PanaracerのAGILESTのDURO、今回はTLR(チューブレスレディ)のお話です。
当店にも先月末から入荷しており、在庫もございますので、詳細を見てみようと思います。
まずはPanaracerのAGILESTです。
AGILESTのTLRに関してははっきりと書いてしまいますが「AGILESTはパンクをし易い」「いやそんなことはないと思う」という異なる双方のお声があります。
不都合な真実を書くことができない事情がある場合はお話が全く変わってきますが、ワタクシは忖度なしに書かせていただきます。
実際にはワタクシ自身もAGILESTが発売されてからかなり長い期間使用してきておりますが、ワタクシはパンクをし易いとは感じておりません。というのも酷いパンクをしたのは一回だけですし、後はその他のタイヤと比べてもも大きな違いを感じるほどのパンクがないからです。
酷いパンクはこちらのときです↓↓↓
もちろん当店のお客様でもノーパンクで寿命を全うしているAGILESTも多く見ております。
しかしワタクシとは逆にパンクが頻発している事例も1例だけということではなく、実際に見てきております。こんなお話を見聞きすると、まるで全く違うタイヤのようです。。。原因が知りたいです。
品質に差が生まれているのか乗り方の違いなのか何が原因なのか、なぜこのような差が生まれるのかはわかりません。コレはある意味パンドラの箱的なお話かもしれません。
こんなこともあってかのお話かどうかはわかりませんが、Panaracerから先月末頃に耐パンク性を高めたDURO TLRというモデルが発売となりました。
その待望の?AGILEST DURO TLRについてのお話です。

▶AGILEST DURO TLR
確かワタクシの記憶では、なにかのイベントでお聞きしましたがAGILEST TLRのDUROは、いわゆるクリンチャーのDUROとは少々違うということです。
なんでもAGILESTのTLRバージョンのDUROの位置付けとしては、クリンチャーのDUROというよりかはAGILEST TLRに高い貫通パンク強度をもつ補強材を装備したもの、位置付け的にはクリンチャーのAGILESTとAGILEST DUROのような関係ではなく、TLRのDUROはAGILEST TLRに近く、DUROのTLRバージョンというよりかは、AGILEST TLRにプロタイト ベルトを入れたもの、ということでした。
※プロタイト ベルト
これらの影響で公式ページにもあるような、製品となっているということです。
この影響か公式の製品ページにはDURO TLRはオールロードという位置付けでロードだけではなく、グラベルのマークも入っています。グラベルもいけるって、、、すごいです。
▶見る!
早速重量です。
Panaracerは重量に関しては当にすごいです。
というのもイベントで実際に重量を測定して購入、ということもやっているぐらいです。
それだけ自身があるということなのだと思います。
手元にある28cの重量データです。
実測値は複数本測った中央値です。
※DURO TLRはゴム付きで測っていますのでおそらく~1gは軽いと思われます。

AGILEST TLRとDURO TLRは20gと少々の差です。
TLRの28cで250gはかなり軽い方です。
他社製品ではTT系のタイヤで250g前後の物があるようです。
通常28cのTLRは他社製品でも軽くて270g前後~、多くは300g前後といったようなイメージです。
DUROでも261gは28cの中でもかなり軽い分類、というかトップクラスに軽い分類に入ると思われます。
▶注意点
PanaracerのAGILEST TLRは原則自社製品のシーラントを使用することを推奨されています。
いわゆる純正のシーラント、Panaracerのシールスマートでラテックス系です。
シールスマートはワタクシ自信も緊急用にツールケースに潜めているぐらいパンクの修復能力が非常に高いです。
しかしです。
致命的な欠点があり、ロードに使用する30mlなどの少量では乾くのが早すぎるということ、そしてメーカーは掃除をすることを想定していないとは思うのですが、なにせタイヤ側で乾いたシーラントをきれいにするのがかなり難しいというかほぼ無理です。
きれいに保ちたい場合は早め早めのメンテナンスを心がけるか、走りまくって早くタイヤを交換するかというところです。

※こういったシーラントは掃除が非常に楽です。
他社製のシーラントであれば最近の流れとして、耐パンク性能がたかく、タイヤ内部でももちが良い、そして掃除のし易さ、シーラントと自体のぬるつき、これらを兼ね備えているものがチラホラと出始めています。
新シーラントの発売も心待ちにしております。
▶まとめ
昨今のタイヤ事情はかなり厳しいです。
というのもタイヤは最重要な分類に入るぐらいの部分ですが、なにせ高いのです。ちなみに先日発売になったVittoriaの新タイヤのCorsa Pro TLRですが28cで約300gで13,900円とな!( д) ゚ ゚アボーン 少々お高いと感じてしまいます
タイヤの性能は当然重量だけでは図ることはできませんが、それでも1.4万ともなるとおいそれと試してみるのも大変なことです。前後で3万とか( д) ゚ ゚アボーン!
ではAGILEST DURO TLRはというと8,800円です。
コレならばなんとか、、、
また耐久性等はまだまだ不明ですが、高価なタイヤをケチって使うよりもお値段が安くても新しいタイヤのほうが性能が高いと感じているのは経験的なお話です。
(それでも高いですが)他社製品と比べても比較的他の届きやすいAGILEST DURO TLR、いかがでしょうか。
ということで今回は Panaracer AGILEST DURO TLR のお話でした。
※AGILESTのTLRは現在ワタクシ自信も前後28c運用を継続しております。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
当店にも先月末から入荷しており、在庫もございますので、詳細を見てみようと思います。
入荷いたしました✨ pic.twitter.com/sPwfvwenor
— Teppei.Y 目指せ走れるメカニック!! (@ff_cycle) May 31, 2023
まずはPanaracerのAGILESTです。
AGILESTのTLRに関してははっきりと書いてしまいますが「AGILESTはパンクをし易い」「いやそんなことはないと思う」という異なる双方のお声があります。
不都合な真実を書くことができない事情がある場合はお話が全く変わってきますが、ワタクシは忖度なしに書かせていただきます。
実際にはワタクシ自身もAGILESTが発売されてからかなり長い期間使用してきておりますが、ワタクシはパンクをし易いとは感じておりません。というのも酷いパンクをしたのは一回だけですし、後はその他のタイヤと比べてもも大きな違いを感じるほどのパンクがないからです。
酷いパンクはこちらのときです↓↓↓
もちろん当店のお客様でもノーパンクで寿命を全うしているAGILESTも多く見ております。
しかしワタクシとは逆にパンクが頻発している事例も1例だけということではなく、実際に見てきております。こんなお話を見聞きすると、まるで全く違うタイヤのようです。。。原因が知りたいです。
品質に差が生まれているのか乗り方の違いなのか何が原因なのか、なぜこのような差が生まれるのかはわかりません。コレはある意味パンドラの箱的なお話かもしれません。
こんなこともあってかのお話かどうかはわかりませんが、Panaracerから先月末頃に耐パンク性を高めたDURO TLRというモデルが発売となりました。
その待望の?AGILEST DURO TLRについてのお話です。

▶AGILEST DURO TLR
確かワタクシの記憶では、なにかのイベントでお聞きしましたがAGILEST TLRのDUROは、いわゆるクリンチャーのDUROとは少々違うということです。
なんでもAGILESTのTLRバージョンのDUROの位置付けとしては、クリンチャーのDUROというよりかはAGILEST TLRに高い貫通パンク強度をもつ補強材を装備したもの、位置付け的にはクリンチャーのAGILESTとAGILEST DUROのような関係ではなく、TLRのDUROはAGILEST TLRに近く、DUROのTLRバージョンというよりかは、AGILEST TLRにプロタイト ベルトを入れたもの、ということでした。
※プロタイト ベルト
高い貫通パンク強度を誇る超高強度の補強材をトレッド下部に配置。ケーシングの構造強度を高めて耐貫通パンク性能をアップ。
これらの影響で公式ページにもあるような、製品となっているということです。
「AGILEST TLR」から耐貫通パンク性能を2倍強化し、AGILEST DURO(CL)から約20%グリップ力の向上と、約15%の転がり抵抗の低減を実現した。https://panaracer.com/products/road/agilest/agilest-duro-tlr/ より
この影響か公式の製品ページにはDURO TLRはオールロードという位置付けでロードだけではなく、グラベルのマークも入っています。グラベルもいけるって、、、すごいです。
▶見る!
早速重量です。
Panaracerは重量に関しては当にすごいです。
というのもイベントで実際に重量を測定して購入、ということもやっているぐらいです。
それだけ自身があるということなのだと思います。
手元にある28cの重量データです。
AGILEST TLR | DURO TLR | ||
カタログ値 | 実測 | カタログ値 | 実測 |
250g | 238g | 270g | 261g |
実測値は複数本測った中央値です。
※DURO TLRはゴム付きで測っていますのでおそらく~1gは軽いと思われます。

AGILEST TLRとDURO TLRは20gと少々の差です。
TLRの28cで250gはかなり軽い方です。
他社製品ではTT系のタイヤで250g前後の物があるようです。
通常28cのTLRは他社製品でも軽くて270g前後~、多くは300g前後といったようなイメージです。
DUROでも261gは28cの中でもかなり軽い分類、というかトップクラスに軽い分類に入ると思われます。
▶注意点
PanaracerのAGILEST TLRは原則自社製品のシーラントを使用することを推奨されています。
いわゆる純正のシーラント、Panaracerのシールスマートでラテックス系です。
シールスマートはワタクシ自信も緊急用にツールケースに潜めているぐらいパンクの修復能力が非常に高いです。
しかしです。
致命的な欠点があり、ロードに使用する30mlなどの少量では乾くのが早すぎるということ、そしてメーカーは掃除をすることを想定していないとは思うのですが、なにせタイヤ側で乾いたシーラントをきれいにするのがかなり難しいというかほぼ無理です。
きれいに保ちたい場合は早め早めのメンテナンスを心がけるか、走りまくって早くタイヤを交換するかというところです。

※こういったシーラントは掃除が非常に楽です。
他社製のシーラントであれば最近の流れとして、耐パンク性能がたかく、タイヤ内部でももちが良い、そして掃除のし易さ、シーラントと自体のぬるつき、これらを兼ね備えているものがチラホラと出始めています。
新シーラントの発売も心待ちにしております。
▶まとめ
昨今のタイヤ事情はかなり厳しいです。
というのもタイヤは最重要な分類に入るぐらいの部分ですが、なにせ高いのです。ちなみに先日発売になったVittoriaの新タイヤのCorsa Pro TLRですが28cで約300gで13,900円とな!( д) ゚ ゚アボーン 少々お高いと感じてしまいます
タイヤの性能は当然重量だけでは図ることはできませんが、それでも1.4万ともなるとおいそれと試してみるのも大変なことです。前後で3万とか( д) ゚ ゚アボーン!
ではAGILEST DURO TLRはというと8,800円です。
コレならばなんとか、、、
また耐久性等はまだまだ不明ですが、高価なタイヤをケチって使うよりもお値段が安くても新しいタイヤのほうが性能が高いと感じているのは経験的なお話です。
(それでも高いですが)他社製品と比べても比較的他の届きやすいAGILEST DURO TLR、いかがでしょうか。
ということで今回は Panaracer AGILEST DURO TLR のお話でした。
※AGILESTのTLRは現在ワタクシ自信も前後28c運用を継続しております。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント