ワタクシ自身が現在使用しているサドルはSella italiaのノーマル形状(非ショートノーズ)SLR、カーボンレールのモデルです。懐かしのWiggleで当時1万円以下で買えることもあった超コスパモデルです。確か底値は9800円でした。

Sella italiaのSLRはフレームが変わってもサドルは持ち越しで使用し続け早3年以上、数万キロもともにしておりますが、ヘタリも少なく非常に満足しております。
あまりにも気に入りすぎているので、すでに予備用に同モデルの全く同じものを準備しているぐらいです。というのも気に入っているパーツ類は常にもう一つ予備を用意しておく、というのも少々不思議なことかもしれませんが、昨今のショートノーズブームでノーマル形状のサドルがなくなってしまう、終売等入手できなくなるのはかなり恐れていることです。
そんな不安もありつつも、同じものを予備でもう一個用意しておくぐらい気に入っているサドル、ということです。

そんなSLRですが300km近く走っても問題はないのですが、唯一の不安点・デメリットと言えは富士ヒルのような長い上りで同じところに座り続けシッティングのみを続けていると、大事な部分がシビれでくることです。(・・・と侮ってはいけないかもしれません。切実な問題です。)

ではなぜ今回そこまでお気に入りのサドルを交換してみようと考えたのか?というのが今回の本題、長年付き添ってきたサドルを交換しようと思った話です。




基本的にワタクシはサドルでお尻が痛くなったり、ということはありがたいことにそこまで多いことではありませんでした。なんとなく変えてみたくなったり、なんとなく新たなものを試してみたくなったりして、交換してきたことが多いのです。

スペシャのパワーが発売され、一気にショートノーズが広がりました。
もちろんワタクシ自身もそのビッグウェーブにがっつりと乗ったものの、その後ショートノーズが合わなくなってしまい(すべてのショートノーズではありませんが、)ノーマル形状のサドル、SLRに落ち着いていました。

ではなぜまた今回サドルを交換してみようと思ったのか、といういうと理由は乗り方です。
以前は結構サドルにしっかりと座り、そこまで前傾を深く取らずに走ることが多かったです。
しかし最近また空力的な勉強をしております。

実際に自分でも試した結果はこちらです。

まったく同じ道を走った2つのデータです。
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両日共に平均速度は全く同じです。

2つのデータでは平均速度は同じですが、平均パワーの差は10W、相対的エフォートは28も差があります。ちなみにNPの差は306Wと286Wで20Wも差があります。
※RE(相対的エフォート):パワーと心拍数を下に、どれだけ体に負担がかかったか(きつかったか)を数字で表すストラバ特有の数値。

では何故にこれだけのパワーの違いが生まれたかと言うと、走るフォームであり空力です。

これらのことも合って、走るフォームに関して一から練習をしなおしている状態です。
そこでサドルが気になったのです。
以前はしっかりと深くサドルに座ってペダリングしていたのが、空力を意識することで前傾を深く取ることで骨盤も前傾よりになります。
その影響でサドルに違和感を感じることが出てきました。

それでもいきなり交換するわけではなく、まずは様々な調整をしてみました。
サドルの前後位置、角度等をいじるとある程度は改善傾向にありました。

しかしです。
今までサドルに吸い込まれるように(笑)、というかもう何年も使用していれば流石にお尻がサドルの形になっているようで、なんの違和感もなかったはずなのですが、やはり回数を重ねてくる毎に合わなさを感じるようになってきてしまいました。それでも痛いとか異常があるような事があるわけではないのですが、サドルに対しての要求が出てきたのです。

以前よりも骨盤が前傾することで、サドルの前方よりに座ることになります。
サドルの前方寄りはサドルの形状的により細くなっています。
このときのペダリングで今まで感じなかった不安定感を強く感じるようになったのです。
そして要求として前傾を深く取ったときのお尻(骨盤)のサポート感が欲しくなりました。

前傾を深く取る(取らされる)ことで自然とサドルの前よりに座る(荷重が移る)ことになります。
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おそらく一番体重がかかるポイントが前にずれるのだと思います。

サドルは原則、前に行くほど狭くなってきます。
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これが違和感であり、不満の正体だと思いました。

もちろんこれはショートノーズであっても同じ構造ではありますが、深い前傾に対応するために、骨盤の傾きに合わせたサドルの位置や角度に合わせたいのです。
しかしノーマル形状の場合は50mmルール(BB中心から50mmのセットバック)があります。
公式のレースに出るわけではありませんので、50mmを気にしているわけではありません。

ですが深い前傾を取りつつも、しっかりとしたサポート感、そしてサドルの位置の調整幅、こういったことを考えると、、、そこにあるのは最近流行り、というかむしろもう最近は完全に主流になりつつある、幅広のショートノーズサドル、ということになります。

こんなことを考えてみると納得できる気がしてきました。
というのもスペシャがパワーを発売したのも、空理力学的なお話しから深い前傾で前乗りよりになり、それのポジションを叶えるためのショートノーズ、おそらくこの流れで主流になってきたのだと思います。
まさにこういったことを考えられて作られている昨今のサドルを使ってみたくなった、ということです。




これは個人的な考えですが、このように要求が出てくる、これこそが新たなパーツを導入するタイミングとしてベストなタイミングではないかと考えています。
漠然とあんなものやこんなもの、ということも全然ありだと思いますし、微妙な違いであったり差を楽しむのもロードバイクの恐ろしい魔力魅力だと思います。

しかし今回のようにもっとこうあってほしい、もっとこのような機能であったり性能がほしい、と要求や目的がはっきりしたときに新アイテムを導入するというのは非常に有意義であると考えております。

ですので今回はもっと速く走れるようになるために、フォームを練習したい、その練習している過程でもっと深い前傾時のお尻(骨盤)の安定感がほしい。そのために前がもう少し広く、後ろ側のサポートがもう少し大きなサドルがほしい、という流れです。



個人的には数年ぶりにポジションを見直しも兼ねた乗り方改革です。
合う合わないは全くわかりません。
もちろんサドルは実際に使ってみないとわかりません。
某所のサドルは30日間返金キャンペーンをやっていたりいなかったり、、、日本はだめとかそんなお話しもあるようです。
また安い買い物ではありません。
しかしそれでも中途半端なものを買ってまた悩んで、書い直すことになるぐらいなら思い切って良いものを買ってみる!ということで今回はポチりとしたわけです。

どうなることかは、、、実際に使ってみないとわかりません。
それでも今の時期、とても暑くて全開インターバル!というのは難しいです。暑い日はパワーが落ちるというのは経験上わかりきったことです。
そんな時期をただ過ごすのではなく有意義に使って、乗り方改革、ポジションフォームをじっくりと見直してみようと考えております。

サドルが合うと良いなぁと思いつつ、、、長年付き添ってきたサドルを交換しようと思った話でした。



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