こちらの記事でのご紹介をさせていただいたい通り、愛用しておりましたキャットアイのテールライト、 RAPID X(ラピッドエックス) TL-LD700-Rがお亡くなりになってしまいました。

かなり過酷に使用して2年半、何も不満がなく使用しておりましたので壊れてしまったのが残念でなりません。
その後はやはりキャットアイの小型のテールライト、ラピッドミニでしのいでいたのですが、やはりあのスッキリとしたエアロ形状が懐かしく思えます。
これらもあって本腰を入れ、テールライト探しを始めたのです。
それから数ヶ月、ついに、ついに購入したのはCATEYEのRAPID X3 TL-LD720-Rです。前回使用していたRAPID Xの上位品です。
ではなぜ、X3を選んだのか、X3の機能を含めてご紹介をさせていただこうと思います。
ということで今回はCATEYE RAPID X3に決めた理由、そんなお話です。

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▶RAPID X3に決めた理由
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①最重要なのはランタイム

最近は多くのテールライトがラインナップされ、明るい製品は多くあります。
しかしです。明るいだけではだめなのです。
最も重視しているのはランタイムです。
暗い時間帯はもちろんのこと、デイタイムライトとしても使用したいですし、もちろんトンネルなどでもいちいちスイッチの操作をするのは危険が伴いますし忘れたら怖いです。
ワタクシの場合は基本的に家から出て、家に帰るまで走行中は常にライトは点灯で付けておきたいのです。

地域差はあるようですが、原則道交法では夜間(トンネル等)点灯のみで、点滅禁止となっております。というのも点滅の消えた瞬間がやはりどう考えても無防備で危険です。これは自分が車を運転しているときなどに見て、点滅はやはり怖いと思ってしまうのも経験上のお話です。

ちなみにRAPID X3で点滅では無いモードは3つです。
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※点滅ではない、というのは消える瞬間が無いということです。

点灯のハイ、ローはランタイムが少々短いですが、それでも5時間です。
グループライドは点灯ながら揺らぐように光るモードで消える瞬間がありません。ワタクシが主に使用しているのはこのグループライドです。
ラピッド、点滅、デイタイムハイパーフラッシュは点滅の仕方に違いはありますが、基本的に消える瞬間ができる点滅モードですので、原則使えません。

ですので夜間等で実用性のあるのはハイ、ロー、グループライドのみとなります。
その時間は画像の通り、ハイ(1時間)、ロー(5時間)、グループライド(16時間)です。
ハイモードはどんなに明るくても1時間では少々短すぎるので実用性はかなり疑問ですが、ローの5時間とグループライドは16時間とかなり優秀です。しかしそれだけではなのです(※後述)

またバッテリー残量が減ってくるとバッテリーオートセーブ機能が働きます。点滅にはなりますが、その後1時間使用が可能ということです。
※もちろん夜間やトンネルでは点滅は不可です。

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②2つの回路
とそれだけではなのです。
このRAPID X3で面白いのが、スイッチが1つずつ両側についていることです。
始めてみた時は、なんで両側?製造ミス?とか意味が分からなかったのですが、意味がわかると面白いです。
なにかというとX3はバッテリーは1つで、独立したライトが2つ付いているようなイメージです。
上の画像の時間(ランタイム)ですが、これは2つのLEDモジュールを同時に同じモードで使用した時のランタイムです。
ということはです。片側しか付けない場合は倍の時間使用できる、ある意味で2つテールライトを使用しているような時間使用できる、ということです。

つまり片側のみの夜間でも使えるモード、ロー点灯であれば10時間、グループライドであれば32時間という脅威のランタイムを誇るわけです。これはかなり心強い時間で充電式で30時間以上の点灯をできる製品はそう多くはありません。
また片側の使用で使用時間を伸ばせるだけではありません。左右は独立しているので点灯だけではなく、片側を点滅で使うこともできてしまうのです。

こういった珍しい使い方ができるのも便利なところです。

③ランタイム実測
上の画像のランタイム(使用時間)、ですが、さすがCATEYEです。
実際に実験をしてみましたが、ハイモードでもやはり1時間は確実に持ちます。
満タン充電では無い時点からハイモードを使用し始めて、バッテリーセーブモード(点滅)になるまでの時間を実測してみましたが、その時間はなんとジャスト1時間した。
※計測の都合上満タンではなかったのは1時間半実走後(グループライド+点滅で使用)に測ったからです。
カタログよりも時間がもたない製品も多い中、確実にカタログ以上の時間をキープできているのは、さすがCATEYE、といったところかと思います。

またライトと言えば熱問題がありますが、ハイモードを室内で使用し続けて1時間後でも温かいぐらいの温度でした。


▶弱点
①サイズ感

サイズは少々大きくなります。
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比較として、1列モジュールのRapid Xと比較してみました。
やはり少々ぶっとくなります。

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それでもT1550のエアロシートポストには隠れるぐらいの幅です。

そしてその重さはRAPID Xと比較しても倍ぐらい重いです。
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カタログ値46gに対して、44gはさすがCATEYEです。
おそらくですが、900mAhというリチウムイオン充電池の影響かと思われます。

②点灯ハイの使い道
点灯のハイモードですが、、、
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えーーー、爆光です(笑)
ハイモードの場合はランタイムが1時間、とか言う以前の問題点として、眩しすぎてちょっと実用性は殆どないのでは無いかと思われます。


▶まとめ
昨今は様々なライトが安価で出回っております。
しかしその中でもCATEYEのライトは他社製品よりもお値段は高いですが、ワタクシがCATEYEを選び購入をするのには理由があります。とにかく壊れにくいこと、トラブルが少ないこと、そしてサポートの対応がものすごく良いことです。
例えばですが、本体を止めるゴムバンド一つにしてもCATEYEのゴムバンドは他社製品に比べてもかなり切れづらい印象です。

ということで今回はCATEYE RAPID X3に決めた理由、それは充電式でありながら圧倒的なランタイム、そして安定感と信頼性でやはりCATEYEという会社だから、そんなお話でした。



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