGモードは自らパワーの調整ができない、パワーが上げられないということは、逆にパワーを落とせないということにもなります。
当然きつい時は足が回らなくなってきますし、ケイデンスが落ち過ぎれば更にきつくなってきます。落ちたケイデンスをから再びケイデンスを上げたい場合は、少々大変かもしれませんが、トレーナーが指定されたパワーよりも高くなっていることを検知するぐらい回すしかありません。そうすれば負荷は軽くなります。
ですので例えば今回行ったSSTで緑の部分、比較的低いパワーを出力する際でも下げすぎることはできずに、油断をしているとどんどんケイデンスが遅くなり、負荷が上がっていきます。
つまりきつくなってケイデンスが落ちれば落ちるほど、きつくなるほど負荷が上がるという、休むことは決して許されないある意味ドSの鬼軍曹モードのようなものです。
これを利用するとERGモードの際はケイデンスのトレーニングになるかもしれません。レストや負荷が軽くなったときでもケイデンスをできるだけ保ったまま体を回復させる、ということです。
これはレストや負荷が軽くなった際に休みすぎてしまうくせがあったりする場合は有効な練習になると思います。
またレストのときに負荷をうまく落とせない、休めむのが下手な場合も強制的に目的の負荷まで下がる、要は強制的に踏み過ぎの抑制になることは良いのではないかとも思います。
逆にパワーに余裕がある時は強く踏んでも早く回しても、負荷は軽くなってしまい、指定以上のパワーを持続することはできませんので余裕があるときはパワーを持て余してしまうかもしれません。
▶ERGモードで注意が必要なワークアウト
再度にはなりますがもう一つチャレンジしたことがあります。
高強度でクリアできなそうな難易度の高いワークアウトです。
これはERGモードだとかなり厳しかったです。
というのも高負荷に突入した途端、自動負荷で一気に重くなりモタモタしていると、あっという間に踏めなくなります。結果、一度ケイデンスがガクッと落ちると復旧が難しく、ぐぉぉぉぉ回せなくなって踏めずに終ってしまうのです。
目標としたパワーがきちんと出せるワークアウトであれば問題ありませんが、ある意味挑戦するような難易度の高いワークアウトでは厳しいと思いました。
具体的にはERGモードでパワーが足りない場合は負荷がどんどん重たくなっていきますし、負荷に耐えられずケイデンスが落ちてくることで負荷はもっと強くなり足が回らなくなってきます。
例えば300Wの目標パワーでケイデンスが保てなくなるとどんどん負荷が重くなっていきますが、そのまま重くなり続けたらそれこそ立ち上がってもペダルが回せないぐらいの地獄の負荷になってしまいます。それでは復帰することではできません。
ですのでおそらく救済措置のような感じで、停車するとERGモードが自動的に解除され、通常のモードになります。
再びERGモードに戻したい場合はある程度の負荷をかけ、足が回った状態、パワーが状態までもっていき手動でERGをONにすれば再びERGモードに入ります。しかし中途半端なパワーで再びERGをオンにしようとしても、オンにはなりません。
ですので完遂が難しいと思わるワークアウトの場合は、ERGモードをオフにして行うか、もしくは負荷調整で95%、90%と下げて行うのが良いと思います。

ワタクシ自身もできないぐらいであれば、踏み切れるように負荷を95%とかまで落として行うことが多いです。というのも体調は常に一定ではなく、その日によって結構違ったりするからです。
▶まとめ
結局どっちが良いのか?ということですが、前述のように完遂が危ういような難易度の高いワークアウトの場合は、ERGモードはおすすめできない場合もあります。
通常モードであれば多少パワーが足りずとも、またパワーが出すぎててもワークアウトを進めることができます。
100%の完遂だけがワークアウトを行う目的ではないと思います。たとえ星を取り逃したとしても、最後まで踏む!という場合もあると思います。
ではSSTなどクリア可能なワークアウトではどっちが良いのか?ということで個人的な意見ではありますが、どっちも良い所があるので両方やるのが良いと思いました。
なぜかと言えばメリットでもデメリットでもありますが、ERGモードは踏まされるような部分が少なからずあるので、自分で想定しないような負荷、きついと思った時でも逃げれない感があります。これは実走やレースでもよくある頑張りどころに似ている部分があり、ケイデンスが下がってきて負荷が上がるとき、かなりきついけどもう少しだけ頑張ることで前に追いつければ少しは楽になる(負荷は下がるわけではありませんが足が回せるようになる)こういった場面です。これは全て自分で選択し調整する通常のモードでは味わえない受動的な負荷に対して抗う、というようなパワーの出し方です。
逆にERGモードでは上げすぎて自ら落とす、また適正なケイデンスを保つための変速等があるということは、実走に近くパワーコントロールの練習にもなります。
出しすぎてしまったり、下げすぎてしまうということがあれば受動的、つまりパワーのコントロールをさせられるのではなく、能動的に自ら行うことができるのはノーマルモードのメリットです。
つまりどちらかより両方行うことで癖の違う双方のメリットを吸収できれば良い、どちらが絶対に有利、ということでもないというのが率直な感想でした。
あとはERGモードのメリットは変速が使えなくとも(例えばメカトラとか)、ERGモードであれば変速の必要がないので、例えばシフトケーブルが切れてもワークアウトはできます。
ということで今回は今更ながらZwiftワークアウトでERGモードを試した結果・・・ですが双方メリット・デメリットがあるが、両方行うことで更に練習になると感じた、そんなお話でした。
いや本当にここ数年の練習環境は非常に恵まれていると感じます。
公式ページです。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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