連日危険な暑さの日が続いております。
真夏でも外を走りたい、真夏のライドの最大の難関はというともちろん気温であり、熱中症です。
直射日光、アスファルトの照り返し、車からの放熱・熱風等々、容赦なく体温を上げていきます。
そんな時は、、、もちろん日中のライドを避けるというのも一つの方法です。

しかし少しでも外を走りたい時はというと、
ということで今回は最新の熱中症対策は@を冷やす!そんなお話です。
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▶最新の熱中症予防法
そんな時はズバリですが、”手を冷やす”ということです。
最近テレビなどでも紹介され、注目されている方法です。

ワタクシ自信も過去太い血管を冷やせ、的なことを言われてきていた様な気がしております。
ですので毎年真夏でも外を走るのですが、頭から水をかぶったり大きな筋肉を狙って水をかけたりしていました。
しかし最近のトレンド?では手を冷やす、ということのようなのです。

ではなぜ手かというと、コレは手でも脚でもどちらでも良いそうですが、現実的に冷やしやすいのは手、ということで手を冷やすということになっているのではないかと思われます。
(手と同様に)同様に、脚を冷やすのも効果的です。腕や脚は体幹部と比較して表面積の比が大きく特殊な血管を備えているため、熱を身体の外に逃がしやすい構造となっています。論文では、体幹部の表面積比を1とした場合、腕は5倍、手指は22倍、足では69倍にもなるといわれています」
熱中症予防に「前腕冷却」「手のひら冷却」が効果的 アスリートも実践 より
※ページ最下部にリンクがございます。

もうすこし突っ込んで、別の記事の内容を簡単に説明してみようと思います。
キーポイントはAVAです。
AVAは手のひら、足の裏、頬など体毛がない部分に分布しているバイパスのような血管。
AVAという普段は閉じれらているが、体温の上昇で開通し血液を手のひらに送り、体内の熱を放出させようとする。
両手の平の表面積は体全体の5%程度だが、AVAを流れる血流量は毛細血管の1万倍あるため、手のひらや足の裏を冷やすことで効率よく体を冷やすことができる。

つまり暑さにより血流量が増えた手のひらや脚のうらを冷やすことで、血液を冷やし冷えた血液が体に戻っていき深部体温を下げる手助けになる、ということのようです。


▶実際にやってみた
35℃以上のライドで実際に行ってみました。
もうなにせ暑くて暑くて、、、35℃とか強度を上げるどころのお話ではありません。
ゆるゆる走っていても直射日光は容赦なく体温を上げていきます。

上記の情報をもとに実際にやってみたのです。
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セブンイレブンです。
真夏の補給で大活躍の2種類です。
・水 2l 
・ロックアイス 400g
250円でお釣りが来ます。

もちろん水もロックアイスもボトルへ入れるのですが、余ったもので十分でした。
ロックアイスの箱に少しだけ氷を残しておき、水を入れて手を突っ込みます。
全然グローブごとで問題ありません。すぐに乾きますしその後しばらく涼しいです。

3分ぐらい、コーヒーでも飲みつつ手を片方ずつでも付けました。
少し冷たくてジンジンするぐらいまで冷えました。
(※本当は冷やしすぎも良くないようです。)


いや、コレがですね。
すごいのです。
コンビニについた時は自転車を置いた場所が日向ということもあり、こんなところで休憩なんて、、、と感じていたのですが手を冷やし始めると、徐々に周りの気温が下がっていくように感じるのです。
今までうだるほど暑くて、タレッタレだったのですが走り出すと驚くことに、普通に気温が下がったのかと感じるほどの効果でした。

とは言っても、効果は長く持続するわけではありません。
30分ぐらいだったかと思いますが、また暑くなってしまいます。
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その後も別の方法を模索し、氷をグローブの中に入れたりもしてみましたが、冷たすぎて痛くなってしまったりあまり良くはなかったです。
また手にボトル内の氷水をかける、ということも行ってみましたが、これもそこまで効果的とは感じることができませんでした。やらないよりかは全然よいですが、一瞬だけ冷たくてもいまいちなようでした。
やはり冷たい水に手を突っ込む、コレが一番効果があり良いと感じました。

▶まとめ
今回ご紹介をさせていただいた手を冷やすという方法は真夏の対策としての一つの方法ですが、まずは無理をしないということです。
はっきり言って真夏、30℃を超えてくる日中は強度を上げる練習には適していません。

無理をしないライド計画、その上で危険を感じたら休むなりの対策をとる、その対策の一環として手のひらを冷やすという一つの方法、ワタクシ自身はかなり効果的だと感じた方法のご紹介でした。
熱中症にはくれぐれもご注意ください。

詳細は下記のリンクよりご確認いただけます。




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