いわゆるロードバイク用のフェンダー――
泥除け、マッドガードと呼び方はいろいろありますが、
このジャンル、未だに「これが正解」という終着点が見つからない気がしていました。
雨やウエットでも寒くせなければ、実走がしたいのです。
ともなるとやはり必要になってくるのはフェンダーです。
これらはいくら防水処理をしていたとしても、あまりにもバッグごとびしょびしょになることは好ましいことではありません。
ともなるとやはり必要になってくるのはフェンダーです。
なぜかと言えば、とても便利だからです。
フェンダーがあるだけで、お尻だけでなく背中の汚れ方もまったく違います。
それだけではなく、サドルバッグを守ってくれることもあります。
昨今では電動ポンプ等の電子機器や予備のボタン電池をサドルバッグに入れている方も多いと思います。これらはいくら防水処理をしていたとしても、あまりにもバッグごとびしょびしょになることは好ましいことではありません。
ワタクシ自身、これまでいくつものフェンダーを試してきた結果、たどり着いたのがこの製品です。
ということで今回は、
ロードバイク用フェンダーでたどり着いたゴール|ASS SAVERS WIN WING 2 を実走で再検証【更新版】
ロードバイク用フェンダーでたどり着いたゴール|ASS SAVERS WIN WING 2 を実走で再検証【更新版】
その実力を、フェンダー遍歴とともにご紹介いたします。
▶ 1. フェンダー遍歴から見る“理想と現実”
①ASS SAVERS REGULAR(アスセイバー)

※画像クリックで過去の記事に飛びます。
穴開きサドルと、雨上がりのウエット路面――この組み合わせは最強レベルに相性が悪いです。
基本的に、路面の水はきれいではありません。
その汚れた水がまるで“ウォシュレット”のようにお尻へ直撃する。
この状況に耐えきれず、初めて導入したフェンダーがアスセイバーのレギュラーでした。
実測わずか20gという軽さながら、そこそこの防御力を備えています。
取り付けも非常に手軽で、気軽に使える反面、やはり「お尻のセンター直撃」は防げても、周囲からじわじわ攻めてくる水しぶきには完全対応とはいきません。
レースやちょい乗り、ウエットが軽めのコンディションなら、軽さ・取り回しの良さを考えても使い勝手は非常に良好。
ただし、防御力という意味ではやはり“簡易フェンダー”の域を出ません。
あくまでも簡易的なフェンダーでありますが、現在でも1軍で活躍中です。
②ASS SAVERS FENDOR BENDOR4

もう少し防御力を上げたい――そう感じて導入したのが、このフェンダーベンダー 4です。
確かに、防御力はかなり高い水準に向上しました。
しかし、その一方で大きな難点もありました。
それが「取り付けの不安定さ」です。
シートポストやシートチューブなどの円形(あるいはエアロ形状)部分に、
ベルクロ(マジックテープ)で固定する構造のため、走行中にどうしても少し回転してしまうことがあります。
走行中は風圧によって極端にズレることはありませんが、
横風や強風の日には不安が残るのも事実です。
また、取り付け位置や締め具合によっては、
長時間のライド中にじわじわとズレてしまうケースもありました。
防御力は申し分ないものの、安定感の面で信頼しきれず――
結果として、残念ながら一軍からは退くことになりました。
③ZEFAL Shield R35 Road フルフェンダー

フェンダーベンダーが降格してしまった後、
さらなる防御力を求めて導入したのが ZEFAL Shield R35 Road です。
防御力は、これまで使った中でも間違いなく最強クラス。
その名の通り、前後に装着すればママチャリ並みの防御力を実現できます。
泥跳ねはほぼ皆無、バッグもウェアも同様。まさに「完璧なシールド」です。
……しかし、完璧には代償がありました。
しかしです。……しかし、完璧には代償がありました。
重くて、取り付けがめんどくさい。
片側で約200g、前後セットで約400gの重量増。
しかも取り付けには工具が必要で、専用のアタッチメントや緩衝材のパーツ類が多く、
外すたびに「あれ、どこいった?」となるのは日常茶飯事(笑)。
ただでさえ雨の日は出かけるのが億劫になりがち。
そこに「重くて面倒なフェンダー取り付け作業」が加わると、
もはや走り出す前から気持ちが折れてしまいます。
そんな理由から、このシールドR35は数回の使用を経て、
残念ながら“防御力最強”ながら“稼働率最低”のフェンダーとなってしまいました。
▶ ASS SAVERS WIN WING 2【更新版レビュー】
以前の記事でもご紹介した「ASS SAVERS WIN WING 2」。
購入以来、ずっと気に入って使っているフェンダーのひとつです。

使い込むほどに、その良さがじわじわと分かってきました。
取り付けの手軽さ、防御力、安定感──どれを取っても非常に完成度が高く、
今では「これがあれば十分」と言い切れるほど信頼しています。
導入依頼、しっかりと使い込んで今なお超現役活躍中!
使用後の印象と耐久性、そして改めて感じた良さについて、追記としてまとめてまいります。
導入依頼、しっかりと使い込んで今なお超現役活躍中!
使用後の印象と耐久性、そして改めて感じた良さについて、追記としてまとめてまいります。
✓とりつけ
取り付けは超簡単です。
左右のシートステーに巻きつける形でステーを取り付けます。

最初だけは取り付け位置の調整が必要です

場所が決まったら、バンドをシートステーに巻きつけるだけです。

これを両側で行います。

まだ位置があまり良い位置ではありませんが、まずはステー部がこのようになります。

あとはステーにフェンダー本体を取り付けます。
フェンダー中央部には3つの穴があり、ステーの角度によってフェンダーがちょうどよい角度になるように調整ができます。

ちょっとこれでは距離が高いの、もう少し低くつけるといい感じになります。
意外とこの調整、多くのバイクでもうまくいくのです。

SLC3

SLC5です。
ライド後は取り外すのも超簡単です。

取り外しも実に簡単。
左右のゴムバンドを「ピッ」と外すだけで、数秒で取り外せます。
この着脱の手軽さは、他のどのフェンダーよりも高評価ポイントです。
✓重量
重量はと言うと、

66gです。
確かにアスセイバーレギュラーよりは重いものの、
最強クラスの防御力を誇るZEFAL Shield R35の 1/3以下の軽さ です。
✓実走テスト
実際に見ていただくのが一番早いと思います。
テストしたのは、雨こそ上がっていたものの、直前までかなりの量の雨が降っていたようでした。
田舎道には泥や砂、流れ出した土砂が多く、路面状況は決して良いとは言えませんでした。
まさに「フェンダーの実力が試されるコンディション」。
この状況でどこまで防御できるのか、実走でしっかり確かめてまいりました。
走行後の状態はこちらです。
走行後の状態はこちらです。



雨上がりということもあり、水分はある程度乾いていますが、問題は泥。
車体の至るところが泥まみれで、ボトルもすっかりドロドロでした。
こんな状態では一番気になるのがサドルバッグ。
ちなみに以前Sli…のサドルバッグを使用していた頃は、
それでもびしょびしょになったり、泥で覆われたりすると中身への影響が心配になります。
ちなみに以前Sli…のサドルバッグを使用していた頃は、
わずか2時間程度のウエット走行でも、走行後にバッグを開けると内部から水が滴り落ちるほどの浸水がありました。
それほどまでに、サドルバッグは後輪の巻き上げ水の影響をもろに受ける位置にあります。
現在は防水力の強いZefalのサドルバッグを使用していますが、それでもびしょびしょになったり、泥で覆われたりすると中身への影響が心配になります。
電子機器や工具類を入れていることを考えると、やはり完全防御までは難しいものです。
さて、どうだったかというと――

サドルバッグ、ほぼ汚れ無しです。
(※若干の汚れは、この日のものではありませんでした m(_ _)m)
やはり素晴らしいです!
これは非常にいいです!
もう少し引きの写真で確認してみます

シートポスト下部には若干の泥汚れが見られるものの、
サドルに近づくにつれて汚れはほぼなし。
むしろ汚れの付着方向から見るに、後輪の跳ね上げではなく前輪からの巻き上げのようにも見えます。
この通り、防御力はかなり高いレベルにあると言えます。
軽量ながらも、背中だけではなく、ここまでしっかりとサドルバッグも守ってくれる。
やはりこのフェンダー、使えば使うほど信頼できる一品です。
▶まとめ
アスセイバー・レギュラーは取り付けも簡単で使い勝手は非常に良い反面、
防御力はそこまで高くはなく、サドルバッグの上に装着する構造上、どうしてもサドルバッグがびしょびしょになってしまうのが弱点でした。
ではウィンウィングはどうかというと──
取り付けは同じく簡単でありながら、ライダーだけではなくサドルバッグまでしっかり守れる。
軽量でありながら防御力も高く、固定力も十分。
まさに実用性・信頼性ともに高水準のフェンダーです。
使い勝手、見た目、防御力のすべてにおいてバランスが取れており、
これこそ、1年を超えてもまだまだ現役で活躍し続ける理由でもあります。
ということで今回は、
ロードバイク用フェンダーでたどり着いたゴール|ASS SAVERS WIN WING 2 を実走で再検証【更新版】
防御力も固定力も、そして取り付けも簡単で本当に良い製品だった。
そんなお話しでした。
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コメント
コメント一覧 (2)
あとは前輪も考えないとですよね。
こればっかりはフレーム形状によって取り付け方法が統一できないので辛い部分がありますね
ありがとうございます。
確かにフェンダーを作成しているメーカーは汎用性を考えなければならないのは大変なところだと思います。特にフロントは最近のフレームはかなり詰まっているのでなかなか難しいかもしれません。良いのが見つかると良いですね。