今回お持ち込みを頂いた製品はUSB仕様のフルクラムのホイールです。
何でも最近本当によく見るオークション?個人売買?で購入したもので、説明では”オーバーホール済み”ということで購入されたものということだったのですが、念の為確認を、ということで当店にお持ち込みを頂いた製品です。
もちろん見た目はものすごくきれいで状態が非常に良さそうだったので、確認程度にフリーボディ部を開けてみたら、、、というのが今回のお話、ホイールの個人売買・オークションの購入事例のご紹介です。
前述のように見た目はかなりきれいだったのですが使用状況等の目安となる、リアのフリーボディ部を分解してみます。

確かにSHIMANOグリスと思しき、グリスはとてもきれいな状態でした。
しかしです。
何点か気になるところがあります。
①シールがハマっていない
フリーボディに張り付いているのはベアリング部のシールですが、通常は溝にハマっているべきもので、フリーボディに張り付いて取れるということはありません。
②アクスル軸にサビ
オーバーホール済でこの状態であれば、おそらくオーバーホール後に水分の侵入があった可能性が考えられます。
おそらくこの状態であれば、反対側も。
ということで、、、

やはりシールは正しい位置にはありませんでした。
分解しました。

やはりフリー側に錆が結構のっています。
グリスを取り除きます。

軸に薄っすらと錆がうつっています。
フリーを見ます。

きれいなグリスが入っていますので、おそらく洗浄してグリスを入れたのだとは思います。
しかしフリーの外側です。

カンパのホイールでよくありますが、カセットスプロケットのロックリング側からの水分の侵入で外側のベアリング部が及び、内部のカラーにサビが出ています。
この錆がシャフトにもうつってしまっている状態でした。
では一方のフロントはというと、、、

やはりシールがいけない感じにでこんにちわしています。

反対側もでした。
グリスはきれいな状態のグリスが入っていましたので、確かにきれいにした痕跡はありますが、組み上げはというと、不十分な状態でした。
ということで今回はカンパハブにはSHIMANOグリスよりももう少しカンパの純正グリスに近いものがありますので、洗浄後そちらのグリスに入れ替え正しく組み直して、、、という作業を行わせて頂きました。
MAVICやDT、またその他の多くのホイールはラチェット部は、ここに多少なりとも差はあれども、定期的にきれいにしてあげる必要がある製品が多いです。
そして今回のようにカンパ(フルクラム)、SHIMANOはカップアンドコーン式で、定期的にハブ内部をメンテナンスをすることを前提として作られています。
しかしそのメンテナンスはただしてあれば良いのかというと、一概にその限りではありません。
不十分なメンテナンスであれば逆に何も触らない状態のほうが良い場合もあります。
今回のホイールはご紹介をさせていただくには良い例でした。オーバーホール済みということで、確かにグリスの状態は極めて新品に近い状態でしたのできれいにしたということは間違いないと思われます。しかし組付けは不十分であったこと、そして見えやすいところは綺麗でしたがもっと内部はというと、とてもプロがオーバーホールをしたとは思えない状態でした。
とこのように一見きれいなように見えても、不十分な状態であるものを実際に見る機会というのは少なくはありません。
やはり中古品でお店を通っていないものは中古販売店で購入するよりも若干安いとは思いますが、こういったところの不安は拭いきれないことなのかもしれません。
そんな一事例のご紹介、中古ホイールの個人売買・オークションの購入事例でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
何でも最近本当によく見るオークション?個人売買?で購入したもので、説明では”オーバーホール済み”ということで購入されたものということだったのですが、念の為確認を、ということで当店にお持ち込みを頂いた製品です。
もちろん見た目はものすごくきれいで状態が非常に良さそうだったので、確認程度にフリーボディ部を開けてみたら、、、というのが今回のお話、ホイールの個人売買・オークションの購入事例のご紹介です。
前述のように見た目はかなりきれいだったのですが使用状況等の目安となる、リアのフリーボディ部を分解してみます。

確かにSHIMANOグリスと思しき、グリスはとてもきれいな状態でした。
しかしです。
何点か気になるところがあります。
①シールがハマっていない
フリーボディに張り付いているのはベアリング部のシールですが、通常は溝にハマっているべきもので、フリーボディに張り付いて取れるということはありません。
②アクスル軸にサビ
オーバーホール済でこの状態であれば、おそらくオーバーホール後に水分の侵入があった可能性が考えられます。
おそらくこの状態であれば、反対側も。
ということで、、、

やはりシールは正しい位置にはありませんでした。
分解しました。

やはりフリー側に錆が結構のっています。
グリスを取り除きます。

軸に薄っすらと錆がうつっています。
フリーを見ます。

きれいなグリスが入っていますので、おそらく洗浄してグリスを入れたのだとは思います。
しかしフリーの外側です。

カンパのホイールでよくありますが、カセットスプロケットのロックリング側からの水分の侵入で外側のベアリング部が及び、内部のカラーにサビが出ています。
この錆がシャフトにもうつってしまっている状態でした。
では一方のフロントはというと、、、

やはりシールがいけない感じにでこんにちわしています。

反対側もでした。
グリスはきれいな状態のグリスが入っていましたので、確かにきれいにした痕跡はありますが、組み上げはというと、不十分な状態でした。
ということで今回はカンパハブにはSHIMANOグリスよりももう少しカンパの純正グリスに近いものがありますので、洗浄後そちらのグリスに入れ替え正しく組み直して、、、という作業を行わせて頂きました。
MAVICやDT、またその他の多くのホイールはラチェット部は、ここに多少なりとも差はあれども、定期的にきれいにしてあげる必要がある製品が多いです。
そして今回のようにカンパ(フルクラム)、SHIMANOはカップアンドコーン式で、定期的にハブ内部をメンテナンスをすることを前提として作られています。
しかしそのメンテナンスはただしてあれば良いのかというと、一概にその限りではありません。
不十分なメンテナンスであれば逆に何も触らない状態のほうが良い場合もあります。
今回のホイールはご紹介をさせていただくには良い例でした。オーバーホール済みということで、確かにグリスの状態は極めて新品に近い状態でしたのできれいにしたということは間違いないと思われます。しかし組付けは不十分であったこと、そして見えやすいところは綺麗でしたがもっと内部はというと、とてもプロがオーバーホールをしたとは思えない状態でした。
とこのように一見きれいなように見えても、不十分な状態であるものを実際に見る機会というのは少なくはありません。
やはり中古品でお店を通っていないものは中古販売店で購入するよりも若干安いとは思いますが、こういったところの不安は拭いきれないことなのかもしれません。
そんな一事例のご紹介、中古ホイールの個人売買・オークションの購入事例でした。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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コメント
コメント一覧 (2)
量にもよるかとは思いますが、多すぎるとラチェットの爪の起きが悪くなります。ですが回転、という面では大きく変わることはないかと思います。