Panaracerのフラッグシップモデル、AGILEST FASTのTLR(チューブレスレディ)モデルがついに届きました。

めちゃくちゃお待ちしておりました!
最近めっきりクリンチャーを使用していたのは、AGILEST FASTのTLRバージョンがなかったから。
と言っても過言ではないぐらいかなり気に入っているタイヤです。

ホイールはこちらです。
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ということで早速!
なのですが、まずはチューブレスバルブが必要になります。
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今回のバルブは60mmを選びました。
50mmハイトのリムに60mmのバルブ長だとバルブの出代はこのぐらいになります。
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ものすごくちょうど良さそうです。
”くわえしろ”が多いポンプはNGかもしれませんが、このぐらいのほうが収まりがよく見えます。
レーゼロ 2Wayも純正バルブの短さが際立っていたようなイメージでした。

そして待望のこちらです。
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箱から漂う高級感、、、AGILEST FAST TLRの28c です。

カタログ値は275gとなっていますが、実測値はと言うと、、、
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1本目:271g

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2本目:274g

他にも数本計測してみましたが、すべて274g以下の重量でした。
さすがは日本のPanaracerです。


早速組み付けていきます。
今回は通常のシーラントだとクリンチャーよりも結構重たくなってしまいますので、マクハルを使用することにしました。
マクハル施工のポイントはと言うと、とにかく丁寧にマニュアル通りに行う、妥協を一切しないこと、これしかありません。

ということでまずは脱脂です。
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AGILEST FASTは脱脂をすると表面が変わります。目に見えるのでわかりやすいです。

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脱脂できている部分と、できていない部分がくっきりです。

脱脂が終わったらタイヤを組み付けます。
組付けはやはりAGILEST!比較的固くもなく取り付けやすかったです。
数年前のTLRやTL(現在でも一部の、、、)は本当に鬼のように組付けが硬すぎるタイヤもありました。しかしあまりにも硬すぎるものは、それこそ出先でパンクをしてシーラントで止まらなかったら、、、ということを考えると組付けやすさというのもタイヤ選びでとても重要な要素だというのは、日々お客様との会話の中でも非常によく感じているところです。

リムもバルブも脱脂をし、バルブにもマクハルを垂らします。
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こちらです。

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施工前重量1403gでした。
ビードも極めて上がりやすいです。

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マクハル注入、回して、抜き取ります。

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17g分残りました。
この量でも空気圧の減圧量、全く問題ありません。

同じくフロントも組付けます。
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マクハル施工前で1034gでした。

と、そう言えばです。
リムを見て下さい。
PanaracerのAGILESTといえば、あの新品タイヤ表面のロウのような消しゴムのカスのようなものが組付けの際にリムにこびりついて、、、という事があったのですが、FAST TLRはだいぶ抑えられていているようにも思えました。
ほとんどリムに付くことはなかったのは、組付け楽だったから?かもしれません。
あの汚れは非常に落としづらったので、地味な変化かもしれませんが大歓迎です。

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フロント施工前:1034g

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施工後:1052g

ちなみにフロント失敗していましたので、追いマクハルをして仕上げました。(※本当はあまり良くないのかもしれませんが、時間の都合上。。。)
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触った感じはやはりもちっと感があります。

実は先日のレースで使用したのも、このAGILEST FAST TLRでした。
インプレッション記事は後日作成予定となっております。

ということで今回はPanaracer AGILEST FAST TLR 28c × MAKUHAL施工をしてみて、
・かたもなく組み付けやすい
・ビードは上がりやすい
・ボロボロが出にくくなっている、、、ような気が
そんなお話しでした。


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