
基本的にシマノは4年ごと、オリンピックイヤーではありませんが4年ぐらいで新型のDURA-ACEが発表になる傾向にありました。R9200シリーズで少しスケジュールが変わったのはコロナの影響もあったからなのかもしれませんが、そればかりは不明です。
DURA-ACEが発表になると続いてULTEGRA、そして105とリリースされていきます。R8100は同時発表でした。
新型が発表になり発売されることは嬉しいことでワクワクしますが、逆にある意味残酷なこともあります。
それこそがいわゆるディスコンであり、生産終了品が生まれてしまうということです。
生産終了には2つあります。
一つがモデル自体の生産終了です。新たに新品を購入できなくなる、ということです。
そしてもう一つはリペアパーツの生産終了です。
通常はモデル自体が生産終了になったあとに、リペアパーツが徐々に減っていくという流れです。
とは言ってもリペアパーツは新しい製品、もしくは後継モデルに互換性があればそのモデルのリペアパーツが生産終了になったとしても本当の終了ではありません。
しかしです。
互換性がない場合はというと、、、壊れたら終わりということになってしまいます。
今回の主役は最も危険な香りを漂わせるコントロールレバーです。
主にリペアパーツの話ではありますが、コントロールレバーはまるっと交換となるとかなりコストがかかるのですが、リペアパーツ類は他グレード品や後継モデルとの互換性がないことが多々ありますし、世代によっても微妙な差がありやはり互換性がトップクラスに低い製品だからです。
そっくりな形をしていても組んでみると動かない、そんなことが最も多いのがコントロールレバーです。

※コントロールレバーの機械式変速の内部ギアです。
で先日のツイートですが、、、
9001のブラケットカバーがディスコンとか。。。11速DURA-ACEの終わりを感じて初めて震える🫨
— Teppei.Y 目指せ走れるメカニック!! (@ff_cycle) July 14, 2023
ということなのです。
ちなみにですが、ブラケットカバーの生産終了には伏線があったのかもしれません。

9000世代品が異常に高いのです。
9000世代のブラケットカバーと言えば素材か作りのせいかハンドル側からではなく、レバー側から入れると高確率切れるというものでした。こういったことも影響があるのかもしれませんが、詳細は不明です。
とは言ってもDURA-ACEの9000世代といえば、発表は2012年です。
もう9000から10年以上の経ったのか、、、というイメージです。
Di2の9070は2013年の春ということです。
ちょうど10年です。
若干早いような気がしないこともありませんが、逆いいえば10年もたったということです。
DURA-ACEの存在ということを考えるのであれば、DURA-ACEは最近のレース機材、第一線で戦うコンポ、価格よりも性能を重視し勝つためのコンポ、そう考えるのならば10年は逆に長過ぎるのかもしれません。
それでも今回の9001のようにリペアパーツではやはりブラケットカバーは圧倒的に消耗品ですので、無くなってしまうのはかなり不自由に感じてしまいます。
ただし今回の9001のブラケットカバーは、ですが単品は終了しておりますが、ブラケットユニットとしての販売はまだあるようです。ですので、最悪カバーが破れてしまった場合でも、コストはかなり掛かりますがユニットごとの交換であれば可能ということです。中にはこういったケースもあります。
ではこのようにリペアパーツがない場合は、、、というと後継モデルで互換性のある製品への交換するという方法が残っています。
それでもリペアパーツ単体で購入するよりはやはりかなりコストが掛かってしまう場合が多いです。
他のモデルもみてみます。
11速で特に危険そうなのが5800と6870シリーズです。
主要なリペアパーツは在庫限りとなっております。
ワタクシ自身も5800は室内用のバイクで使用しておりますので、壊れたら、、、ということですが、リペアパーツは絶望的ですが、R7000の黒であればまだ新品が購入できます。とは言ってもコストはそれなりにかかってしまいます。
以下はレバー本体の生産終了情報の一部です。

11速ULTEGRAではリムDi2、油圧Di2
11速DURA-ACEではレバーほぼ全モデル、終了しております。
ただしです。
現在の生産終了製品にリスト入りしているからと言っても、すぐに市場から消えるわけではありません。
生産予定が残っている製品も現在でもまだまだ在庫がある製品もありますので、焦る必要のない製品もあります。
▶まとめ
ということで現在使用中のものがもしも壊れたり破損をしてしまった場合は、リペアパーツがあるか否か、そして互換性のある代替品があるか否か、そして交換コスト等を確認しどうするかということを検討する必要があるということです。
昨今の値上がりも相まって、まるっと交換するのはかなりコストが掛かってしまう場合もあります。今後価格は下がることはほとんど無いとは思いますので、コンポの値段を抑えるには、、、フロントシングルとかでしょうか。。。それでもシマノがフロントシングル仕様をだしたら、それこそ価格が上がりそうな気も(笑)
またここ数年のモデルの流れとして、リペアパーツ自体が減少傾向にあります。以前はバラで購入できた細かいパーツ類も最近ではバラ販売がないパーツが増えていきます。時代の流れかもしれませんが、不自由に感じてしまうところも。。。
ともあれ今あるものを大切に使う、そして壊れたら思い切って載せ替える、こんな流れに変わってきているのかもしれません。
ということで今回はシマノ製品 生産終了情報 薄れゆく11速コンポーネント、そんなお話でした。
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