上の記事ですがELITEのFLYボトルの使い勝手が非常に良くなくなってしまったのです。
簡単に説明すると、飲み口のバルブがゆるすぎて飲もうと口を付けたときに閉じてしまい押しても出なかったり、バルブ付近からのお漏らしがすごくてフレームやら周辺がベタベタ事件。。。ということでした。

そこで長年使ってきたFLYボトルから変えてみましたところ、、、というのが今回のお話、ZEFAL Sense Pro 80 800mlの大容量ボトルをレビュー、そんなお話です。

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▶ZEFAL Sense Pro 80
FLYボトルとの比較をしながら製品をみてみようと思います。

①容量
ZEFAL Sense Pro 80はその名の通り800mlに対して、FLYの最大サイズは950mlです。
その差は150mlなのですが、やはり950mlに慣れていると若干少なく感じないことはありません。
とは言っても透明なボトルのメリットでもありますが、残量が一目でわかりますので実際にはそこまで不自由をすることはありません。

②重量
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実測値では85gと69gです。
持った感じやはりFLYボトルはかなり軽く感じるのは数字にも現れているとおりです。
その差は16gですが、ボトル部分の差はほとんどなくバルブ付近の重さに差があります。
構造的には避けて通れない重量なのかもしれません。

③価格
ZEFAL Sense Pro 650ml:1,144円
ZEFAL Sense Pro 800ml:1,265円

ELITE FLY 550ml:1,150円
ELITE FLY 750ml:1,300円
ELITE FLY 950ml:1,500円
定価はどちらもそこまで大きな価格差はありませんが、若干ZEFALのほうがお安く、Amazon等の実売価格をみてもZefalのほうが安い傾向にあるようです。

④流量
流量はやはりFLYは漏れながらも多いと感じます。
とは言ってもそこまで大きな差はありません。
大きく絞った際にはSense Proのほうが細くまとまった水流、FLYのほうが飛び散るような水流です。
双方ともに300mlからは強めのスクイーズでは3回でほぼ空になります。

⑤硬さ
スクイーズ(ボトルを絞る)をするときの硬さ、これはかなり重要です。
これはやはりFLYのほうが柔らかくどこを握っても出やすいですし、下手したらスクイーズしなくても口で吸っても出すこともできます。この柔らかさこそFLYの最大のメリットだと思います。
一方のSense proはというと、若干のボトル自体の硬さを感じることがあります。ボトルのボディの柔らかいところは柔らかいですが場所によっては硬くスクイーズしにくい部分もあります。またスクイーズの力加減はバルブの構造的なお話もあります。

というのもFLYはバルブがオープンの状態であれば逆さまにすればこぼれます、下手したら閉じていてもお漏らしします。
一方のSense Proはオープンの状態であっても逆さまにしてもこぼれません。キャメルバックのPODIUM(ポディウム)のバルブとかなり似ている構造です。
ですので逆さまにしても漏れない、スクイーズしないと出ないというのはメリットでもデメリットでもあるかとは思いますが、ある程度の圧力をかける必要はあるということです。

⑥漏れ
FLYボトルではバルブの隙間からのもれ、バルブ内部の残量が飛び散る等の問題がありました。特に風の強い日などではバルブ付近に残留したドリンクでフレーム酷く汚れることもありました。
Sense Proでは本当に漏れ自体もかなり少ないですし、バルブの内部の残量も殆どないためかフレームがほとんど汚れません。
これはSense proの良いところでもあります。

もちろんバルブに触れるだけで戻ってしまったり、飲もうとして不自由を感じることはありません。

⑦ロゴの剥がれ
FLYボトルの弱点でもあるロゴの剥がれです。
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Zefalも剥がれないわけではありませんが、FLYほど酷くはないぐらいかと思われます。

▶ZEFAL Sense Proの良いところ
当然前述のように漏れない、垂れないことは非常に良いことですが、それだけではありません。

まずバルブが半透明ということです。
個人的にはボトルに栄養分の多いものを入れることが多いです。スポーツドリンクやBCAA、糖(マルトデキストリン)も入れます。するとやはり結構気をつけていてもカビが生えやすいのです。

FLYのときもカビが生えたとしてもわかりやすい白いバルブのボトルを選んでいました。濃い系の色のバルブとかカビの色がわからないので怖いです。
白もカビがわかりやすくて良いと思っていたのですが、半透明はより素晴らしいのです。
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外側からでも内側に生えるカビ等の汚れがわかるのです。
世の中のボトルのバルブが全て半透明になれば良いと思うぐらい、めちゃくちゃ良いことだと思っております。

そしてもしも汚れが見つかったら、、、
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分解もそこまで大変なことではありません。
キャメルバックのバルブは少々大変でしたが、それよりも全然簡単に分解できました。


▶まとめ
Zefalといえばワタクシ自信ボトルケージもゼファールを使用しておりますが、高コスパの製品が多いように思えます。
そして今回はボトルですが、個人的な感想としてはFLYに比べればスクイーズは若干硬いですが、流量もかなり多いですし、なによりも漏れない垂れないフレーム周辺が汚れない、コレは非常に良いところだと感じております。またしばらくはこれを使用してこうと思います。

ということで今回はZEFAL Sense Pro 80 800mlの大容量ボトルをレビュー、そんなお話でした。


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