早いものでリムブレーキのロードバイクからディスクブレーキのロードバイク、T1550に乗り換えて5ヶ月以上が経過致しました。
距離にして8000kmを超えましたが、獲得標高は全然低いです。というのも山が遠いいから、という土地柄的な問題がございまして、、、(汗)それでも酸いも甘いも、雨の日も風の日も走ってきております。
ちょこちょこ変更もありますので過去の走行ログをさらって計算してみました。
リムブレーキ、11速のロードバイクと比べて消耗品の摩耗具合はどんなものなのか?ということで今回はディスクブレーキのロードバイクで6000~7000km 消耗品類の摩耗状況を画像で見る!そんなお話です。
▶ディスクブレーキ関係
ディスクブレーキローターはおよそ7000km以上、ブレーキパッドは6000kmぐらいだと思われます。
前述のように土地柄的に山の下りあまり使ってはいません。
しかしブレーキに関しては明らかにリムの頃よりも酷使するような使い方をしております。
雨でも砂利でもブレーキングでリムの摩耗を気にしなくともよいのは構造的にディスクブレーキが有利なところだと感じております。
✓ブレーキパッド
現在の状態です。


このように見てみると、新品と比べると摩耗は見られます。
やはり前よりも後ろのほうが摩耗は少ないです。
✓ディスクローター
①フロント


②リア


インジケーターは未だに双方健在です。
ワタクシが使用しているのはSWISS STOPのディスクローターですが、やはりメーカーのお話の通り、SHIMANOのディスクローターよりも長持ちのイメージです。
総合的に見てのお話ですが、やはりリムの頃よりもブレーキをよく使うようになっている影響は大きいと思います。それでもブレーキの摩耗という意味ではやはりディスクブレーキだからといって安くすむということはなく、状況によってですがディスクブレーキのほうがコストはかかりそうです。
というのもリムブレーキはブレーキシューとリムが摩耗していきますが、ホイール自体が数年で新しいモデルが出たりすることで定期的に買い替えが発生することを考えると、リムブレーキはある意味コスパが良いとも言えるかもしれません。
逆に一つのホイールを長く使いたい場合は、リムの摩耗というリスクが切っては切れないのがリムブレーキの宿命的な問題です。リムの交換となると一気にコストがかかります。
使い方次第だと思われます。
✓ディスクローターの磨耗具合
ディスクローターの残量って、ノギスで測るにしてもコンマ1mmって、正確なデジタルノギスを使用しても測り方次第でズレが生じる場合があります。
ですのでこういったタイヤのスリップサインのような、摩耗インジケーターがついているディスクローターは誰が見ても人目でわかりますので、便利だと思います。
▶駆動系
12速に組み替えたのはT1550を使い始めてから、約一ヶ月とちょっとぐらいが経過したころのお話です。ですので走行距離的には6000kmぐらいだと思われます。
✓チェーン

未だ0.5mm刺さらずです。
11速はオイル運用でチェーンの寿命は通常3000kmぐらいでした。12速は寿命を伸ばすと言われているチェーンワックス(フラワーパワー)で運用しておりますので、ワックスが良いのかもしれません。
たとえ0.5mmが刺さらずとも変速に濁り、鈍さが出てきたら即交換しようとは考えているのですが、未だに変速に鈍さは一切無く、世界最高峰の変速性能をいかんなく発揮しております。
✓スプロケ


ある程度は摩耗痕が見られますが、そこまで進行はしていません。
実際に12速のスプロケットは歯先の部分の厚みは11速よりも薄く見えます。

左が12速、右は11速スプロケットです。
11速はHG、12速はULTEGRA以上のカセットスプロケットでHG+です。
歯先の形状も11速よりも12速のHG+のほうが細かく加工が入っているように見えます。
おそらく11速よりも12速のほうが持たないイメージがありますが、こればかりは最高の変速性能と引き換えのようなところがあるかと思いますので、致し方がないところもあるのかもしれません。
※フロントチェーンリングに関してはそこまで使い込んでおりませんので、もうしばし使用してからのお話となります。
▶まとめ
ディスクブレーキ関係に関しては、SWISS STOPのディスクローターはSHIMANOと比べれば比較的に長持ちをするイメージですが、SHIMANOのディスク用純正ブレーキパッドもカーボンリム用のブレーキシューと比べれば若干摩耗が早いと感じる部分があります。
またドライブトレインに関しては11速12速双方そこまで大きな差があるとは思いませんが、構造的に考えると12速のほうが若干寿命が短いとも考えられなくはありません。
これらを総合的に考えると、12速のディスクロード、ランニングコストは従来のリムブレーキの11速と比べてランニングコストかかるのかというと、おそらく残念ながら11速のリムブレーキモデルよりもランニングコストはかかるかと思われます。
ですが実際に運用してみてのお話ですが、12速油圧ロードも当たり前に摩耗はするが、想像よりかは各所の摩耗は激しくない、といったところでした。
ということで今回はディスクブレーキのロードバイクで6000km 消耗品類の摩耗状況を画像で見る!そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
距離にして8000kmを超えましたが、獲得標高は全然低いです。というのも山が遠いいから、という土地柄的な問題がございまして、、、(汗)それでも酸いも甘いも、雨の日も風の日も走ってきております。
ちょこちょこ変更もありますので過去の走行ログをさらって計算してみました。
リムブレーキ、11速のロードバイクと比べて消耗品の摩耗具合はどんなものなのか?ということで今回はディスクブレーキのロードバイクで6000~7000km 消耗品類の摩耗状況を画像で見る!そんなお話です。
▶ディスクブレーキ関係
ディスクブレーキローターはおよそ7000km以上、ブレーキパッドは6000kmぐらいだと思われます。
前述のように土地柄的に山の下りあまり使ってはいません。
しかしブレーキに関しては明らかにリムの頃よりも酷使するような使い方をしております。
雨でも砂利でもブレーキングでリムの摩耗を気にしなくともよいのは構造的にディスクブレーキが有利なところだと感じております。
✓ブレーキパッド
現在の状態です。


このように見てみると、新品と比べると摩耗は見られます。
やはり前よりも後ろのほうが摩耗は少ないです。
✓ディスクローター
①フロント


②リア


インジケーターは未だに双方健在です。
ワタクシが使用しているのはSWISS STOPのディスクローターですが、やはりメーカーのお話の通り、SHIMANOのディスクローターよりも長持ちのイメージです。
総合的に見てのお話ですが、やはりリムの頃よりもブレーキをよく使うようになっている影響は大きいと思います。それでもブレーキの摩耗という意味ではやはりディスクブレーキだからといって安くすむということはなく、状況によってですがディスクブレーキのほうがコストはかかりそうです。
というのもリムブレーキはブレーキシューとリムが摩耗していきますが、ホイール自体が数年で新しいモデルが出たりすることで定期的に買い替えが発生することを考えると、リムブレーキはある意味コスパが良いとも言えるかもしれません。
逆に一つのホイールを長く使いたい場合は、リムの摩耗というリスクが切っては切れないのがリムブレーキの宿命的な問題です。リムの交換となると一気にコストがかかります。
使い方次第だと思われます。
✓ディスクローターの磨耗具合
ディスクローターの残量って、ノギスで測るにしてもコンマ1mmって、正確なデジタルノギスを使用しても測り方次第でズレが生じる場合があります。
ですのでこういったタイヤのスリップサインのような、摩耗インジケーターがついているディスクローターは誰が見ても人目でわかりますので、便利だと思います。
▶駆動系
12速に組み替えたのはT1550を使い始めてから、約一ヶ月とちょっとぐらいが経過したころのお話です。ですので走行距離的には6000kmぐらいだと思われます。
✓チェーン

未だ0.5mm刺さらずです。
11速はオイル運用でチェーンの寿命は通常3000kmぐらいでした。12速は寿命を伸ばすと言われているチェーンワックス(フラワーパワー)で運用しておりますので、ワックスが良いのかもしれません。
たとえ0.5mmが刺さらずとも変速に濁り、鈍さが出てきたら即交換しようとは考えているのですが、未だに変速に鈍さは一切無く、世界最高峰の変速性能をいかんなく発揮しております。
✓スプロケ


ある程度は摩耗痕が見られますが、そこまで進行はしていません。
実際に12速のスプロケットは歯先の部分の厚みは11速よりも薄く見えます。

左が12速、右は11速スプロケットです。
11速はHG、12速はULTEGRA以上のカセットスプロケットでHG+です。
歯先の形状も11速よりも12速のHG+のほうが細かく加工が入っているように見えます。
おそらく11速よりも12速のほうが持たないイメージがありますが、こればかりは最高の変速性能と引き換えのようなところがあるかと思いますので、致し方がないところもあるのかもしれません。
※フロントチェーンリングに関してはそこまで使い込んでおりませんので、もうしばし使用してからのお話となります。
▶まとめ
ディスクブレーキ関係に関しては、SWISS STOPのディスクローターはSHIMANOと比べれば比較的に長持ちをするイメージですが、SHIMANOのディスク用純正ブレーキパッドもカーボンリム用のブレーキシューと比べれば若干摩耗が早いと感じる部分があります。
またドライブトレインに関しては11速12速双方そこまで大きな差があるとは思いませんが、構造的に考えると12速のほうが若干寿命が短いとも考えられなくはありません。
これらを総合的に考えると、12速のディスクロード、ランニングコストは従来のリムブレーキの11速と比べてランニングコストかかるのかというと、おそらく残念ながら11速のリムブレーキモデルよりもランニングコストはかかるかと思われます。
ですが実際に運用してみてのお話ですが、12速油圧ロードも当たり前に摩耗はするが、想像よりかは各所の摩耗は激しくない、といったところでした。
ということで今回はディスクブレーキのロードバイクで6000km 消耗品類の摩耗状況を画像で見る!そんなお話でした。
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作業は18:00以降も行います。
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