2023年のロードバイク事情、様々なこと、様々な変化がありました。
その中でも特に気になったことをまとめてみようと思います。ということで今回は2023年 ロードバイク事情を振り返る ~機材編~、そんなお話です。

※若干2023年よりも前に出ているものもありますが、実際に手にしてみたのが遅ればせながら今年だったというものもありますので、ご容赦くださいm(_ _)m
▶機材とトレンド
①ディスクブレーキ車のメリット
これはワタクシ的にも実感していることですが、基本的にディスクロードの走行性能はかなり高くなったと感じています。
しかしこれは数値では見にくいことなのかとも思います。
というのも真っすぐの急制動とかでそこまで大きく変わることがあるのかというと、おそらく差が出たとしても微妙な差だと思います。そんなことだけで性能を判断してしまうことは、非常にもったいないことです。
では何がそんなの違うのかというと、車体剛性の向上による下りの安定感が抜群に良いのです。
これは数値では現れにくい、表現しにくい部分だと思うのですが、とにかくスピードのコントロールがし易いということは、下りの走行ラインが増えます。今までだと1本か2本ぐらいしかなかったラインが、無数に見えてくるのです。
ブレーキングはタイミングを遅らせても
例えば下りでブレーキングを始めたいタイミング、このタイミングでグレーチングやギャップがあったり、そのタイミングでブレーキを入れることはあまりしたくありません。自分の狙ったタイミングよりブレーキング開始が遅れるのですが、そんなときでも怖くなくスッと減速ができます。そんなことと侮るなかれ、こういった細かい事があるからこその安全性の向上につながると思っています。
また剛性の高さは減速帯や路面の荒れ時もしっかりと恩恵を感じることができ、車体が暴れづらく安定して走ることができます。
実際に使ってみると、平地や上りだけではなく下りも速度を求められるレースの世界でディスク化が進むのが正当進化であるということがよくわかります。
そして速度を求める下りだけではなく、ゆっくり安全運転で下りたいという場合にもしっかりと良さを感じることができます。
②タイヤの変化とワイド化
ディスク化が進むに連れて急速に進んだのがタイヤのワイド化です。
23cから25cへ、現在の主流はというと28cへの移り変わってきているように思えます。
これもバイクの進化に伴っているもので、強力なストッピングパワーを始めとする走行性能を支えるのはタイヤです。速度域が上がるに連れ、タイヤの性能もより高いものを求められているということだと思います。
例えばですが下りでは特にタイヤはできるだけはねないほうが良いです。跳ねてトラクションが抜けているときは基本的に何もできませんし、人間側にも負担がかかります。跳ねづらく安定感があること、そして強力なグリップ力、剛性等を考えるとやはりタイヤのワイド化のメリットは必要不可欠な技術になってきているのだと思います。
タイヤと言えはTLR(チューブレスレディ)お話もあります。
チューブレスレディはクリンチャーに比べて低圧運用ができることが最大のメリットだと感じています。
しかしそこにはまだまだ課題が多くあります。
まず、チューブレスレディの運用方法です。クリンチャーのようなものだと思って使うと、クリンチャーに戻ってしまう場合を多くあるように思えます。
というのもTLRのタイヤはメリットも多くありますが、デメリットをしっかりと理解してから使うことは非常に重要なことだと思います。例えばビードが上がらない・落ちないとか、エア漏れが止まらないとか、、、まだまだ課題は少なくはないです。
ともあれクリンチャーもTLRも双方メリットもデメリットもあります。
双方のメリット・デメリットを理解し、自分の使い方に合わせて適切な方が選択するのが良いと思わます。

と、昨今めっきり見なくなったのがチューブラーです。
これはプロの世界でチューブレス化が進んできたからではないかと思われます。クリンチャーではディスクの強力なストッピングパワーを受け止められない、強力なブレーキングでタイヤ+チューブがズレてバルブの根本からパンクをしてしまうというお話はタイヤメーカーの方から教えて頂いたことでした。
各タイヤメーカーのラインナップを見てもやはりチューブレスにかなり力を入れているように思えます。現在のラインナップを見ても、今後はやはりプロのチューブレス移行が進むに連れ、チューブラーは更に減っていくと思われます。
③タイヤの実際のサイズ
新ETRTO規格的なお話もあると思います。
以前、15cリム全盛期は25cと言っても実際に組み付けると25mmどころか28mm以上になる製品がかなり多かったように思えます。25cとは!?みたいなお話です。特に海外メーカーではかなり太めになってしまうタイヤもよくありました。
そんなこともあってかフレームによってはクリアランス、使用可能タイヤサイズ表記を~cという記載ではなく、~mmという表記にしていた場合もあったぐらいです。
しかし昨今では、比較的にタイヤの太さも表記通りになってきたイメージがあります。ホイールの内幅で~mmとできるだけ正確になってくれるのはユーザーとしても良いことだと思います。
そもそもの問題として、最近はタイヤのワイド化でフレームに入らない場合が出てきてしまうことがあります。ですので、ホイールの内幅で~mmとできるだけ正確になってくれるのはユーザーとしても良いことだと思います。
④TPUチューブ
これはスゴイものが出たと思いました。
現在ではまだまだTLRの走行性能は高いとは言え、難点が無いとは言えません。その難点の一つとして重量があります。TLRはまだ重いのです、
TLRと比べてもクリンチャーはかなり軽いです。
その軽量、軽快さに磨きをかけるのがTPUチューブです。
軽量のブチルチューブと比べても、TPUは軽いもので約半分の30gを下回る製品もあります。
TPUは組付けこそコツはありますが、ラテックスなどと比べても自然減圧も非常に少なく運用上ではそこまで手がかかることはありません。

まだまだ市場に出回り始めて日が浅い、歴史が浅いので不透明な部分は多くありますが、今後もっともっと発展していくと考えております。
しっとりとしたTLR、そして軽快なクリンチャー、どちらもどんどん良くなっている気がしております。
⑤フル内装化
最近また急激に進んでいるのがケーブル類のフル内装化です。
これは思い返してみるとまず、シフトケーブルのダウンチューブ内を通る内装化、ハンドルの内装化から始まったように思えます。
内装化フレームが増え始めた頃は、やはりメーカーもどのように内装するか、各メーカー差が大きかったと思います。それでももう一度ケーブルを抜いてしまったらBBを抜かないとにっちもさっちも、、、というフレームはもう現在ではほとんど無いと思われます。
このように内装化、内装方法・構造も年々進化をしてきていると思います。
そしてディスクブレーキの導入で更に内装化が進みました。
というのもリムブレーキと比較してもディスクブレーキは構造的に、レバーからブレーキ本体までの距離が遠くなった影響が大きいと思われます。
フロントはフォーク内を通り、リアはフレーム内を通る、という構造です。
更に進むとフル内装化です。
ハンドル、ステムからヘッドベアリング内部を通りフレーム内を通り、ブレーキ本体直前でフレームから出る。という構造です。
空力的にも有利ですしすっきり感もよいフル内装ですが、シフト機械式の場合はやはり一概にユーザーフレンドリーとはいい難いところがあるのではないかと感じています。
機械式は定期的にシフトケーブルを交換する必要がありますし、その度に全バラというのも。。。
という意見は、シフトケーブルの内装化の初期も言われていたことですが、整備性が落ちるということです。
しかし今となってはむしろ外出しのフレームを探す方が難しくなっています。ですので徐々にではありますがフル内装化が進んでいくのかもしれません。
そしてショップ側はフル内装が進めば、やはりフル内装の構造に対しての技術を学んでいく必要があります。機材の進化に伴い、整備も変わってくる、これは当然の流れですしそれを楽しむのも楽しいところでもあります。
⑥中華ブランドの飛躍
最近本当に良いものが増えたように感じます。
フレーム、ホイール、ハンドル等のカーボン製品だけではなく、サイコンやスマートウォッチ等々のガジェット的な製品もそうです。
値上がり値上がり、あらゆるものの値段が上がっていく中、比較的リーズナブルな価格で品質の悪くない製品が買えるようになっています。
一昔前の中華ブランド品は本当にまずい品質の製品もあった、というのは実際に見てきた経験上のお話です。それから数年、ここ最近はというと、、、全然悪い製品ばかりではないのです。もちろんすべてが全てでは無く、まだリスクがないわけではないところですが。
しかしやはり当然といえば当然ですが、一流メーカーと比べると落ちるところがあるのは正直なお話です。それでもやはり価格差を考えると、やすかろう悪かろうという時代はもう終ってきているようにも思えます。
いわゆる高級ブランドとの2極化、これはどんどん進んでいくと思います。
低価格帯で品質の良い製品が増えてくるに連れ、ハイブランドの価値は、、、というところもここ数年だ大きく変わりそうなところでもあると感じています。
今後、注視するべきところです。
⑦ロードバイクの購入の仕方
特にハイエンドモデルのロードバイクの購入方法が変わっていると思いました。
以前のようにお店にいって在庫品を購入、または注文を入れて取り寄せ、ということができるメーカーもあれば全く納期も未定でオーダーを入れて待たないといけない、忘れた頃にやってくるなんて場合もあるようです。
それが良いのか悪いのかと言えば、よいはないとは思いますが致し方がないところもあるのかもしれません。なかなか難しい問題です。
ロードバイクの買い方の変化、まだまだ安定とは程遠いような気もしております。
▶まとめ
コロナ禍から一転、日常を取り戻し始めた2023年、そして数々の進化・変化があった2023年だと感じています。
ざっくりではありますが、個人的にはやはり中華系ブランドの伸びが一番印象に残った年でした。
ワタクシ自身も多くのものを実際に使用してまいりましたが、良いものは良いのです。
来年もこの勢いはまだまだ続くと思われます。
ということで今回は2023年 ロードバイク事情を振り返る、そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
その中でも特に気になったことをまとめてみようと思います。ということで今回は2023年 ロードバイク事情を振り返る ~機材編~、そんなお話です。

※若干2023年よりも前に出ているものもありますが、実際に手にしてみたのが遅ればせながら今年だったというものもありますので、ご容赦くださいm(_ _)m
▶機材とトレンド
①ディスクブレーキ車のメリット
これはワタクシ的にも実感していることですが、基本的にディスクロードの走行性能はかなり高くなったと感じています。
しかしこれは数値では見にくいことなのかとも思います。
というのも真っすぐの急制動とかでそこまで大きく変わることがあるのかというと、おそらく差が出たとしても微妙な差だと思います。そんなことだけで性能を判断してしまうことは、非常にもったいないことです。
では何がそんなの違うのかというと、車体剛性の向上による下りの安定感が抜群に良いのです。
これは数値では現れにくい、表現しにくい部分だと思うのですが、とにかくスピードのコントロールがし易いということは、下りの走行ラインが増えます。今までだと1本か2本ぐらいしかなかったラインが、無数に見えてくるのです。
ブレーキングはタイミングを遅らせても
例えば下りでブレーキングを始めたいタイミング、このタイミングでグレーチングやギャップがあったり、そのタイミングでブレーキを入れることはあまりしたくありません。自分の狙ったタイミングよりブレーキング開始が遅れるのですが、そんなときでも怖くなくスッと減速ができます。そんなことと侮るなかれ、こういった細かい事があるからこその安全性の向上につながると思っています。
また剛性の高さは減速帯や路面の荒れ時もしっかりと恩恵を感じることができ、車体が暴れづらく安定して走ることができます。
実際に使ってみると、平地や上りだけではなく下りも速度を求められるレースの世界でディスク化が進むのが正当進化であるということがよくわかります。
そして速度を求める下りだけではなく、ゆっくり安全運転で下りたいという場合にもしっかりと良さを感じることができます。
②タイヤの変化とワイド化
ディスク化が進むに連れて急速に進んだのがタイヤのワイド化です。
23cから25cへ、現在の主流はというと28cへの移り変わってきているように思えます。
これもバイクの進化に伴っているもので、強力なストッピングパワーを始めとする走行性能を支えるのはタイヤです。速度域が上がるに連れ、タイヤの性能もより高いものを求められているということだと思います。
例えばですが下りでは特にタイヤはできるだけはねないほうが良いです。跳ねてトラクションが抜けているときは基本的に何もできませんし、人間側にも負担がかかります。跳ねづらく安定感があること、そして強力なグリップ力、剛性等を考えるとやはりタイヤのワイド化のメリットは必要不可欠な技術になってきているのだと思います。
タイヤと言えはTLR(チューブレスレディ)お話もあります。
チューブレスレディはクリンチャーに比べて低圧運用ができることが最大のメリットだと感じています。
しかしそこにはまだまだ課題が多くあります。
まず、チューブレスレディの運用方法です。クリンチャーのようなものだと思って使うと、クリンチャーに戻ってしまう場合を多くあるように思えます。
というのもTLRのタイヤはメリットも多くありますが、デメリットをしっかりと理解してから使うことは非常に重要なことだと思います。例えばビードが上がらない・落ちないとか、エア漏れが止まらないとか、、、まだまだ課題は少なくはないです。
ともあれクリンチャーもTLRも双方メリットもデメリットもあります。
双方のメリット・デメリットを理解し、自分の使い方に合わせて適切な方が選択するのが良いと思わます。

と、昨今めっきり見なくなったのがチューブラーです。
これはプロの世界でチューブレス化が進んできたからではないかと思われます。クリンチャーではディスクの強力なストッピングパワーを受け止められない、強力なブレーキングでタイヤ+チューブがズレてバルブの根本からパンクをしてしまうというお話はタイヤメーカーの方から教えて頂いたことでした。
各タイヤメーカーのラインナップを見てもやはりチューブレスにかなり力を入れているように思えます。現在のラインナップを見ても、今後はやはりプロのチューブレス移行が進むに連れ、チューブラーは更に減っていくと思われます。
③タイヤの実際のサイズ
新ETRTO規格的なお話もあると思います。
以前、15cリム全盛期は25cと言っても実際に組み付けると25mmどころか28mm以上になる製品がかなり多かったように思えます。25cとは!?みたいなお話です。特に海外メーカーではかなり太めになってしまうタイヤもよくありました。
そんなこともあってかフレームによってはクリアランス、使用可能タイヤサイズ表記を~cという記載ではなく、~mmという表記にしていた場合もあったぐらいです。
しかし昨今では、比較的にタイヤの太さも表記通りになってきたイメージがあります。ホイールの内幅で~mmとできるだけ正確になってくれるのはユーザーとしても良いことだと思います。
そもそもの問題として、最近はタイヤのワイド化でフレームに入らない場合が出てきてしまうことがあります。ですので、ホイールの内幅で~mmとできるだけ正確になってくれるのはユーザーとしても良いことだと思います。
④TPUチューブ
これはスゴイものが出たと思いました。
現在ではまだまだTLRの走行性能は高いとは言え、難点が無いとは言えません。その難点の一つとして重量があります。TLRはまだ重いのです、
TLRと比べてもクリンチャーはかなり軽いです。
その軽量、軽快さに磨きをかけるのがTPUチューブです。
軽量のブチルチューブと比べても、TPUは軽いもので約半分の30gを下回る製品もあります。
TPUは組付けこそコツはありますが、ラテックスなどと比べても自然減圧も非常に少なく運用上ではそこまで手がかかることはありません。

まだまだ市場に出回り始めて日が浅い、歴史が浅いので不透明な部分は多くありますが、今後もっともっと発展していくと考えております。
しっとりとしたTLR、そして軽快なクリンチャー、どちらもどんどん良くなっている気がしております。
⑤フル内装化
最近また急激に進んでいるのがケーブル類のフル内装化です。
これは思い返してみるとまず、シフトケーブルのダウンチューブ内を通る内装化、ハンドルの内装化から始まったように思えます。
内装化フレームが増え始めた頃は、やはりメーカーもどのように内装するか、各メーカー差が大きかったと思います。それでももう一度ケーブルを抜いてしまったらBBを抜かないとにっちもさっちも、、、というフレームはもう現在ではほとんど無いと思われます。
このように内装化、内装方法・構造も年々進化をしてきていると思います。
そしてディスクブレーキの導入で更に内装化が進みました。
というのもリムブレーキと比較してもディスクブレーキは構造的に、レバーからブレーキ本体までの距離が遠くなった影響が大きいと思われます。
フロントはフォーク内を通り、リアはフレーム内を通る、という構造です。
更に進むとフル内装化です。
ハンドル、ステムからヘッドベアリング内部を通りフレーム内を通り、ブレーキ本体直前でフレームから出る。という構造です。
空力的にも有利ですしすっきり感もよいフル内装ですが、シフト機械式の場合はやはり一概にユーザーフレンドリーとはいい難いところがあるのではないかと感じています。
機械式は定期的にシフトケーブルを交換する必要がありますし、その度に全バラというのも。。。
という意見は、シフトケーブルの内装化の初期も言われていたことですが、整備性が落ちるということです。
しかし今となってはむしろ外出しのフレームを探す方が難しくなっています。ですので徐々にではありますがフル内装化が進んでいくのかもしれません。
そしてショップ側はフル内装が進めば、やはりフル内装の構造に対しての技術を学んでいく必要があります。機材の進化に伴い、整備も変わってくる、これは当然の流れですしそれを楽しむのも楽しいところでもあります。
⑥中華ブランドの飛躍
最近本当に良いものが増えたように感じます。
フレーム、ホイール、ハンドル等のカーボン製品だけではなく、サイコンやスマートウォッチ等々のガジェット的な製品もそうです。
値上がり値上がり、あらゆるものの値段が上がっていく中、比較的リーズナブルな価格で品質の悪くない製品が買えるようになっています。
一昔前の中華ブランド品は本当にまずい品質の製品もあった、というのは実際に見てきた経験上のお話です。それから数年、ここ最近はというと、、、全然悪い製品ばかりではないのです。もちろんすべてが全てでは無く、まだリスクがないわけではないところですが。
しかしやはり当然といえば当然ですが、一流メーカーと比べると落ちるところがあるのは正直なお話です。それでもやはり価格差を考えると、やすかろう悪かろうという時代はもう終ってきているようにも思えます。
いわゆる高級ブランドとの2極化、これはどんどん進んでいくと思います。
低価格帯で品質の良い製品が増えてくるに連れ、ハイブランドの価値は、、、というところもここ数年だ大きく変わりそうなところでもあると感じています。
今後、注視するべきところです。
⑦ロードバイクの購入の仕方
特にハイエンドモデルのロードバイクの購入方法が変わっていると思いました。
以前のようにお店にいって在庫品を購入、または注文を入れて取り寄せ、ということができるメーカーもあれば全く納期も未定でオーダーを入れて待たないといけない、忘れた頃にやってくるなんて場合もあるようです。
それが良いのか悪いのかと言えば、よいはないとは思いますが致し方がないところもあるのかもしれません。なかなか難しい問題です。
ロードバイクの買い方の変化、まだまだ安定とは程遠いような気もしております。
▶まとめ
コロナ禍から一転、日常を取り戻し始めた2023年、そして数々の進化・変化があった2023年だと感じています。
ざっくりではありますが、個人的にはやはり中華系ブランドの伸びが一番印象に残った年でした。
ワタクシ自身も多くのものを実際に使用してまいりましたが、良いものは良いのです。
来年もこの勢いはまだまだ続くと思われます。
ということで今回は2023年 ロードバイク事情を振り返る、そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
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※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント
コメント一覧 (1)
こうして纏めて頂くと、ロードバイクも随分と変わってしまったとつくづく実感します。レース機材なので、性能の向上に邁進する事は当然ですが、一方で一般ユーザーの必要とする性能は既に達成された感もあります。
メカトラブルなど素人の対応力を超えてくると、そろそろ弊害も出てくるのかも知れません。スレッドBBが復権したり、インテグラルシートポストが絶滅した様に、進化は合理性に収束します。そう言った点も含めて、自転車の進化って面白いですよね。