実は昨年末に入手してから、様々なホイールと取っ替え引っ替え交換しながら使用して来たのが今回ご紹介をさせて頂くDRIVEの40Dです。
DRIVE 40Dと言えば何と言っても1260gというカタログスペックの超軽量ホイールです。
今年の今年の富士ヒルではDRIVE 40Dをレース一週間前に交換し、出走するというドタバタ組み換え使用でも過去最速のタイムを出すことができました。
しかし実際には、この半年間メインのホイールとして使用してきたわけではありません。
なぜなのか?そんなお話しも入り交えながらの、超軽量ヒルクライムホイール!? ELITEWHEELS DRIVE 40D インプレッション!!そんなお話しです。

▶初日、一踏み目
インプレの時には毎回書かせていただいている、まずホイールを普段使っているホイールから交換して、バンっと踏んだ一踏み目のフィーリングです。これは個人的にものすごく大切だと思っている感覚です。
まず、軽いです。
とにかく踏み出しが軽く感じました。
とは言ってもメチャクチャな軽さを感じるのはもう少し後のことで、このときではありませんでした。
0スタートのときだけではなく、減速後の加速時も軽さを感じました。
初日での感想はというと、やはり軽さが際立つホイール、そして特に走りにくい乗りにくいという感覚もなく、オールラウンドなイメージを持ちました。
▶鹿野山でテスト
せっかくの軽量ホイールです。

来たるはやはり我らの鹿野山です。
遡ること年初のお話しですが、上りはやはり抜群に良かったです。

15分330Wで久しぶりにintervalsさんのFTP検知を見ました。
その後様々なホイールと入れ替えとっかえしながら、現在まで使用してきております。

このような使い方もしたりもしていました。
▶DRIVE 40Dは柔らかい!?
事前情報で少々柔らかいホイール、という感想をどこかで何件か見た気がします。
ホイールの硬さとは、何を持っての硬さというのかは難しいとことですが、まずは踏んだときの硬さ、反応の良さを硬さとしてお話しをさせていただこうと思います。
ワタクシが所有している個体、DRIVEの40Dですが、はっきり言って全然柔らかくないですし、柔らかいと感じたことはありません。
あくまでも主観的な感想ですがホイールの硬さレベルでは、DRIVE 40Dは硬すぎることはありませんが、ちょうどよい~少々硬めなぐらいの位置づけです。
ではもう一つの硬さという指標、振動吸収性や衝撃の緩和性で乗り心地です。
これははっきり言って硬いです。
乗り心地はよくはありません。
自転車の乗り心地はホイールだけが影響を与えるわけではありませんが、それにしても全く同じタイヤ、チューブ、空気圧を使用して単純にホイールだけを交換しての比較でもやはり硬い、という印象を持っています。
しかしです。
基本的に踏んだときの硬さ(反応の良さ)と乗り心地としての硬さというのは、に重なる部分もありますので、両立というのはなかなか難しいのかもしれません。
▶軽さによるメリット
DRIVE 40Dの最大の特徴でもある、踏み出しの軽さに関してです。
重量的な軽さ、ということももちろんあるかと思いますが、ここで言う軽さは速度の上げやすさ、踏んだ感じの軽さです。これは抜群に良いです。
まず漕ぎ出しです。一発目の踏んだ瞬間の軽さ、やはりすごいです。
信号等からの0スタートでも間違いなく軽さを感じることができます。
この軽さは0スタート発進だけではなく、巡航からの加速、速度の伸びも非常によく感じます。リムハイトが低い(低いと言っても40mm!その差は50mmと10mmです。)と高速域が苦手なイメージがありますが、高速域まで持っていくのは辛くはありません。むしろ良いです。
そして上りは言わずもがなです。富士ヒルのような長い上りでもそうですし、細かい上り、一気に駆け上がるような短い上りでもその反応の良さが非常に目立ちます。
この反応の良さ踏んだ瞬間の軽さは、リムの重量・軽さだけではなく、ホイールの剛性も影響を与えていると思われます。
同じぐらいのリム重量と思しき、ホイールと比較をしても踏んだ瞬間の軽さは非常に印象的で、反応の良さが強く印象に残っています。
▶空力的な話
DRIVE 40Dは実測値で内幅21mm、外幅28.9mmです。
ワタクシの場合過去の機材では50mmぐらいのリム高を好んで使っています。それらのホイールと比べての話で、空力と言えば速度域が上がってくる下りをメインに平地巡航も含めた印象です。
Driveは40mmです。10mm低くなったことによるエアロ効果の減少、空力的に不利だという印象はほぼありません。しかし10mm低くなることによる横風耐性の強さも言われてみれば、、、そうかも知れないぐらいの印象で、強い優位性を感じることは同様にほぼありませんでした。
これはこれから後述するリム重量的な印象のほうが強く残っていますし、抜けが悪いとも感じなかったのも軽さという印象が際立っていたからなのかもしれません。
空力は目には見えませんし、単純に比較をするのが難しいのです。
▶軽さによるデメリット
✓速度の加減
リム外周部重量が軽いことによる影響ですが、遠心力が少ないことによる速度変化が早いということです。
リム外周部の軽さゆえ加速が速いということは強い武器ですが、逆に脚を止めたときの減速スピードも速いのです。
それは足を止めていないときでも上りに入った瞬間であったり、向かい風、路面の荒れの影響も受けやすいということになります。
ですのでこういった外的な要因による負荷の変化時のバイクの反応、速度の変化、これも影響が大きいです。
平地の巡航性能に若干の不満が出るのも、そのためでリムの軽さゆえ速度の維持がなかなかし辛い、というのも速度は上げやすいが、ちょっとしたことでも速度が落ちやすい、ということです。
✓ペダリングの難易度
リム外周部は軽くなると、また剛性が高くなるとペダリングが難しくなるというのは実際に感じたことです。
というのも剛性が高くリムが軽い場合、ペダリングで1番ちからのかかる、1番ちからをかけたい3時の通過がとにかく早いのです。
硬く軽いホイールはとにかくこの3時の通過が早く、平地などでも踏みづらいと感じてしまうことはあります。軽量リムのホイールで進まない感じがしてしまう場合、ひょっとしたらこの踏み遅れによるパワーロスが影響している可能性も考えられます。
しかし上りではこの傾向は薄れます。なぜならばホイールの硬さは変わらないのですが、重力がかかりますので負荷が大きくなり、ペダルが重くなる傾向があるからです。またひょっとしたら重量配分も変わることもありますので、より駆動輪(後輪)への負荷が増えることも、影響があるのかもしれません。
ペダリングに影響を与えることがあるほどの踏み出しの軽さがあるのがDRIVE 40Dです。
▶何故にメインのホイールではなかったのか?
では軽さの際立ち反応も良いホイールのDRIVE 40Dがなぜメインのホイールとして使われていなかったのか、ということです。
それには理由があります。
①練習は基本平地
練習コースは基本的に平地ばかりで、大きなのぼりどころか、10分以上の上りも鹿野山までいかない限りないのです。
②路面が悪すぎる
こちらも練習コースの都合上の話なのですが、路面がかなり悪いです。
少しでも路面からの衝撃、振動をマイルドにしてくれるホイールの方を選びたくなってしまいます。
③巡航性能
高速域での巡航性能はやはり50mm以上には勝つことはなかなか難しいと感じました。低速域はというとそこまで大きな差を感じることはありませんでした。
要は適材適所は超重要、ということなのかと思いました。
▶まとめ
では軽いホイール、軽すぎるホイールはだめなのか?というとそんなことは一切ありません。
これは個人的な意見ではありませすが、(壊れるほど軽いものは問題外ですが)ホイールは軽いほうが良いのは間違いありません。
というのも軽いホイールの重量を増やすことは難しくありません。重量を気にしないでよいということは大きなアドバンテージで、タイヤの選択肢も増えますしチューブも自由に選べます。
逆に重いホイールを軽くするのは、かなり大変だからです。
あとは究極を言ってしまえば慣れです。
軽いホイールから重いホイールに変えたとき、※重いと言っても鉄下駄のような話ではなく、200~300g程度の増加です。のほうが不具合が起きづらいです。
逆に軽いホイールに変えたときのほうがパワーが出づらく感じることが多かったというのは経験的なお話です。ともあれどちらにせよ、乗り込めば慣れます。慣れです。
そして総合的なお話しです。
DRIVEシリーズは40mm、50mm、65mmというラインナップがあります。
・40mm:ヒルクライム特化
・50mm:平地、上りを含めたオールラウンド
・65mm:平地、下り高速巡航
公式ページからの情報です。
そう、40Dの狙いはというとやはり上りであり、ヒルクライムを狙っているということです。
ですのでヒルクライムに特化した性能はというと、やはり軽量であること、そしてパリッとした反応の良さを重視する場合が多い可と思います。ですのでホイールの方向性としては狙い通りだと思います。
逆に平地を高速域で長く走るのであれば、もっとリムハイトの高いホイールのほうが適しているからです。
軽快に走ることができる40Dの良さを引き出すステージ、それこそまさにヒルクライムであって、ホイールの方向性として間違いないのない一本だと感じました。
ということで今回は超軽量ヒルクライムホイール!? ELITEWHEELS DRIVE 40D インプレッション!!そんなお話しでした。
そんなDRIVE、ご相談等お気軽にご連絡ください。
ブログでは書ききれないこと等お話しをさせていただきます。
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