2024年の富士ヒル参戦記です。
▶レース前の試走結果
ストラバ上の試走のタイムは料金所からのタイムです。本番では90秒前後はプラスになります。
それでも本番は運次第ですがトレイン効果などもあり、タイムは短縮傾向にあります。本番パワーを含めても試走で65分を切れていないと、多くの場合天候や気温によるマイナス要因が加わる本番でゴールドの65分切りは厳しいというのはシルバー常連組の過去の経験からのお話です。
特に整列がほぼ運任せになるボッチ参戦なら特にです。
今年の試走はというと2回、初回は最後に若干のバスの駐車待ちをはさみ、1時間7分56秒でした。
これでも例年よりは良い記録です。そして2回目の試走では、1時間7分4秒でした。過去の記録と比べても、試走タイムで早いときは1時間5分台は出ていたのは過去の記録ですが、今年は特に上りの練習がほぼできていなかったので完全に練習不足感は否めません。
▶昨年の反省
2024年の富士ヒルに向けてはがっちりと上りの練習をしたわけではありませんが、昨年の反省は忘れておりません。
というのも昨年の富士ヒルでは、少数のパックでの進行になりましたが、終始平地が踏めない病を発生しまくっていました。その結果として、平地で”踏んで!”という声掛けを頂いていました。
勾配がきついところは踏めるのですが、逆に勾配が下がると踏めなくなるのです。
今年一年、ヒルクライムの練習は少なかったですが、数少ない上りや上り終えた平地でもできるだけパワー落とさない、ということだけはしっかりと頭において練習をしました。
それと例年練習はペース走がメインだったのを、インターバル走に変えました。
インターバルです。
▶前日
前日の受付を済ませ、”クソコーチ”ステッカーをいただくべく御本人を探していたのですが、エキスポ会場では見つけることができず。。。だったのですが荷物預けのところで偶然にも御本人を発見!軽くご挨拶をさせていただき、無事にいただくことができました。ありがとうございました!
今回のエキスポ参加の一番の目的はこのためでした。

ホテルのチェックインまでは時間があったので、少しだけ寄り道をしました。


ホテルに到着してからはすぐにバイクを組み立ててバイクチェックをしました。
リアの空気の抜けがいつもよりも早く感じました。
TPUチューブで抜けがいつもよりも早いと感じる場合、多くの場合極小のパンクをしています。

不安材料は一瞬でも早く消し去るために、即交換しました。
その後ウェア類を広げて確認、明日の天候や気温に合わせて対応ができるように、再度確認をしました。
その後は温泉にゆっくりと入り体をほぐします。
夜はホテルの夕食がとても美味しく、子供の残りも含めてたらふく頂きました。
9時前ぐらいには布団に入りましたが、なんだかんだでうまく寝付けず、夜も1~2時間おきぐらいに目がさめていた感じです。しかしそんなことは毎年のことですので、目が冷めても起床時時間までは静かに目を瞑っておく作戦です。
▶当日
1時、3時、4時と数え朝が来ました。
4時半に起きすぐにお風呂をためました。毎年のことですが朝、筋肉をしっかりと温めてからいくからです。それにしても年々朝が弱くなって早起きが辛く、むしろ夜も(笑)朝はあまり食べることができませんでした。
コンビニで買ったおにぎりは冷蔵庫によって水分を水分を奪われタイ米のようにカチカチポソポソに、、、結局当日の朝は菓子パン少々、バナナ、ウィダーです。
これも試験的に行ったことですが、短時間のレースなら朝はそこまでいっぱい食べなくても大丈夫でした。自分の中で無理して食べる必要もないという実績ができたことは、収穫でした。
時間がきたら車に行き準備を仕上げます。

雨こそ降ってはいませんが、路面はフルウエットです。
スバルラインの状況はわかりませんが、下手に体を濡らして冷えてしまっても良くないのでベロトーゼも使用することにしました。かかとが即破れてがっかりです(笑)脚にはワセリンを薄く塗り、下半身の雨対策もしました。
会場までの道中はやはりウエットですが、ベロトーゼ素晴らしいです。
会場に付くまでに体もすっかり温まり、寒さを感じることなく、体も軽くアップがてら走行することができたのは非常に良かったことです。
会場にはかなり早く付きましたが、もうそこは人だかり。。。6時オープンとは、というぐらいの印象でしたが、とりあえず列に自転車を置きトイレに行きました。
▶2024年の作戦とレース開始まで
今年は思い切って作戦を少々変えてみることにしました。
というのも、ゼッケンに小さく目標タイム?と思しきゴールタイムの記載があるのを知ったのは今回の富士ヒル本番10日ぐらい前のことでした。”えっ知らなかったんですか?”と言われる始末です(笑)
昨年までは完全に手探りで走りながら脚の合う人を探していましたが、今年はこのタイムを参考に一緒に走れそうな方を探す作戦でした。
ですが会場に付くとそんなことはもろく崩れ落ちます。
ゼッケンに記載のタイム、、、、予想以上に数字は小さく、そして自分の目はそこまで良くはありませんでした。整列に並んだ前の方の数字がかろうじて、かすかに見えるぐらいでした。
作戦は見事に失敗でしたorz...
ともあれ今年は第3グループ内でもの比較的早いところに並ぶことができた気がします。
それでももう出発前は待機場はごった返し身動きが取れないすし詰め状態でした。

整列中は周りに海外勢が多くいた気がします。あまり聞き慣れない言葉が飛び交っていました。
ともあれ今年は気温が低く、その中での待機時間が長くとても寒かったです。
実走で体を温めてきたことと、実はかなり緊張ををしていたようで並んだときはそこまで寒さを感じていなかったのですが並び始めて数十分、出発10分ぐらい前からは、思い出したかのように体がガチガチと震え始め、スタートまでの待ち時間は極寒でした。その寒さと緊張もあり、トイレに行って並んだのにもうすでにトイレに行きたいという切ない状態でした。
レースの出走2分前に、カフェイン入りのジェルを飲みました。
食欲はあまりありませんでしたが、この一発が非常に重要だった気がします。
確か近くにいたとっても早そうな選手も同じタイミングでなにか摂取していた気がします。
▶パレードランからレーススタート
今回は第3グループのなかでも早めのスタートだったため、スタート地点までのパレードランでは渋滞が起きることはありませんでした。
毎年のことですが、スタートして良い集団を見つけるために、追い上げるか抑えるか悩むのです。
しかし今年は悩むことは一切ありませんでした。
というのもスタート時には、かなりの大きい集団のど真ん中ぐらいのポジションにいることに気がついたからです。
集団の先頭付近には、BIORACER ドリームチームのジャージを着ている方がいました。
前に30~40人ぐらい、後ろにはどのぐらいいたのかは不明ですが、かなりの人数が続いていたような。ワタクシは前から30~40番ぐらいにいました。
ただしです。この集団のペースが全くわかりませんでした。どのぐらいの目標タイムの集団なのかがわからない場合、どうすればよいのか。と悩みました。
スタートしてからはしばらくは非常に緩やかです。料金所までは試走も含めてかなりゆっくりのペースでした。この入りゆっくりペースも迷いを加速させる要因だったのかもしれません。
今思えば、体も冷え切っていたのでちょうどよかったのかもしれません。
ではこの大集団、もちろんメリットは空力的に非常に有利です。しかし逆にデメリットが無いわけではありません。上りとは言えども集団が大きくなればなるほど後ろ側は落車のリスクも上がりますし、インターバルも大きくかかるようになります。またペースを変えたいと思っても、大集団のなかではなかなか難しいことです。このときに無理をしてでも番手を上げるか否か、難しい選択でした。またこれだけの集団となるとまるっと抜く、というのはかなり厳しいように思え、選択肢にはありませんでした。
ですので中切れにだけは注意をし今の位置をキープすることにしました。結果的に開始20分ぐらい、集団中盤に位置をしかなり楽をさせていただきました。
パワーにして270w平均ぐらいですので、4.4倍を下回るぐらいです。呼吸もパワー的にもかなり余裕がありました。比較的余裕があったのですが周りはというと、やはりかなり呼吸が上がっている選手もいますし、かなり余裕がありそうな選手もいました。
そしてその間も大集団の最大のデメリットを痛感させられることになります。
それは中切れです。
中切れの見極め、穴を埋めるのにかなりのインターバルがかかります。
瞬間的には500Wオーバーのような踏み方が必要になる場合もあったようです。
✓中切れに関して
ちょっと寄り道をして富士ヒル時の中切れに関してのお話です。
中切れはイメージ的に上りがきつくなったところでインターバル、のようなイメージがあると思います。しかし実際にはそうではなく、勾配が緩んだ瞬間にインターバルがかかるのです。
おそらくこれは先頭を走る方のペースによって多少なりとも差が出るところだと思われます。
勾配がきつくなったときは集団がダボ付き横に広くなります。逆に平地で加速をすると集団は1本に伸びていきます。
これは勾配がゆるくなるということはパワーが一定でも加速していくことになります。集団も当然一定のパワーで踏んでいるだけでも加速するのですが、限界に近い場合は上りは頑張れても、この勾配が緩んだ瞬間、パワーが維持できずに、加速に乗れずに離れてしまうのです。
これこそがワタクシ自身が昨年ご指摘を受けたことで、勾配がきついところもゆるくなっても同じようなパワーを維持できていればこの現象はおきません。しかし上り終えて休んでしまったり、休まざる終えなくなっている、ということがあります。
この瞬間、この加速に乗れずに離れてしまいます。まだ元気があるうちはそこから気合いでふみ直します。これが中切れ未遂のような状態で、このパワーの加減が1台もう1台と波は伝わり徐々に大きくなってきます。これがまたきついのはもちろん中切れ本人だけではないのです。
また未遂に終わらずに間があいてしまう場合、後続はパワーを落とさずに踏んでいくと、前が詰まってしまいます。結果的に一度パワーを落とすことになり、パワーを落としてからの踏み直しがインターバルとなってしまいます。
前の加速に合わせられずに減速、それを交わしてからの再加速、これがかなり負担がかかるインターバルです。
しかしこれが悪いことかと言えば、ワタクシはそんな事はないと考えております。
皆で練習をしているわけでもありませんし、脚が合う人が話し合って作った集団でもありません。どのぐらいかはわかりませんが、その場でたまたま居合わせた選手が、協力して走る。これが富士ヒルだと考えているからです。見極めもスキル、声掛けもスキル、すべてに置いてテクニックです。
話は本題へ戻ります。
それでも開始20分ぐらいまではかなり余裕があったので、踏みすぎには注意をしながら間を埋めることを心がけました。しかしそれでも実際にはふみ過ぎ等も含めて、本当に自分が下手くそだったと思います。これも完全に練習不足でした。またある程度余裕があったのも焦りを加速させてしまった要因だったのかもしれません。同パックの中にいた某有名チームの選手、さすが走りがとても上手かったように見えました。
この中切れ穴埋めは、ワタクシの前だけではありませんが前後でも非常に多く、開始10分一合目下駐車場までの間でも何度かあり、その後も最後まで繰り返されることになります。
一合目下では30秒ぐらいの遅れ、その後も平地はもかなりの良いペースで進みます。
樹海台で40秒遅れぐらいでした。
まだまだ取り戻せると考えていいました。
樹海台以降がきつくなります。
というのも勾配はゆるくなるのですが、勾配の変化に伴い平地でのインターバルが非常に体に負担をかけます。この頃になると皆かなりきつくなってくる時間で、やはり集団はかなり減って前からは15番目ぐらいまで上がっていたと思います。
その後落車がありました。ワタクシの2~3人ぐらい前での落車でした。
人間は走行ラインを外れ内側に倒れたため、後続車との接触はなかったように見えましたが、バイクが走行ライン上に来て思いっきり踏みそうになりましたが、なんとか避けることができました。
やはり疲れてくる時間帯、危ない時間帯でもあります。
ワタクシ自身が何年か前にハスッたところもこのぐらいの時間帯だった気がします。
大沢駐車場は49分頃通過、結構ギリギリでしたが、だいぶ追い上げてきています。
試走でも過去の富士ヒルでもそうですが、高地が本当に苦手なのです。
奥庭の手前で先頭集団がペースを上げました。
このペースアップで細かい中切れっぽいものが頻繁に起きました。細かく200Wと300Wを繰り返すようなイメージです。これがきついのなんのです。それでもペースをキープする分には離れることはありませんが、ペースが上がるとなると話は別です。
奥庭通過後に運命の瞬間が訪れました。
上り終えての前が離れ始めました。
この差、ほんの数秒踏めれば追えたのかもしれません。
しかしこのとき踏むことができませんでした。
パワーを見ると自分的には出すぎなぐらい踏んでいたのをみて、ビビったのかもしれませんし、その後の平地で踏めなくなることを恐れたのかもしれません。
完全に経験値もそうですし、力不足でした。
気がつけばこのときぐらいから、鼻水たれすぎてました。
このときは気がついていませんでしたが、おそらく後続も何名かはいたと思いますが、皆追うことができなかったようでした。
ともあれ後ろの状況を確認できていませんでしたが、先頭から割れた2個目の集団の2番手で平地に入りました。平地で前に出ようかともチャレンジましたが、でれませんでした。申し訳なく思いました。
そして平地区間で唯一かっ飛んでいった方もいたような気がしましたが、残念ながら速度差がすごく後ろに付くことはできませんでした。
平地区間で最後の上りの備えます。
とタイムですが、もうこの時点でタイムを見てもこれ以上上げることはできないぐらいの状態でした。
タイムは気にせずギリギリの持つパワーで踏むしかありませんでした。
3つ目のトンネルの手前よりももう少し前、路面の舗装を超えたところぐらいだったかと思いますが、後続が一気に両側から上がってきました。
このときに抜かれた人数が多かったので意外と後ろが多く、大きな集団だったことに気がついたぐらいでした。その時ももちろん余裕はありませんでした。
まだ早い、踏むべきところではないと上げすぎないように、我慢しました。
タイムはわかりません。
トンネルを抜けるまで待って最後の振り絞りです。
ここでもインターバル練習が役にたった、練習したことはしっかりできるんだと感じました。
最後、トンネル前で一気に多くの選手に抜かれましたが、トンネルを抜けてからかなりの選手を抜くことができました。最後までたれずに踏めていたように思えました。
タイムもわからぬままそのままゴール、
ラップを切ると1:05:27と表示
またかよ、と思わず声が出ました。
昨年よりもタイムは縮まりましたが、やはりアウトでした。


毎年恒例のこのギリギリ感、こんなんだから”ほぼゴールド”とか言われるんだ。。。orz...
それにしても走り終えたときは正直なところスッキリしたような気がしました。
こんなにも辛くて大変だったので来年のことを考えられなかったのはレース当日の話、今日にはもう来年に向けて、また今年中でも試走で安心して63分ぐらい出すためには何が必要なのかを必死に考えているのが、沼ってやつです。
次回以降、詳細なパワーデータ、使用機材やトレーニング、当日の体重等の話を作成予定です。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
▶レース前の試走結果
ストラバ上の試走のタイムは料金所からのタイムです。本番では90秒前後はプラスになります。
それでも本番は運次第ですがトレイン効果などもあり、タイムは短縮傾向にあります。本番パワーを含めても試走で65分を切れていないと、多くの場合天候や気温によるマイナス要因が加わる本番でゴールドの65分切りは厳しいというのはシルバー常連組の過去の経験からのお話です。
特に整列がほぼ運任せになるボッチ参戦なら特にです。
今年の試走はというと2回、初回は最後に若干のバスの駐車待ちをはさみ、1時間7分56秒でした。
これでも例年よりは良い記録です。そして2回目の試走では、1時間7分4秒でした。過去の記録と比べても、試走タイムで早いときは1時間5分台は出ていたのは過去の記録ですが、今年は特に上りの練習がほぼできていなかったので完全に練習不足感は否めません。
▶昨年の反省
2024年の富士ヒルに向けてはがっちりと上りの練習をしたわけではありませんが、昨年の反省は忘れておりません。
というのも昨年の富士ヒルでは、少数のパックでの進行になりましたが、終始平地が踏めない病を発生しまくっていました。その結果として、平地で”踏んで!”という声掛けを頂いていました。
勾配がきついところは踏めるのですが、逆に勾配が下がると踏めなくなるのです。
今年一年、ヒルクライムの練習は少なかったですが、数少ない上りや上り終えた平地でもできるだけパワー落とさない、ということだけはしっかりと頭において練習をしました。
それと例年練習はペース走がメインだったのを、インターバル走に変えました。
インターバルです。
▶前日
前日の受付を済ませ、”クソコーチ”ステッカーをいただくべく御本人を探していたのですが、エキスポ会場では見つけることができず。。。だったのですが荷物預けのところで偶然にも御本人を発見!軽くご挨拶をさせていただき、無事にいただくことができました。ありがとうございました!
今回のエキスポ参加の一番の目的はこのためでした。

ホテルのチェックインまでは時間があったので、少しだけ寄り道をしました。


ホテルに到着してからはすぐにバイクを組み立ててバイクチェックをしました。
リアの空気の抜けがいつもよりも早く感じました。
TPUチューブで抜けがいつもよりも早いと感じる場合、多くの場合極小のパンクをしています。

不安材料は一瞬でも早く消し去るために、即交換しました。
その後ウェア類を広げて確認、明日の天候や気温に合わせて対応ができるように、再度確認をしました。
その後は温泉にゆっくりと入り体をほぐします。
夜はホテルの夕食がとても美味しく、子供の残りも含めてたらふく頂きました。
9時前ぐらいには布団に入りましたが、なんだかんだでうまく寝付けず、夜も1~2時間おきぐらいに目がさめていた感じです。しかしそんなことは毎年のことですので、目が冷めても起床時時間までは静かに目を瞑っておく作戦です。
▶当日
1時、3時、4時と数え朝が来ました。
4時半に起きすぐにお風呂をためました。毎年のことですが朝、筋肉をしっかりと温めてからいくからです。それにしても年々朝が弱くなって早起きが辛く、むしろ夜も(笑)朝はあまり食べることができませんでした。
コンビニで買ったおにぎりは冷蔵庫によって水分を水分を奪われタイ米のようにカチカチポソポソに、、、結局当日の朝は菓子パン少々、バナナ、ウィダーです。
これも試験的に行ったことですが、短時間のレースなら朝はそこまでいっぱい食べなくても大丈夫でした。自分の中で無理して食べる必要もないという実績ができたことは、収穫でした。
時間がきたら車に行き準備を仕上げます。

雨こそ降ってはいませんが、路面はフルウエットです。
スバルラインの状況はわかりませんが、下手に体を濡らして冷えてしまっても良くないのでベロトーゼも使用することにしました。かかとが即破れてがっかりです(笑)脚にはワセリンを薄く塗り、下半身の雨対策もしました。
会場までの道中はやはりウエットですが、ベロトーゼ素晴らしいです。
会場に付くまでに体もすっかり温まり、寒さを感じることなく、体も軽くアップがてら走行することができたのは非常に良かったことです。
会場にはかなり早く付きましたが、もうそこは人だかり。。。6時オープンとは、というぐらいの印象でしたが、とりあえず列に自転車を置きトイレに行きました。
▶2024年の作戦とレース開始まで
今年は思い切って作戦を少々変えてみることにしました。
というのも、ゼッケンに小さく目標タイム?と思しきゴールタイムの記載があるのを知ったのは今回の富士ヒル本番10日ぐらい前のことでした。”えっ知らなかったんですか?”と言われる始末です(笑)
昨年までは完全に手探りで走りながら脚の合う人を探していましたが、今年はこのタイムを参考に一緒に走れそうな方を探す作戦でした。
ですが会場に付くとそんなことはもろく崩れ落ちます。
ゼッケンに記載のタイム、、、、予想以上に数字は小さく、そして自分の目はそこまで良くはありませんでした。整列に並んだ前の方の数字がかろうじて、かすかに見えるぐらいでした。
作戦は見事に失敗でしたorz...
ともあれ今年は第3グループ内でもの比較的早いところに並ぶことができた気がします。
それでももう出発前は待機場はごった返し身動きが取れないすし詰め状態でした。

整列中は周りに海外勢が多くいた気がします。あまり聞き慣れない言葉が飛び交っていました。
ともあれ今年は気温が低く、その中での待機時間が長くとても寒かったです。
実走で体を温めてきたことと、実はかなり緊張ををしていたようで並んだときはそこまで寒さを感じていなかったのですが並び始めて数十分、出発10分ぐらい前からは、思い出したかのように体がガチガチと震え始め、スタートまでの待ち時間は極寒でした。その寒さと緊張もあり、トイレに行って並んだのにもうすでにトイレに行きたいという切ない状態でした。
レースの出走2分前に、カフェイン入りのジェルを飲みました。
食欲はあまりありませんでしたが、この一発が非常に重要だった気がします。
確か近くにいたとっても早そうな選手も同じタイミングでなにか摂取していた気がします。
▶パレードランからレーススタート
今回は第3グループのなかでも早めのスタートだったため、スタート地点までのパレードランでは渋滞が起きることはありませんでした。
毎年のことですが、スタートして良い集団を見つけるために、追い上げるか抑えるか悩むのです。
しかし今年は悩むことは一切ありませんでした。
というのもスタート時には、かなりの大きい集団のど真ん中ぐらいのポジションにいることに気がついたからです。
集団の先頭付近には、BIORACER ドリームチームのジャージを着ている方がいました。
前に30~40人ぐらい、後ろにはどのぐらいいたのかは不明ですが、かなりの人数が続いていたような。ワタクシは前から30~40番ぐらいにいました。
ただしです。この集団のペースが全くわかりませんでした。どのぐらいの目標タイムの集団なのかがわからない場合、どうすればよいのか。と悩みました。
スタートしてからはしばらくは非常に緩やかです。料金所までは試走も含めてかなりゆっくりのペースでした。この入りゆっくりペースも迷いを加速させる要因だったのかもしれません。
今思えば、体も冷え切っていたのでちょうどよかったのかもしれません。
ではこの大集団、もちろんメリットは空力的に非常に有利です。しかし逆にデメリットが無いわけではありません。上りとは言えども集団が大きくなればなるほど後ろ側は落車のリスクも上がりますし、インターバルも大きくかかるようになります。またペースを変えたいと思っても、大集団のなかではなかなか難しいことです。このときに無理をしてでも番手を上げるか否か、難しい選択でした。またこれだけの集団となるとまるっと抜く、というのはかなり厳しいように思え、選択肢にはありませんでした。
ですので中切れにだけは注意をし今の位置をキープすることにしました。結果的に開始20分ぐらい、集団中盤に位置をしかなり楽をさせていただきました。
パワーにして270w平均ぐらいですので、4.4倍を下回るぐらいです。呼吸もパワー的にもかなり余裕がありました。比較的余裕があったのですが周りはというと、やはりかなり呼吸が上がっている選手もいますし、かなり余裕がありそうな選手もいました。
そしてその間も大集団の最大のデメリットを痛感させられることになります。
それは中切れです。
中切れの見極め、穴を埋めるのにかなりのインターバルがかかります。
瞬間的には500Wオーバーのような踏み方が必要になる場合もあったようです。
✓中切れに関して
ちょっと寄り道をして富士ヒル時の中切れに関してのお話です。
中切れはイメージ的に上りがきつくなったところでインターバル、のようなイメージがあると思います。しかし実際にはそうではなく、勾配が緩んだ瞬間にインターバルがかかるのです。
おそらくこれは先頭を走る方のペースによって多少なりとも差が出るところだと思われます。
勾配がきつくなったときは集団がダボ付き横に広くなります。逆に平地で加速をすると集団は1本に伸びていきます。
これは勾配がゆるくなるということはパワーが一定でも加速していくことになります。集団も当然一定のパワーで踏んでいるだけでも加速するのですが、限界に近い場合は上りは頑張れても、この勾配が緩んだ瞬間、パワーが維持できずに、加速に乗れずに離れてしまうのです。
これこそがワタクシ自身が昨年ご指摘を受けたことで、勾配がきついところもゆるくなっても同じようなパワーを維持できていればこの現象はおきません。しかし上り終えて休んでしまったり、休まざる終えなくなっている、ということがあります。
この瞬間、この加速に乗れずに離れてしまいます。まだ元気があるうちはそこから気合いでふみ直します。これが中切れ未遂のような状態で、このパワーの加減が1台もう1台と波は伝わり徐々に大きくなってきます。これがまたきついのはもちろん中切れ本人だけではないのです。
また未遂に終わらずに間があいてしまう場合、後続はパワーを落とさずに踏んでいくと、前が詰まってしまいます。結果的に一度パワーを落とすことになり、パワーを落としてからの踏み直しがインターバルとなってしまいます。
前の加速に合わせられずに減速、それを交わしてからの再加速、これがかなり負担がかかるインターバルです。
しかしこれが悪いことかと言えば、ワタクシはそんな事はないと考えております。
皆で練習をしているわけでもありませんし、脚が合う人が話し合って作った集団でもありません。どのぐらいかはわかりませんが、その場でたまたま居合わせた選手が、協力して走る。これが富士ヒルだと考えているからです。見極めもスキル、声掛けもスキル、すべてに置いてテクニックです。
話は本題へ戻ります。
それでも開始20分ぐらいまではかなり余裕があったので、踏みすぎには注意をしながら間を埋めることを心がけました。しかしそれでも実際にはふみ過ぎ等も含めて、本当に自分が下手くそだったと思います。これも完全に練習不足でした。またある程度余裕があったのも焦りを加速させてしまった要因だったのかもしれません。同パックの中にいた某有名チームの選手、さすが走りがとても上手かったように見えました。
この中切れ穴埋めは、ワタクシの前だけではありませんが前後でも非常に多く、開始10分一合目下駐車場までの間でも何度かあり、その後も最後まで繰り返されることになります。
一合目下では30秒ぐらいの遅れ、その後も平地はもかなりの良いペースで進みます。
樹海台で40秒遅れぐらいでした。
まだまだ取り戻せると考えていいました。
樹海台以降がきつくなります。
というのも勾配はゆるくなるのですが、勾配の変化に伴い平地でのインターバルが非常に体に負担をかけます。この頃になると皆かなりきつくなってくる時間で、やはり集団はかなり減って前からは15番目ぐらいまで上がっていたと思います。
その後落車がありました。ワタクシの2~3人ぐらい前での落車でした。
人間は走行ラインを外れ内側に倒れたため、後続車との接触はなかったように見えましたが、バイクが走行ライン上に来て思いっきり踏みそうになりましたが、なんとか避けることができました。
やはり疲れてくる時間帯、危ない時間帯でもあります。
ワタクシ自身が何年か前にハスッたところもこのぐらいの時間帯だった気がします。
大沢駐車場は49分頃通過、結構ギリギリでしたが、だいぶ追い上げてきています。
試走でも過去の富士ヒルでもそうですが、高地が本当に苦手なのです。
奥庭の手前で先頭集団がペースを上げました。
このペースアップで細かい中切れっぽいものが頻繁に起きました。細かく200Wと300Wを繰り返すようなイメージです。これがきついのなんのです。それでもペースをキープする分には離れることはありませんが、ペースが上がるとなると話は別です。
奥庭通過後に運命の瞬間が訪れました。
上り終えての前が離れ始めました。
この差、ほんの数秒踏めれば追えたのかもしれません。
しかしこのとき踏むことができませんでした。
パワーを見ると自分的には出すぎなぐらい踏んでいたのをみて、ビビったのかもしれませんし、その後の平地で踏めなくなることを恐れたのかもしれません。
完全に経験値もそうですし、力不足でした。
気がつけばこのときぐらいから、鼻水たれすぎてました。
このときは気がついていませんでしたが、おそらく後続も何名かはいたと思いますが、皆追うことができなかったようでした。
ともあれ後ろの状況を確認できていませんでしたが、先頭から割れた2個目の集団の2番手で平地に入りました。平地で前に出ようかともチャレンジましたが、でれませんでした。申し訳なく思いました。
そして平地区間で唯一かっ飛んでいった方もいたような気がしましたが、残念ながら速度差がすごく後ろに付くことはできませんでした。
平地区間で最後の上りの備えます。
とタイムですが、もうこの時点でタイムを見てもこれ以上上げることはできないぐらいの状態でした。
タイムは気にせずギリギリの持つパワーで踏むしかありませんでした。
3つ目のトンネルの手前よりももう少し前、路面の舗装を超えたところぐらいだったかと思いますが、後続が一気に両側から上がってきました。
このときに抜かれた人数が多かったので意外と後ろが多く、大きな集団だったことに気がついたぐらいでした。その時ももちろん余裕はありませんでした。
まだ早い、踏むべきところではないと上げすぎないように、我慢しました。
タイムはわかりません。
トンネルを抜けるまで待って最後の振り絞りです。
ここでもインターバル練習が役にたった、練習したことはしっかりできるんだと感じました。
最後、トンネル前で一気に多くの選手に抜かれましたが、トンネルを抜けてからかなりの選手を抜くことができました。最後までたれずに踏めていたように思えました。
タイムもわからぬままそのままゴール、
ラップを切ると1:05:27と表示
またかよ、と思わず声が出ました。
昨年よりもタイムは縮まりましたが、やはりアウトでした。


毎年恒例のこのギリギリ感、こんなんだから”ほぼゴールド”とか言われるんだ。。。orz...
それにしても走り終えたときは正直なところスッキリしたような気がしました。
こんなにも辛くて大変だったので来年のことを考えられなかったのはレース当日の話、今日にはもう来年に向けて、また今年中でも試走で安心して63分ぐらい出すためには何が必要なのかを必死に考えているのが、沼ってやつです。
次回以降、詳細なパワーデータ、使用機材やトレーニング、当日の体重等の話を作成予定です。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
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