新型のFORMULA PRO です。
IRCのFormula Proといえば、印象はとにかく固い!組付け、取り外し双方もう途方に暮れるレベルの組み合わせもあったぐらいです。

しかしです。
今回のFormula Proです。


なんでも今回の進化は組みやすいらしいのです。

早速見ていきます。
まずは重量から。
28cのカタログスペック 255gです。
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2本とも微妙にオーバーです。
気の持ちようといえば気の持ちようで、ほんの数gということですが、これならはカタログ値を260gとしておいてのこの数値のほうが嬉しい気がします。

とは少々辛口のことを書いたとしても、この重量は競合他社よりも20g前後は軽いです。
これははっきりとした強みです。
耐パンク対策で10mlシーラントを多く入れたとしても軽いということです。

今回はいつものごとくMAKUHALです。
MAKUHAL(ハクハル)の様子を見てみます。
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未脱脂状態ではかなり弾きます。
しっかりと脱脂をします。
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どうでしょうか。

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これは良いです。
きれいに膜が張れそうです。

下準備ができたら組付けです。
触った感じは旧作とそこまで大きな差があるようには感じません。
タイヤの質としては薄いながらも、結構しっかりとした腰があるように思えます。重量が軽いからといっても変にペラペラ感があるわけではありません。
取り付け、どうでしょうか。
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あっ!超簡単です。
特にビードを寄せてくることもなく、普通にはまりました。
もう何かの間違いなんじゃないかと思うぐらい簡単でした。
競合他社製品と比較してもそん色ないぐらいです。

MAKUHALです。
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MAKUHALのポイントですが、シリンジが古くなるとダメです。
ブッシャー事故を防ぐためにも定期的にシリングを変えた方がよいです。
(先日マクハルを浴び、ズボンを一本ダメにしたワタクシの経験上の話です(笑))

ビード上げもパパパンときれいに上がります。
お店ではコンプレッサーを使用しますが、フロアポンプでも問題なく上がりそうなぐらいサクッとあります。

もう一本。
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やはり簡単です。

従来まででは硬くタイヤが滑りずらいので石鹸水を使用したり、ビードを寄せていったりをしていました。一切なくても入ります。これは確実な進化だと思いました。

MAKUHALもきれいにいき、漏れもありません。
空気の保持力も高く感じます。
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かっこいいです。
実走が楽しみです。

ということで新タイヤ IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT組付けでしたが、旧作にくらべてかなり楽な組付けになっていた。またMAKUHALも施工しやすいタイヤ、そんなお話でした。


と、交換した後気が付きました。


そういえばパンクしていたのです。
しかしMAKUHALって再施工がめんどくさくて、10mlぐらい追いシーラントをしてエア漏れが止まっていたのでそのままでした。

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ひねりが入っています。
磁石がくっつくので金属でした。

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犯人です。

抜いた後は結構しっかりと穴が開いています。
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これでも普通にシーラントをちょっと足すだけで普通に運用できてしまう、TLRって最高です。

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