AGILEST FASTはクリンチャーから使用をし、TLRも使用し始めてレースも含めて650kmを走りました。再度インプレに更新を兼ねてバージョンアップをさせていただきました。
組付けに関しての記事はこちらからどうぞ。
AGILEST FAST TLR 28cの交換前は、AGILEST FASTのクリンチャー(※以下CL)を使用していました。AGILEST FAST CLはCYDYのTPUチューブと組み合わせて、250g+29gで約280gでした。
今回のFAST TLRは275gと20g程度のMAKUHALで295g前後と、片側で15g程度は重くなっていますが、このぐらいの差であればおそらく重さとして体感することはないと思います。。。
また交換前に使用していたFASTのCLは結構長く使っているものですので、単純に新品同士の比較ではありません。
これらのことを踏まえつつ、ものすごく久しぶりに使用したTLRではどう感じるのか、メーカー曰く超早いというAGILEST FASTのTLRの走りは如何に、その後650km走り印象はどう変わったのか、
ということで今回はPanaracer AGILEST FAST TLR インプレッション!!そんなお話しです。

▶ファーストインプレッション
空気圧のセッティングとしてまずは、前後4.5BARで走りました。
乗り出してすぐに分かります。
「これこれ、これぞTLR!非常にいい!」というのが率直な感想でした。やはりTLR、久しぶりに乗ったTLRでしたが、しっかりと身に覚えのあるの感覚は非常に良かったです。
何がいいってやはり路面を捉える上質な乗り心地、優しさの中に芯がしっかりとある印象です。
そして初回のライドでCLのFASTと比較して、際立って感じたことは漕ぎ出しの軽さです。一発目がとにかく軽いように感じました。重量は若干重たくなっていますが、この軽さは転がりの良さからなのかもしれません。
そしてもう一つ、これは空気圧の要因もあるかとは思いますが、とにかくグリップ感がすごいです。
コーナーでも全く滑る気がしません。これは今回のインプレは公道だけではなく、レースのサーキットでもゴリゴリに攻めてきましたが(特に最終ラップとか)、とにかく安定して曲がれますし、バンクが深くなってもビタッと安定して曲がれます。
まるで自分のコーナーリングがうまくなったように感じてしまいますが、タイヤの性能に頼りっきりなので油断するとまずいとは思います。
そのままパワーをかけて速度を上げていくと、CLでは跳ねがちな路面でもビタッと吸い付き、衝撃の収束も早く、その走行性能の高さに非常に気持ちよく乗ることができました。
▶その後650km使用
✓空気圧運用
最初は4.5BARで使用しておりましたが、その後5BAR以上まで試してみました。
ワタクシの乗り方、求める性能等を考え、現在はやはり4.5BARで落ち着いています。
というのもまず空気圧をそこまで上げなくても転がり抵抗が重く感じないということです。練習は基本的に同じコースをや同じ区間を走りますので、データが蓄積されています。そのデータで比べても空気圧を低くセッティングすることによるネガティブはありませんでした。
そしてもう一つはせっかくTLRで使用しているので低圧運用での乗り心地の良さ、というメリットを最大限に使いたいからです。
とにかく路面で跳ねない、車体が暴れないこと、これは速く走るうえでとても重要だと感じている性能です。CLでは5BAR以下に落とすとTPUチューブとも相まって、やはりリム打ちパンクのリスクが高くなります。低圧運用ができるということもTLRならではのメリットだと考え低圧でしっとりとした乗り心地で運用をしています。
おまけ的なお話しですが650㎞を使用しておりますが、キュキュキュという新品やきれいな状態のタイヤのときになる音、未だ継続中です。
✓タイヤ幅
ホイールはフックドの内幅22mmです。

4.5BARで29.1mmほぼスペック通りです。
新ETRTO規格品ということでほぼ正確です。
昨今の太いタイヤもフレームがギリギリの場合もあります。ですので組付け後の太さ、とても重要なことです。
▶無印AGILEST TLRとAGILEST FAST TLR
これは内容的には少々書きづらい部分もある内容ですが、個人的な比較インプレです。
その後CLと同様に5BAR運用もしてみての話です。
AGILESTのTLRといえば以前、無印AGILEST TLRの25cと28cとかなり使用してきましたが、正直なところ良くも悪くも柔らかいと感じていました。
良く言えば乗り心地が良く体に優しい、悪く言えば強度が上がってくると少々”コシ”が足りないと感じていました。
特に28cで空気圧を下げると乗り心地は非常に良いのですが、それこそ高強度で高速走行時はというと、どうしても腰が弱く腰砕け的なイメージで、もう少ししっかりとした踏ん張りの効くコシが欲しいと感じていました。
しかしそれは逆にメリットでもありました。
乗り心地がものすごく良くできるので、悪路やサイクリングにはもってこいの性能でした。

これがAGILESTでもCLともなると、また大きな違いがあります。AGILESTとチューブは同社R-Airの組み合わせは、腰砕け感はなく非常にバランスが取れていて良いと感じていました。
ですのでイメージ的にはクリンチャーが得意なPanaracerがTLRを作ったらこうなった、かなり強度の上がるレースで使うには他社製品のTLRと比べてレーシーかというともう一歩、という良いところだけではないイメージが無印AGILESTのTLRの正直な印象でした。
しかし今回のFASTはというと、全然違います。
乗ったらすぐに分かります。これ無印AGILEST TLRと全然違う。。。ということです。
いわゆるチューブレスの良さ、空気圧を低く設定してもしなやかさがありながらもそこにはしっかりとした腰があり、転がりの軽さ、そしてグリップ力の良さは路面をしっかりと掴んでいるようなグリップ感をしっかりと感じることができました。
これはAGILESTとは決定的な違いで、間違いなくPanaracerのTLRタイヤの中でも、最もレーシーで最後の性能だと感じました。
▶AGILEST FAST CLとTLR
ではCL版のAGILEST FASTとどこまで差があるのかと言うと、大きな差ではありませんが間違いなく差はあります。
例えばですが同じ空気圧で比較をした場合、CLでTPU運用と比べて、TLRのほうが乗り心地は良い傾向にあります。
個人的な印象ではありますが、CLのFASTのすべての性能を少しずつ上げたタイヤ、これがTLRのFASTです。その分運用に手がかかるのもTLRです。
クリンチャーのパリッと軽い硬さも嫌いではありません。
ただし注意も必要で、AGILEST FASTには重量という足かせがどうしてもついて回ります。
クリンチャーの28cで250g、同社の軽量ブチルチューブ80gと合わせると約330gです。
TLR 28cは275g+シーラント40gで315gです。
クリンチャーでTPUを使用しない場合は、TLRのほうが軽い計算です。これはすごい企業努力を感じます。詳細は後述。
ということからもクリンチャーで使用する場合は、TPUを選択することが多くなると思いますが、TPUには弱点があります。
低圧によるリム打ちパンクのリスク、そしてTPUは熱に弱いという弱点があります。
ですのでクリンチャーであればTPUチューブを使用しある程度の空気圧はしっかりと入れた上でパリッとしたリニアで反応の良さを、チューブレスは低圧運用によるしなやかさを、というように長所を生かした走り方、もしくは選択をするのが良いと思います。
▶耐久性と耐パンク性能
CL版は数ヶ月使ってきましたが、耐久性に関しては減りが速いと感じたことはありませんでした。
とは言ってもあくまでもレース向けのタイヤで、カーカスが出たりパンクが頻発するまで使うことを想定されているわけではありません。これはPanaracerだけではなく、他社製品でもレース向けのタイヤってそういうものだと思います。
それでも普通に3000km以上は問題なく使えております。
また対パンク性能ですが、ウエットでも幹線道路もごりごり走っていますが、AGILEST FAST CLではまだ一度もパンクはありませんでした。
現在のTLRはMAKUHALなのでパンクをしても勝手には止まってくれないので、できればパンクしないでほしいものです。とは言ってもパンク時は内部が乾燥していますので、通常のCLと同様にチューブを入れればOKです。そこまで大変な運用ではないのも、MAKUHALのメリットだと思います。
✓650km走行の摩耗状態
フロント:

傷はほぼなく、センターの線もまだ薄っすらと確認ができます。
リア:

やはりリアは駆動輪ということもあり、フロントよりも若干減りは早いです。
しかし傷は極めて少なく、スリップサインの横に傷がありましたが、これ以外に目立った傷はありません。
雨天やウエットでもガンガン使ってこれはかなり強いと思われます。
AGILEST FASTはCLとTLRと合わせて半年以上使用しておりますが、パンクは一度もありません。
無印よりも耐久性、傷に関しても確実に強いと感じています。
▶まとめ
AGILEST FAST、CLもTLRも本当に性能が高いと感じています。
弱点といえばその重量、とは言ってもTLR版のFASTは275gと、他社のフラッグシップモデルのレーシングTLRタイヤのと比べてもそこまで重い方ではなく、おおよそ同じぐらいです。
某STRは28cで280g、パワーカップは285gときてのFASTは275g、パナの強い意志を感じます。
とは言っても、重量以上に走りの軽さを実感できますので、富士ヒル時もFASTの28cを使用した理由でもあります。
そして肝心要の個人的な印象ではやはり、FAST TLRは全体的な性能は高く非常に完成度の高いレーシング向けのタイヤだと感じています。
TLRの難点はやはりクリンチャー運用に慣れてしまった身としては少々手間がかかると感じるところもあります。(MAKUHAL運用は最初の施工だけはやはり手がかかります)
何をもとめて、何を選択するか、使い方に合わせて適切なものを選択するのが良いと思います。
TLRでもCLでもどちらでも基本的な性能は非常に高く、どちらを選んでも間違いないタイヤだと実感しております。そう、CLもTLRも各々の特徴がありますが、双方どちらも欠点という欠点がほぼないタイヤだと感じております。
ということで今回はPanaracer AGILEST FAST TLR インプレッション!!CL・無印と比較、そんなお話しでした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
組付けに関しての記事はこちらからどうぞ。
AGILEST FAST TLR 28cの交換前は、AGILEST FASTのクリンチャー(※以下CL)を使用していました。AGILEST FAST CLはCYDYのTPUチューブと組み合わせて、250g+29gで約280gでした。
今回のFAST TLRは275gと20g程度のMAKUHALで295g前後と、片側で15g程度は重くなっていますが、このぐらいの差であればおそらく重さとして体感することはないと思います。。。
また交換前に使用していたFASTのCLは結構長く使っているものですので、単純に新品同士の比較ではありません。
これらのことを踏まえつつ、ものすごく久しぶりに使用したTLRではどう感じるのか、メーカー曰く超早いというAGILEST FASTのTLRの走りは如何に、その後650km走り印象はどう変わったのか、
ということで今回はPanaracer AGILEST FAST TLR インプレッション!!そんなお話しです。

▶ファーストインプレッション
空気圧のセッティングとしてまずは、前後4.5BARで走りました。
乗り出してすぐに分かります。
「これこれ、これぞTLR!非常にいい!」というのが率直な感想でした。やはりTLR、久しぶりに乗ったTLRでしたが、しっかりと身に覚えのあるの感覚は非常に良かったです。
何がいいってやはり路面を捉える上質な乗り心地、優しさの中に芯がしっかりとある印象です。
そして初回のライドでCLのFASTと比較して、際立って感じたことは漕ぎ出しの軽さです。一発目がとにかく軽いように感じました。重量は若干重たくなっていますが、この軽さは転がりの良さからなのかもしれません。
そしてもう一つ、これは空気圧の要因もあるかとは思いますが、とにかくグリップ感がすごいです。
コーナーでも全く滑る気がしません。これは今回のインプレは公道だけではなく、レースのサーキットでもゴリゴリに攻めてきましたが(特に最終ラップとか)、とにかく安定して曲がれますし、バンクが深くなってもビタッと安定して曲がれます。
まるで自分のコーナーリングがうまくなったように感じてしまいますが、タイヤの性能に頼りっきりなので油断するとまずいとは思います。
そのままパワーをかけて速度を上げていくと、CLでは跳ねがちな路面でもビタッと吸い付き、衝撃の収束も早く、その走行性能の高さに非常に気持ちよく乗ることができました。
▶その後650km使用
✓空気圧運用
最初は4.5BARで使用しておりましたが、その後5BAR以上まで試してみました。
ワタクシの乗り方、求める性能等を考え、現在はやはり4.5BARで落ち着いています。
というのもまず空気圧をそこまで上げなくても転がり抵抗が重く感じないということです。練習は基本的に同じコースをや同じ区間を走りますので、データが蓄積されています。そのデータで比べても空気圧を低くセッティングすることによるネガティブはありませんでした。
そしてもう一つはせっかくTLRで使用しているので低圧運用での乗り心地の良さ、というメリットを最大限に使いたいからです。
とにかく路面で跳ねない、車体が暴れないこと、これは速く走るうえでとても重要だと感じている性能です。CLでは5BAR以下に落とすとTPUチューブとも相まって、やはりリム打ちパンクのリスクが高くなります。低圧運用ができるということもTLRならではのメリットだと考え低圧でしっとりとした乗り心地で運用をしています。
おまけ的なお話しですが650㎞を使用しておりますが、キュキュキュという新品やきれいな状態のタイヤのときになる音、未だ継続中です。
✓タイヤ幅
ホイールはフックドの内幅22mmです。

4.5BARで29.1mmほぼスペック通りです。
新ETRTO規格品ということでほぼ正確です。
昨今の太いタイヤもフレームがギリギリの場合もあります。ですので組付け後の太さ、とても重要なことです。
▶無印AGILEST TLRとAGILEST FAST TLR
これは内容的には少々書きづらい部分もある内容ですが、個人的な比較インプレです。
その後CLと同様に5BAR運用もしてみての話です。
AGILESTのTLRといえば以前、無印AGILEST TLRの25cと28cとかなり使用してきましたが、正直なところ良くも悪くも柔らかいと感じていました。
良く言えば乗り心地が良く体に優しい、悪く言えば強度が上がってくると少々”コシ”が足りないと感じていました。
特に28cで空気圧を下げると乗り心地は非常に良いのですが、それこそ高強度で高速走行時はというと、どうしても腰が弱く腰砕け的なイメージで、もう少ししっかりとした踏ん張りの効くコシが欲しいと感じていました。
しかしそれは逆にメリットでもありました。
乗り心地がものすごく良くできるので、悪路やサイクリングにはもってこいの性能でした。

これがAGILESTでもCLともなると、また大きな違いがあります。AGILESTとチューブは同社R-Airの組み合わせは、腰砕け感はなく非常にバランスが取れていて良いと感じていました。
ですのでイメージ的にはクリンチャーが得意なPanaracerがTLRを作ったらこうなった、かなり強度の上がるレースで使うには他社製品のTLRと比べてレーシーかというともう一歩、という良いところだけではないイメージが無印AGILESTのTLRの正直な印象でした。
しかし今回のFASTはというと、全然違います。
乗ったらすぐに分かります。これ無印AGILEST TLRと全然違う。。。ということです。
いわゆるチューブレスの良さ、空気圧を低く設定してもしなやかさがありながらもそこにはしっかりとした腰があり、転がりの軽さ、そしてグリップ力の良さは路面をしっかりと掴んでいるようなグリップ感をしっかりと感じることができました。
これはAGILESTとは決定的な違いで、間違いなくPanaracerのTLRタイヤの中でも、最もレーシーで最後の性能だと感じました。
▶AGILEST FAST CLとTLR
ではCL版のAGILEST FASTとどこまで差があるのかと言うと、大きな差ではありませんが間違いなく差はあります。
例えばですが同じ空気圧で比較をした場合、CLでTPU運用と比べて、TLRのほうが乗り心地は良い傾向にあります。
個人的な印象ではありますが、CLのFASTのすべての性能を少しずつ上げたタイヤ、これがTLRのFASTです。その分運用に手がかかるのもTLRです。
クリンチャーのパリッと軽い硬さも嫌いではありません。
ただし注意も必要で、AGILEST FASTには重量という足かせがどうしてもついて回ります。
クリンチャーの28cで250g、同社の軽量ブチルチューブ80gと合わせると約330gです。
TLR 28cは275g+シーラント40gで315gです。
クリンチャーでTPUを使用しない場合は、TLRのほうが軽い計算です。これはすごい企業努力を感じます。詳細は後述。
ということからもクリンチャーで使用する場合は、TPUを選択することが多くなると思いますが、TPUには弱点があります。
低圧によるリム打ちパンクのリスク、そしてTPUは熱に弱いという弱点があります。
ですのでクリンチャーであればTPUチューブを使用しある程度の空気圧はしっかりと入れた上でパリッとしたリニアで反応の良さを、チューブレスは低圧運用によるしなやかさを、というように長所を生かした走り方、もしくは選択をするのが良いと思います。
▶耐久性と耐パンク性能
CL版は数ヶ月使ってきましたが、耐久性に関しては減りが速いと感じたことはありませんでした。
とは言ってもあくまでもレース向けのタイヤで、カーカスが出たりパンクが頻発するまで使うことを想定されているわけではありません。これはPanaracerだけではなく、他社製品でもレース向けのタイヤってそういうものだと思います。
それでも普通に3000km以上は問題なく使えております。
また対パンク性能ですが、ウエットでも幹線道路もごりごり走っていますが、AGILEST FAST CLではまだ一度もパンクはありませんでした。
現在のTLRはMAKUHALなのでパンクをしても勝手には止まってくれないので、できればパンクしないでほしいものです。とは言ってもパンク時は内部が乾燥していますので、通常のCLと同様にチューブを入れればOKです。そこまで大変な運用ではないのも、MAKUHALのメリットだと思います。
✓650km走行の摩耗状態
フロント:

傷はほぼなく、センターの線もまだ薄っすらと確認ができます。
リア:

やはりリアは駆動輪ということもあり、フロントよりも若干減りは早いです。
しかし傷は極めて少なく、スリップサインの横に傷がありましたが、これ以外に目立った傷はありません。
雨天やウエットでもガンガン使ってこれはかなり強いと思われます。
AGILEST FASTはCLとTLRと合わせて半年以上使用しておりますが、パンクは一度もありません。
無印よりも耐久性、傷に関しても確実に強いと感じています。
▶まとめ
AGILEST FAST、CLもTLRも本当に性能が高いと感じています。
弱点といえばその重量、とは言ってもTLR版のFASTは275gと、他社のフラッグシップモデルのレーシングTLRタイヤのと比べてもそこまで重い方ではなく、おおよそ同じぐらいです。
某STRは28cで280g、パワーカップは285gときてのFASTは275g、パナの強い意志を感じます。
とは言っても、重量以上に走りの軽さを実感できますので、富士ヒル時もFASTの28cを使用した理由でもあります。
そして肝心要の個人的な印象ではやはり、FAST TLRは全体的な性能は高く非常に完成度の高いレーシング向けのタイヤだと感じています。
TLRの難点はやはりクリンチャー運用に慣れてしまった身としては少々手間がかかると感じるところもあります。(MAKUHAL運用は最初の施工だけはやはり手がかかります)
何をもとめて、何を選択するか、使い方に合わせて適切なものを選択するのが良いと思います。
TLRでもCLでもどちらでも基本的な性能は非常に高く、どちらを選んでも間違いないタイヤだと実感しております。そう、CLもTLRも各々の特徴がありますが、双方どちらも欠点という欠点がほぼないタイヤだと感じております。
ということで今回はPanaracer AGILEST FAST TLR インプレッション!!CL・無印と比較、そんなお話しでした。
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