WINSPACEのニューモデル AGILEです。
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到着です。

こちらです。
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かなり塗装がきれいで、こころなしかT1550よりも上質な気が、、、
ともあれとてもきれいなカラーリングです。

白はただの白ではありません。
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細かいカラーリングです。

実測重量です。
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Mサイズ塗装、小物類等を含み実測990gです。
見ての通りDi2だけではなく、機会式も対応しているフレームです。

シートポスト
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190gです。
シートポストはエアロ形状では200gオーバーの製品が多いのですが、190gは結構軽い方です。
またシートポストは見ての通り、白に塗装がされています。
最近のフレームではシートポストは専用品が付属されていることが多くなりました。シートポストも合わせてのカラーリングに変わって来るかもしれません。

フロントフォークです。
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フロントフォークは少々重めの480gです。(未カット)
とは言ってもディスクブレーキ車のエアロ形状のフォークではだいたいこのぐらいの重量のものが多いです。

合わせるのは専用ハンドル、同社製品のZEROです。
フル内装が最高にきれいに収まるようにできています。
とは言ってもヘッドセットはACR規格対応というのも大きなメリットです。
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ZEROはリーチが若干短く75mm、ステム長は105mm、ハンドル幅は380mm(上)で今風な狭めです。
アングルは9°となっていますが、実際には若干オフセットしているようで、ハンドルの位置は角度以上に低めになります。

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実測重量で356gです。
ライナー管がありますので、実際には数gは軽くなります。

フレームを見てみます。
BBは最近流行りのT47のインターナル(インボード)です。
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BB規格はともかく内部がとてもきれいです。

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とにかく綺麗です。
コラムは真円形状、ヘッドは上下1.5サイズで、コンプレッションリングがC型でケーブルの通り道ができているタイプです。このコンプレッションリングとコラムの嵌合が絶妙なのです。
機会式で組んでも十分すぎるぐらい組みやすい構造です。
これが最高すぎるので、どこのメーカーもこの規格に統一してほしいぐらいです。
ヘッドパーツは専用品です。
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トップカバー+専用スペーサーですが、これがまたしっかりとしていてよいのです。
ここは多少重くなったとしても(全然重くはありませんが、)剛性がしっかりある製品を圧倒的に指示します。
(組んだ後もパキパキなったり、使用しているうちに歪んでくるのはちょっと問題があるかと。。。)

組んでいきます。
組む順番はできるだけ無駄がないように、二度手間にならないような順番で組んでいきます。
ですがこの組んでいく手順は使用している整備スタンドにもよって変わってきます。
ワタクシの場合、油圧を組む際は角度を変えたいので、シートポストで保持するタイプがメインです。ですのでまずはシートポストから組みます。

昨今のシートポストはシートチューブの造形上、カットが必要なものが多いです。
もしものときの事を考えてカットします。
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Di2のバッテリー、配線を終わらせてシートポストをつけます。
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シートポストの取り付けは少々コツが居ると思いました。
内部の臼がポロッちゃう設計なので、高さを変えるだけならば問題はありませんが、シートポストを完全に抜くと多分臼がフレームに吸い込まれていきます(笑)
これはT1550 等の形状の方が整備性に優れているように思えました。

と付属品の確認です。
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フレームに付いているのは通常のディレイラーハンガーでしたが、付属品ボックスにはダイレクトマウントタイプのリアディレイラーハンガーが付属していました。
最高です。
ダイレクトマウントに交換しました。

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最近では多くなったステルスタイプ(反対側に突き抜けない)、ドロップエンドです。
空力的に有利らしいですが、絶対にネジ山を壊さないように注意は必要です。

フレーム内部の配線をしたらヘッド周りを組んでいきます。
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ZEROのハンドルバーも簡単通ります。
内部が汚かったり狭いハンドルはケーブル・ホースを通しにくいのですが、最近のハンドルは本当に楽です。

今回は11速のDi2を使用、ということでヘッド周りもDi2ケーブルがあります。
またもともと組んであった方法では組むことができなかったので、Di2の組み方が変わります。Di2の組み方は自由度が高いので、フレームに合わせて最適になるように組んでいきます。

ヘッド周りが組めました。
ヘッドを締める際にはDi2ケーブルの挟み込み等にも細心の注意を払います。柔かいDi2のケーブルはいとも簡単に断線できますので要注意です。
セミワイヤレスの12速のメリットはこういった、ヘッド周りの配線トラブルが起きないこと、これも大きなメリットです。
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やはり昨今のヘッドパーツです。
上からの水分等の影響は強く受けそうですので、グリスはしっかりと入れます。

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動作確認をします。
このときにもDi2のケーブルの動きをしっかりと確認します。
WINSPACEのフレームは内部の導線が非常に通りやすく、よくできていると思います。
(逆にめちゃくちゃ大変なフレームだと3倍位時間がかかるフレームもありますので、)

BBはT47、TANGEのBBを使用します。
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30mmや様々な規格に対応している万能タイプのBBです。
ただし製品に関しての情報が少ないのと、基本的に完全にプロ仕様なので説明書等は一切ありません。
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スペーサーとかもドサッと入っていますが、見れば理解できるよね。ということです(笑)

BBが入れば後はパーツ類を取り付けていくだけです。
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あっという間に組み上がりました。
今回はブレーキはEQUALです。

機会式ディスクブレーキのEQUALでヘッド周りのフル内装ですが、日泉ケーブルで組めば引きの軽さは最高です。
EQUALの調整でよく質問をいただくのですが、基本はどんなものでも一緒でマニュアル通りに行うということです。わからないからと言ってもマニュアル通りにやらないのは絶対に駄目です。まずはマニュアルを一語一句読み飛ばさないように熟読し理解する、これしかありません。これが初めの一歩です。

フレームのタイヤクリアランスです。
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公式ではMサイズのみ28cまでという謎仕様でしたが、28cでこのぐらいの余裕があります。
これならば30もいけそうです。

BB部は非対称、チェーンステーは左右で太さが違います。
こういった細かい設計をみるのはとても楽しいところです。

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フォークはかなりワイドな設計です。
最近のトレンドです。
フォークはワイドに風抜けを良くしダウンチューブで空気流す、ということらしいです。

右側にホイールが並んでいます。
オーナー様より是非試乗を、という依頼を受けておりますので、しっかりと試乗をさせていただきました。
そのお話は次回に持ち越しです。

ということで今回はWINSPACEのニューモデル AGILEを組む!!そんなお話でした。
今週はWispaceウィークのようです。
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