前回グリスアップをしてから約半年で7500km以上走り、その間晴れだけではなく雨も完全ウエット路面も使用しています。
と少々自分のバイクのメンテナンスを忘れがちだったのです。
これは良い教材ができてしまった、、、かもしれません。
実際に開けてみると、、、やはりサビが浮いていることが判明いたしました。
そこではどこがどういう状況で錆びたのか等、さびの状態からフル内装式のヘッドパーツの弱点を探る! ヘッドベアリングが錆びた場所とは?、そんなお話しです。
▶半年ぶりのメンテナンス
①上部ベアリングの状態
油圧ディスクブレーキのフル内装は従来のシステムとは違い、ヘッドパーツのメンテナンスをする場合でもおいそれと簡単にバラすことはできません。
原則ずらしてキレイにする、交換の必要があるときは油圧ホースを外す必要があります。
今回はメンテナンスですので、とりあえずずらして現状確認を致します。

この状態はなんか間延びしてびっくりチキンのように見えるのはワタクシだけでしょうか。。。。
ほら、目を凝らすと、、、

見えてきた気がします。スピリチュアル的なアレかもです。
このようにステム、コラムスペーサー等を緩めた状態で、隙間に粉を吹いている場合は要注意です。

ワタクシ自信、もう四月の下旬からぼたぼたと汗が垂れるほど乗っていますが、上部ヘッド部への汗の侵入はほとんどなさそうでした。
信号待ち等で汗がぼたぼた流れ落ちる場合は少しズレたり、走行中のポジション的なこともあるのかもしれません。走行中は致し方がありませんが、あまりにもぼたぼたに汗がヘッドを直撃する場合は、なにか対策を考えたほうが良いかもしれません。
作業に戻り、上部ベアリングを浮かしてみます。

グリスはしっかり残っています。
このように掃除のときはグリスが残ってるぐらいではないと、ちょっと不安なのでグリスでベアリングを守っているからです。
グリスの話ではベアリングは金属ですが、当然ベアリングのゴムシールやヘッドチューブ側(フレーム)はカーボンですので、グリスの種類もこれらの素材にも優しく、そして耐水性の強い種類のグリス、ちょっとやちょっとのことでは流れないようなグリスが良いです。
キレイにしてみます。

ベアリングの表面も綺麗ですし、肝心要のベアリングの動きも悪くありません。
上部ベアリングに状態は完璧でした。
②下部ベアリングの状態
続いて下部のベアリングを見てみます。
ズボッと。。。

おっと、こちらは、、、何やら嫌な予感がします。
というかこの時点でベアリングのサビは確定です。、
というのもコラムのレース部にサビがうつっているからです。
ベアリングをずらしてみます。

ドロドロです。
しかしこのドロドロはグリスと汚れが合体したようなものですが、これががあるからこそベアリングが守られるということもあります。
逆に全然グリスが入っていない場合は良くないことが多いです。
キレイにしていきます。

内側もこのようにウエスをつっこみキレイにします。
この時点でもうすでに輝くヘッドベアリングが見えています。

ベアリングの外側はキレイです。

このとおり、これです。
グリスは汚れども、ベアリングを守るということです。
ではサビはどこから、、、というとこちらです。

ヘッドベアリングの内側の部分です。
ということでサビがひどくならないように、落とせるサビは落とし、グリスをもりもり詰めてもとに戻します。

▶サビを探る!
ここからが本題です。
上のベアリングは無事だったものの、下部のベアリングの一部でサビが発生してしまっていました。
サビの発生場所はこちらです。

図にしてみます。

下部ベアリングの前方内側でした。
通常、雨のウエット路面で前輪から巻き上げられる水しぶきは、ダウンチューブ~ヘッドチューブ後方が最も浴びる部分です。ですが、今回のサビの発生箇所は前方であること、またベアリングがコラムのレース部に接触している部分、つまり内側という珍しい箇所のサビです。
では水分はどこかと言うと、おそらくこちらです。

ホースをベアリングに内に引き込むために空いているコンプレッションリングです。
おそらくここから侵入した水分がコラムを伝って下部ベアリングへ伝わり落ち、下部ベアリングの内側にサビが発生したものと考えられます。
ですのでサビは前方だけ、ということです。
想像しうる侵入経路です。
①トップカバーとヘッドチューブの隙間

構造的に少なからずここは隙間が必要です。
②ステムとスペーサーの隙間

可能性的には①よりも多くはないと思いますが、ステムをつたってくることでこの若干の隙間も侵入の可能性があります。
しかしこれらの水分の侵入の可能性はありますが、完全に閉じることは難しい場合もあります。
となると、、、やはり定期的なメンテナンスをすることで、ひどいことになる前に対処をしておくことで、少しでも良い状態が長く続くようにしてあげることをおすすめしております。
今回はワタクシのT1550というフレームとYOELEOのハンドルを組み合わせて構造ですが、昨今のフル内装構造のフレームはこのような構造になっているものが多いです。
はっきり言って昨今のケーブル類フル内装のヘッド構造は雨や水分に非常に弱い構造が多いです。加えてヘッドベアリングの交換は従来のヘッドパーツのように、パッと簡単に完了するものではありません。ともなるとやはり定期的なメンテナンス、これこそがとても大切なことです。
ということで今回はフル内装式のヘッドパーツの弱点を探る! ヘッドベアリングが錆びた場所とは?上部ベアリング部のコンプレッションリングの隙間から侵入した水分は、下部ベアリング内側を錆びさせる。ひどるなる前に対処を。そんなお話でした。
前回のヘッドーパーツ関連の記事はこちらからどうぞ↓↓↓
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
と少々自分のバイクのメンテナンスを忘れがちだったのです。
これは良い教材ができてしまった、、、かもしれません。
実際に開けてみると、、、やはりサビが浮いていることが判明いたしました。
そこではどこがどういう状況で錆びたのか等、さびの状態からフル内装式のヘッドパーツの弱点を探る! ヘッドベアリングが錆びた場所とは?、そんなお話しです。
▶半年ぶりのメンテナンス
①上部ベアリングの状態
油圧ディスクブレーキのフル内装は従来のシステムとは違い、ヘッドパーツのメンテナンスをする場合でもおいそれと簡単にバラすことはできません。
原則ずらしてキレイにする、交換の必要があるときは油圧ホースを外す必要があります。
今回はメンテナンスですので、とりあえずずらして現状確認を致します。

この状態はなんか間延びしてびっくりチキンのように見えるのはワタクシだけでしょうか。。。。
ほら、目を凝らすと、、、

見えてきた気がします。スピリチュアル的なアレかもです。
このようにステム、コラムスペーサー等を緩めた状態で、隙間に粉を吹いている場合は要注意です。

ワタクシ自信、もう四月の下旬からぼたぼたと汗が垂れるほど乗っていますが、上部ヘッド部への汗の侵入はほとんどなさそうでした。
信号待ち等で汗がぼたぼた流れ落ちる場合は少しズレたり、走行中のポジション的なこともあるのかもしれません。走行中は致し方がありませんが、あまりにもぼたぼたに汗がヘッドを直撃する場合は、なにか対策を考えたほうが良いかもしれません。
作業に戻り、上部ベアリングを浮かしてみます。

グリスはしっかり残っています。
このように掃除のときはグリスが残ってるぐらいではないと、ちょっと不安なのでグリスでベアリングを守っているからです。
グリスの話ではベアリングは金属ですが、当然ベアリングのゴムシールやヘッドチューブ側(フレーム)はカーボンですので、グリスの種類もこれらの素材にも優しく、そして耐水性の強い種類のグリス、ちょっとやちょっとのことでは流れないようなグリスが良いです。
キレイにしてみます。

ベアリングの表面も綺麗ですし、肝心要のベアリングの動きも悪くありません。
上部ベアリングに状態は完璧でした。
②下部ベアリングの状態
続いて下部のベアリングを見てみます。
ズボッと。。。

おっと、こちらは、、、何やら嫌な予感がします。
というかこの時点でベアリングのサビは確定です。、
というのもコラムのレース部にサビがうつっているからです。
ベアリングをずらしてみます。

ドロドロです。
しかしこのドロドロはグリスと汚れが合体したようなものですが、これががあるからこそベアリングが守られるということもあります。
逆に全然グリスが入っていない場合は良くないことが多いです。
キレイにしていきます。

内側もこのようにウエスをつっこみキレイにします。
この時点でもうすでに輝くヘッドベアリングが見えています。

ベアリングの外側はキレイです。

このとおり、これです。
グリスは汚れども、ベアリングを守るということです。
ではサビはどこから、、、というとこちらです。

ヘッドベアリングの内側の部分です。
ということでサビがひどくならないように、落とせるサビは落とし、グリスをもりもり詰めてもとに戻します。

▶サビを探る!
ここからが本題です。
上のベアリングは無事だったものの、下部のベアリングの一部でサビが発生してしまっていました。
サビの発生場所はこちらです。

図にしてみます。

下部ベアリングの前方内側でした。
通常、雨のウエット路面で前輪から巻き上げられる水しぶきは、ダウンチューブ~ヘッドチューブ後方が最も浴びる部分です。ですが、今回のサビの発生箇所は前方であること、またベアリングがコラムのレース部に接触している部分、つまり内側という珍しい箇所のサビです。
では水分はどこかと言うと、おそらくこちらです。

ホースをベアリングに内に引き込むために空いているコンプレッションリングです。
おそらくここから侵入した水分がコラムを伝って下部ベアリングへ伝わり落ち、下部ベアリングの内側にサビが発生したものと考えられます。
ですのでサビは前方だけ、ということです。
想像しうる侵入経路です。
①トップカバーとヘッドチューブの隙間

構造的に少なからずここは隙間が必要です。
②ステムとスペーサーの隙間

可能性的には①よりも多くはないと思いますが、ステムをつたってくることでこの若干の隙間も侵入の可能性があります。
しかしこれらの水分の侵入の可能性はありますが、完全に閉じることは難しい場合もあります。
となると、、、やはり定期的なメンテナンスをすることで、ひどいことになる前に対処をしておくことで、少しでも良い状態が長く続くようにしてあげることをおすすめしております。
今回はワタクシのT1550というフレームとYOELEOのハンドルを組み合わせて構造ですが、昨今のフル内装構造のフレームはこのような構造になっているものが多いです。
はっきり言って昨今のケーブル類フル内装のヘッド構造は雨や水分に非常に弱い構造が多いです。加えてヘッドベアリングの交換は従来のヘッドパーツのように、パッと簡単に完了するものではありません。ともなるとやはり定期的なメンテナンス、これこそがとても大切なことです。
ということで今回はフル内装式のヘッドパーツの弱点を探る! ヘッドベアリングが錆びた場所とは?上部ベアリング部のコンプレッションリングの隙間から侵入した水分は、下部ベアリング内側を錆びさせる。ひどるなる前に対処を。そんなお話でした。
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作業は18:00以降も行います。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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